2019-4-6

崎山つばささんのセカンド写真集「THE RAW」発売記念イベントが4月6日、東京・講談社イベントスペースにて行われ、約1200人のファンが集まりました。

ミュージカル『刀剣乱舞』で刀剣男士の一人として昨年のNHK紅白歌合戦に出場し、2019年に入ると初主演映画「クロガラス」の公開や、今月は初主演舞台「幕末太陽傳外伝」が上演されるなど、大活躍中の崎山さん。イベント参加券はわずか1分で完売になるほどの人気を誇っています。

「人生で2度目の写真集を出せるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。”崎山つばさといえば”という一冊になりました」とリリースした心境を語った崎山さん。

ロケ地は、今回初めて行ったという奄美大島で撮影。
「撮影前は、和風なものや神社巡りが好きで、八百万(やおよろず)の神々というテーマで自然や海や空などを全面に出せたらいいなと思っていたので、秘境っぽいところで撮影できましたし、ロケーションにピッタリでした。川に手を入れて掬った時に湯気が出て、神聖な場所だからこそこういう現象が起きたかなという不思議な感覚に陥りました」と撮影エピソードを披露。
さらに、趣味の神社巡りが高じて、予定には入っていなかった場所にも行ったそうで「加計呂麻島という島にある唯一の神社に、成功祈願も兼ねて行きました」とコメント。

昨年12月で撮影されたものの、気温が20度近くと過ごしやすい陽気だったこともあり、撮影はスムーズに進行。「休日で遊びに来た感覚で撮れたので、リフレッシュも出来ましたし、パワーチャージできました。苦労したことといったら『とびんにゃ』という地元の貝料理を食べたんですけど、ビジュアルがインパクトあって、食べる瞬間は勇気入ったくらい(笑)。でも美味しかったですよ」と笑顔で回答。

役を演じる姿とは違った、素の表情が楽しめます

一番のお気に入りショットを選んだのは、カメラ目線ではない素の表情が出ていたという温泉でのショット。「タイトルの『THE RAW』というのが、生感や未加工というイメージがありますけど、それに近いものを撮っていたんですが、あの瞬間もまさか撮影しているとは思っていないもので、テーマに沿った一枚が温泉での謎のショットでした。あの瞬間、何を考えていたか覚えていませんね」と選んだ理由を語ってくれました。

崎山さんが選んだお気に入りショット

また、5月に元号が「平成」から「令和」になることに関連して、面白い経験をしたそうで、「先日洋服を買った時に、領収書をいただいたんですが、その領収書に『令和』って書いてあったんです。もらった後に気づいて、『これ使えないよな……』と思いながら記念としてもらいました(笑)。きっと店員さんは書きたかったんでしょうね」と、最新エピソードを披露。

今年11月で30歳を迎える崎山さん。「自分が思い描いていた30歳というのもあったんですが、まだまだいけていないなという部分もあります。10代の時なんかは30歳までには結婚していると思っていました。一応30歳を迎えるので、大人の振る舞いが出来たらいいなと思っています」と語ります。そこで「こういう大人っぽい振る舞いをしてみたい、というのはありますか？」という質問をしたところ、「お店に行って、後輩が来て、気づいたら会計が終わっているというシチュエーションに憧れます」と理想の30代像を示します。が、「後輩が多い刀剣男士と飲むときは、割り勘ですか？」という質問に、苦笑いしながら「割り勘の時もありますが、基本的にはちょっと多めには出しています」と告白。さらに記者から追い打ちのかけるように「この会見を見た後輩たちは、期待していいということでよろしいでしょうか」と質問が飛ぶと、「期待していいですよ！」と男気をみせるも、やや小声で「もうちょっと仕事増やしてもらおうかな」とポツリ。

また、3冊目の写真集がリリースできるとしたらどこで撮影したいかという質問には、「これまでの2冊が国内だったので、国外に行けたらいいですね」と答えますが、どんなことをしたいかの質問には間髪入れず「神社巡りをしたいですね！」とここでも“神社巡り”のワードが飛び出し、会場は爆笑に包まれました。