荒牧慶彦「就活時期、このまま会社に勤めるのかなと思ってました」映画『シュウカツ3』DVD発売記念イベントで溝口琢矢、富田健太郎が就活生に熱血アドバイス!?

  • 2019-3-31

現代の大きな社会問題とも言える就職活動を旬な俳優たちでオムニバス映像化したインテリジェント・サスペンスの第3弾、映画『シュウカツ3』DVD発売記念イベントが、東京・浜離宮朝日ホールにて行われました。スマートボーイズでは、イベント第1部の様子をレポート!

映画『シュウカツ3』DVDは、4月1日より予約スタート!

映画『シュウカツ3』DVDは、4月1日より予約スタート!

本作は、「シュウカツ1」「シュウカツ2」に続き、ブラック企業に振り回される若者たちの内定を巡る先の見えない心理戦を描いた“就職活動ムービー”。全ての謎をクリアし、内定を獲得するのは一体、誰なのか……。
主演は、前作から引き続きの出演となる渡部秀さんと溝口琢矢さんに加え、新たに荒牧慶彦さん、富田健太郎さん、正木郁さんが加わり、3作のオムニバス・エピソードにてそれぞれ主演を飾ります。

イベントには、スーツ姿の荒牧慶彦さん、溝口琢矢さん、富田健太郎さんと、千葉誠治監督の4名が登場。まず演じた役柄について語った富田さんは「僕は『遊☆戯☆王』で言うところの、琢矢の役が主人公の武藤遊戯だとしたら、城之内(克也)くん。最初は遊戯をいじめるのね。でも、じつは友情に熱いっていう……『遊☆戯☆王』はおもしろいですよ、みなさん」と、なぜか『遊☆戯☆王』の宣伝に。溝口さんから「完成披露試写会のときはお腹を壊してたけど、今日は大丈夫なの?」と聞かれ、「大丈夫です!」と力強く答える富田さんに、会場は笑いに包まれます。さらに荒牧さんが「トミー(富田さん)、さっきもすごかったね。監督の登場中に、“あ、あ”ってマイクチェックするっていう(笑)」と、イベント冒頭の富田さんのマイぺーズぶりを振り返り、ツッコミんでいました。

荒牧慶彦さん

荒牧慶彦さん

溝口琢矢さん

溝口琢矢さん

撮影時の様子を振り返る荒牧さんは、「セリフ量がとてつもなく多くて大変でした。説明ゼリフの掛け合いという感じで、記憶が繋がらないから大変。会話なら覚えやすいんですけど。学校の勉強をしている感じで、文章を覚えなきゃけなくて」と、セリフ覚えの苦労を明かしました。このコメントに、溝口さんは「よくセリフ覚えるの大変じゃないですか?って聞かれますけど、相手がいるお芝居になると、相手が言ったことに対する言葉なので、覚えるのはそんなに大変ではないんです。でも、1人で喋らなきゃいけない場面で、しかも、所々で相手の相づちも挟むと、セリフが飛んでいくんですよね。だから、大変だったと思います。という真面目な話です(笑)」と共感。

富田健太郎さん

富田健太郎さん

千葉誠治監督

千葉誠治監督

この春、就職活動や転職活動を始める方々もいるということで、3人が俳優という就職先を選んだ理由ときっかけを語ることに。
大学時代に俳優を目指したという荒牧さんは「俳優活動をしていた高校の友達の姿を見ていて、楽しそうだなというくすぶった思いがあって。就職活動の時期に、このまま普通に会社に勤めるのかなと思ってたところに、俳優にチャレンジしてみたいというモヤモヤした気持ちが残っていたので、この世界に飛び込んでみました。でも、親が厳しかったので、なんのために大学に行かせたんだって、ちょっとバトルになって。ただ、初めて親に歯向かったことだったので、せめて大学を卒業してからやってみろと言われて、卒業してから始めました」と、セキララトーク。
「そんな素敵なエピソードの後に……」とやりずらそうな溝口さん。「僕が芸能界に足を踏み入れたのは小学4年生のだったんです。最初の2年間はモデルをやっていました。子供服のカタログとか。なので習い事感覚に近かったんですよ。もちろん仕事として真面目にやっていましたけど、これを職業にって思っていたかと言われると、そんなに考えていなくて。高校3年生で初舞台を経験し、そこからいくつかの舞台に立たせていただく中で、お芝居って楽しいなと感じて、そこからですね。高校の進路選択のときは、家では大学に行けという話も出ていたんですけど、色々考えた上で役者の道を選びました。親には高校だけは卒業しとけと言われたので、高校在学中に、高校卒業認定試験っていう、いわゆる大検を受けて、高3の夏くらいには高校卒業の資格を取ってたんです。念のため(笑)」と、堅実な一面をのぞかせます。
高校1年生の時にスカウトされ事務所に入った富田さんは、入所したての恥ずかしいエピソードを披露!「体育祭とかで着るデザインTシャツのカタログの撮影をしたんです。で、そしたら! 学校の体育祭のときに、俺がポーズ取ってるカタログが校内にあって(笑)。クラスの奴と俺らのクラス、どんなクラスTシャツにする?って、カタログを開いたときに、 やっべ、俺いるってなって。結果、イジられました(笑)」

荒牧さんの話に、富田さんがおかしなタイミングで相づちを打ち、ツッコまれる場面も

荒牧さんの話に、富田さんがおかしなタイミングで相づちを打ち、ツッコまれる場面も

さらに、就活生へのアドバイスを求められると、荒牧さんは「僕は俳優という夢を追いかけたことが結果的に良かったと思っているので、挑戦するのはアリなんじゃないかなと思います。この会社どうしようって悩んでいる方だったら、思い切って受けてみるのもいいんじゃないなと」と、前向きになれる言葉を贈ります。
続けて溝口さんは、コミュニケーションの大切さという視点からアドバイス。「僕らは舞台をやるたびにカンパニーが変わって、初めましての人が多い現場の繰り返し。そこで、一緒に恋や友情を表現していくので、コミュニケーションの重要性をひしひしと感じます。面接とかで相手のことを知れないと、何も生まれないので、自分はこういう人間ですってアピールすることだと思います」
一方、「絶対自分の好きなことをやったほうがいい」と語気を強める富田さんは、「自分が何を大切にするか。お金を稼ぎたいのか、家庭を築きたいのか、夢を追いかけたいのか。それによって妥協ポイントが違うと思います。僕は夢を追いかけたいから、やりたいことを全力でやってます。あと、色んな人が色んな情報を発信できる情報社会の中で、自分を見失わないことも大切。周りに流されない自分になるというか、確固たる自分がないと、結局は相手に自分のことをわかってもらえない気がして。難しいことだと思いますが、自分のことをちゃんとわかる自分って、大切だなって思います」と熱弁し、客席から大きな拍手が送られます。すると、「お腹の調子がいいんだね!」と溝口さん。監督も「完成披露のときよりだいぶいいよね。別人のよう(笑)」と、ここでも完成披露イベント時のお腹ゆるゆる事件を蒸し返えされてしまう富田さんなのでした。

夢や目標に向かって頑張る就活生へ3人が温かいエールを送ります!

夢や目標に向かって頑張る就活生へ3人が温かいエールを送ります!

映画『シュウカツ3』DVDは、4月1日より特別サイトにて予約スタート。5月より発売・発送開始いたします。詳細はInformationより公式サイトをご確認ください。

☆Information

映画『シュウカツ3』
DVD予約:4月1日(月)より特別サイトにて予約開始。5月より発売・発送開始
主演:渡部秀、荒牧慶彦、溝口琢矢、富田健太郎、正木郁
監督・脚本:千葉誠治
製作・制作プロダクション・配給:ノースシーケーワイ
ⓒ2018「SHUKATSU 3」面接委員会
≪公式サイト≫
http://www.shukatsu-movie.com/

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