玉城裕規×中村龍介、お互いに演じさせてみたい役は?無料ネットドラマ『即興演技サイオーガウマ』収録現場インタビュー!!後編

  • 2019-3-29

株式会社サイバードが提供する、コダワリ女子のための異次元空間マガジン「numan(ヌーマン)」にていよいよ配信スタート! 俳優の玉城裕規さん、中村龍介さんがW主演を務めるネットドラマ『即興演技サイオーガウマ』が、「numan」メンバー向けに全4回にわたり配信中です(メンバー登録・視聴は無料)。

★XAIOH_E1_SN

スマートボーイズでは、この撮影現場を直撃取材! お互いの設定を知らずに、アドリブで挑んだドラマ収録の直後、衣装姿のままの玉城さん&中村さんに撮影の感想を聞かせてもらいました。2日連続更新のインタビュー特集、本日は後編をお届けいたします!

(左から)中村龍介さん、玉城裕規さん

(左から)中村龍介さん、玉城裕規さん

■『即興演技サイオーガウマ』撮影現場インタビュー 後編

――全4回からなる今作は、第1回ではそれぞれが演じる設定を受け取った様子、第2回ではお互いの設定を知らないままに演じた1本目の芝居、そして第3回にて山口ヒロキ監督とともに1本目の芝居を振り返ったあとに、第4回ではお互いの設定を知った上でもう一度撮影した2本目の芝居が配信されるという、2バージョンの即興演技が楽しめる構成になっています。この2バージョンのうち、お二人自身はどちらの方が自分好みの作品になりましたか?

玉城裕規(以下、玉城) あ~、それは難しい! どっちなんだろう?

中村龍介(以下、中村) もう全く、モノが違うんですよ。例えば「スイカとバスケットボール、どっちがおいしい?」って聞かれているようなもので(笑)。どちらも丸いし、大きさも重さも似ているけど、味を聞かれるとだいぶ違うぞ、という。

――目を閉じて持ったら同じかもしれないけど、それは全く違いますね(笑)。

中村 だから順位はつけられないんですけど、どちらの方が楽しめたかって言われると、僕は2本目に撮った方かな。単純に、相手のことを探り探りでいる時間が減った分、相手との会話を楽しめたと思います。

玉城 そうだね、それに1本目に撮影したものは僕たちも振り返りトークをしながら見ているんですけど、2本目に収録したものはまだ見ていないので。自分たちがやったものが、映像になるとどう見えているのかっていう点では、2本目がすごく気になりますね。

『即興演技サイオーガウマ』より

『即興演技サイオーガウマ』より

――お互いのキャラクター設定を知った上での、2本目を演じる際に意識したことはありましたか?

玉城 演じている側からすると、2本目では2人とも「1本目とは絶対に違うものにするぞ」って思っていたのが、がっちりと合致した感じがあるかなと。お互い何も言わずにいたんですけど、「もはや設定とかどうでもよくね?」っていう。「最低限の設定さえあれば、もう後は好きにやってよくね?」っていう開き直り感がありました(笑)。

中村 確かに。僕の役には職業の設定とかもあったんですが、2本目に関しては、最後の1分くらいでちょろっと口にしたかな、っていうくらい(笑)。逆に設定に囚われていないのが2本目ですね。

――今作は1本目、2本目ともに15分間ノーカットで挑むという撮影でしたが、収録中にハプニングはありませんでしたか?

中村 例えばすぐに言葉が出てこなかったり、「えっ?」「あっ!」って言ってしまうところはありましたが、普通の芝居でも、脚本上では書かれていなくても、そういう会話中の間、みたいなものはありますよね。そういうところも含めてひとつの芝居になっていたと思うので、ハプニングっていうハプニングはなかったかな。

――では、もしも自分が考えた設定を相手に渡せるとしたら……どんな役を演じてほしいですか?

玉城 今回、すでに人間じゃない役がきちゃっているので……何でもありってことですよね。じゃあ龍ちゃんは……“武士”!(笑)

『即興演技サイオーガウマ』より

『即興演技サイオーガウマ』より

――撮影シチュエーションも、江戸時代のような時代劇のセットということですか?

玉城 いや、今回と同じスタジオで大丈夫です(笑)。

中村 新宿の高級マンションの一室で、リアル武士(笑)。

玉城 そう、本気の武士。幕末から飛ばされてきちゃった、みたいな。それぐらい、ぶっ飛んでる役が見てみたいです。

中村 その役を突然与えられても、語尾も「~ござる」とかにはできないだろうなぁ。「~じゃん!」とか言っちゃいそう。

――では、中村さんから玉城さんに与える設定はどうしますか?

中村 僕が思うに、玉ちゃんに与えたときに一番怖い設定は“普通の人”なんですよ。本当に普通の、特徴のない人の役こそ、玉ちゃんは多分めちゃくちゃ自由に演じるので……あっ、根暗なキャラがいいな(笑)。

玉城 アハハ! なんで根暗!?

中村 俺、玉ちゃんの目の芝居とか、ちょっとした表情の動きが好きなんですよ。そういうのを存分に出せるように、あまりコミュニケーション力がなく、こっちが言ったことに目線でのリアクションしかしてくれないような役を見てみたいですね。喋り始めると、ぶっ飛んじゃうのは十分に知っているので(笑)。あえて喋らせずに、映像作品ならではの細かい目の動きを見せて欲しいです。

玉城 しゃべらない根暗と、武士の掛け合いか~(笑)。

――舞台は新宿の高級マンション、幕末からタイムスリップしてきたリアル武士と、喋らない根暗な青年が繰り広げる物語。これで1作品、作れそうですか?

中村 それ、収録に1時間30分もらっていいですか? 本編15分だと、まだどっちも喋っていない可能性が……(笑)。

『即興演技サイオーガウマ』より

『即興演技サイオーガウマ』より

――武士がいるなら、アクションシーンや殺陣を盛り込むこともできそうですよね。

玉城 やばいね、それは観たい。今度やらせてください!

中村 俺たち、この企画のレギュラーにしてほしいんですよ。もう自分の番組だと思っているので(笑)。

玉城 またすぐに出たいよね。役者にとっては本当に楽しい企画でした。

――それでは最後に、これからご覧になる方へのメッセージをお願いします!

中村 Episode1~4とそれぞれ異なる内容になっていますが、どの回を見てもすごく楽しいと思います。その中でもぜひ、芝居をしているEpisode2とEpisode4での、設定を全く知らない状態と、お互いの設定だけが入った状態でもう一度やった芝居という違いで、同じ役者が同じシチュエーションの中、どうやって異なる物語を紡ぐのかという楽しさも味わってほしいです。僕たち自身も「お芝居ってこんなに楽しいんだ」って改めて感じることができた試みだったので、ぜひ単体で見ても面白いと思いますが、シリーズを通してご覧下さい!

玉城 この企画ならでは、そして龍ちゃんと一緒にやるからこその空気感など、全ての要素が組み合わさって、今この瞬間にしか出せないものが出来上がりました。基本的に、「ちゃんとまとめよう」とか、「上手に物語を完成させよう」とは思っていなくて……その場にいる全員がものづくりの楽しさを感じて、僕たちもただただ「演じることはこんなに楽しいんです」っていう気持ちで取り組んでいたので、その気持ちが作品にも作用していればと思います。ドキュメンタリー部分を含めた全4回を通して、台本がある時とは違う取り組み方での作品づくりを垣間見ることができますので、ぜひ最後までお楽しみ下さい!

『即興演技サイオーガウマ』より

『即興演技サイオーガウマ』より

……以上、インタビュー後編をお届けしました!
『即興演技サイオーガウマ』は、ドラマ開始までの裏側を描いたEpisode1と、実際の本編即興ドラマをノーカットで収録したEpisode2が3月20日(水) 20:00より、ドラマを振り返るアフタートークを収録したEpisode3 と、お互いの設定を知った状態での即興ドラマリトライverを収録した Episode4が3月27日(水)20:00より公開中!
配信はnumanメンバー限定で行なわれます(登録・視聴ともに無料)。

【作品概要】
『即興演技サイオーガウマ』とは、用意されたキャラ設定に従い、事前に役作りをした2名のキャストがお互いの設定を知らない状態で、ガチンコで演じる15分間×全4回の即興ドラマ。
監督を務めるのは、映画『メサイア』シリーズの山口ヒロキさん。そして第1弾キャストには、同じく『メサイア 外伝 -極夜 Polar night-』でW主演を務めた玉城裕規さんと中村龍介さんという、山口監督ならではの豪華キャスティングが実現しました。

●構成(全4回/各15分)
①1週間前に監督からキャラ設定を渡される
②即興ドラマを撮影
③監督、ゲストも交えての即興ドラマ映像を見ながらのアフタートーク
④役作りをし直し、もう一度同じ設定で即興ドラマを撮影

即興で演じることの面白さに加えて、アフタートークを挟み再度演じ直すことにより普段のドラマや舞台では見ることのできない、役者の役作りや演技の裏側まで覗くことができるコンテンツです。

『即興演技サイオーガウマ』の視聴方法ほか、詳細は下記のInformationから公式サイト、Twitterをご確認ください。

☆Information

■『即興演技サイオーガウマ』(15分×全4回)
全4回のうち、
・Episode1 & Episode2が3月20日(水)20:00~
・Episode3 & Episode4が3月27日(水)20:00~
numanメンバー限定にて配信スタート!(登録・視聴ともに無料)
※メンバー登録はこちらから
https://numan.tokyo/users/sign_up

監督・編集・総合プロデュース:山口ヒロキ
出演:玉城裕規、中村龍介
撮影:倉本光佑
衣装:伊藤摩美
音楽:倉堀正彦
プロダクションマネージャー:谷川詩織
企画制作:numan(株式会社サイバード)/アイリンク株式会社

≪番組詳細ページ≫
https://numan.tokyo/drama-stage/uFKzg
≪番組公式Twitter≫
@XAIOHGAUMA
https://twitter.com/XAIOHGAUMA

関連記事

前の記事
次の記事

@sumabojp

ページ上部へ戻る