2019-3-9

第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの審査員特別賞に輝き、MANKAI STAGE『A3！』では春組・佐久間咲也役、ミュージカル『刀剣乱舞』では物吉貞宗役など話題作に出演し、人気・知名度ともに急上昇中の俳優・横田龍儀さんのファースト写真集『龍儀』の発売記念イベントが、3月9日、東京・STORY STORY(有隣堂新宿店）にて開催されました。

イベント終了直後に行われた会見で、横田さんが本作のコンセプトや撮影中のエピソードを語ってくれました。

横田龍儀さんのファースト写真集『龍儀』は好評発売中！

初写真集をリリースした横田さん、今回のイベントを振り返って「買ってくれる人がいるのか、不安でした。でも、たくさんの方に買っていただいて、1人で何十冊と買ってくださった方もいて。そういう方々が支えてくださっているから、写真集を出せるんだなって、すごく嬉しくなりました」と、安堵と喜びの表情を浮かべます。

今回の写真集については、「ファンの方が今まで見たことない自分を見せられたら」という思いで取り組んだそう。「僕はどちらかと言うと、かわいい系だと思われてるのかなと。それも有難いんですが、男に生まれたからには、やっぱりカッコいいって言われたい！というのがありまして(笑)。なので、カッコいい感じの写真も撮っていただきました」と、コメント。

お気に入りショットを探す横田さん

普段は黒っぽい服装が多いという横田さんですが、本作では「柄物を着たり、メガネやサングラスをつけたり。とても新鮮でした」とのこと。
そんな中でのお気に入りカットは、ボクシング中の姿！

「ボクシングを11年やっていまして、なかなか披露する場がなかったんですけど、今回、写真集を出すということで、ボクシングをする姿を撮れることに。実際にジムで撮影したんですけど、カメラを忘れてサンドバッグを夢中で叩いている自分がいて(笑)。それをそのまま写真に撮られています」と語る横田さん。記者から、お気に入りカットの好きなポイントを尋ねられると、「ナルシストみたいな発言になっちゃうんですけど、汗だくの写真……なんかカッコいいなぁと思っちゃっいました。汗を流して全力で取り組んでいるところって、カッコよく見えるかなって」と、照れ笑い。

お気に入りのボクシング姿をチラ見せ♪

撮影中に苦労したことと言えば、「ワンちゃんとのカットです。ワンちゃんがすごく足が速くて、撮ろうとするとバーッと走って行っちゃうんです(笑)。リールを持っていると引っ張られてしまって。なかなか難しかったですが、ワンちゃんの表情もよくていいカットになっています」とのことで、かわいいワンちゃんと戯れている横田さんの表情も必見です！

現在、ミュージカル『刀剣乱舞』～三百年の子守唄～の公演期間ということもあり、「太田基裕さんや崎山つばささんに、“お前がこんな姿してるの、変な気持ちになる！”と。上半身裸の写真もあって、それには“あ～、脱いじゃって！”って、からかわれたりしました(笑)」と、共演中の俳優仲間に写真集を見てもらったときのエピソードも教えてくれました。

イベント衣装は、爽やかなライムグリーンのセットアップ

さらに、『龍儀』というタイトルに触れ、「案としては色々あったんですけど、“龍儀”という父親が付けてくれた名前をすごく気に入ってまして。それをそのままタイトルにできたら、カッコいいなと。変に飾らないで、そのままいきたかったんです」と語り、続けて「父はまだ見てないです。頑張ってるんだなとか、言ってもらえたら嬉しいですね」と、思いを馳せました。

また、地元・福島の友人たちの反応について問われると、「まだ何も話してなかったんですけど、みんな写真集のことを知ってて。僕、村の出身なんですけど、村の友達が買ってましたね。買ったことを連絡してくれたらいいのに、連絡もしないで。今日のイベントに親友のお兄ちゃんと妹さんが来ていました。親友は仕事で来られなかったみたいなんですけど、2人は僕に内緒で来て。照れくさい気持ちもありますけど、嬉しいですね(笑)」と、笑顔に。

故郷・福島県は、東日本大震災の被災地。「当時、テレビで芸能人の方々が避難生活をしている人たちを勇気づけているのを見て、自分もそうなりたいと思っていました。今でもそうならなきゃいけないと思っています」と、熱を込めました。
「テレビの企画で、歩いて日本縦断をしたことがあって。そのとき出会った人たちに言われた“あなたに有名になってもらいたい”という言葉がずっと胸に残っています。なので、絶対に有名にならなきゃいけない、みんなを元気にできるようになりたいと思っています」横田さんの地元を始めとする被災地への強い想いが感じられます。