2019-2-25

2008年にミュージカル『テニスの王子様』でデビューし、その後、映画「君へのメロディー」で主演を務め、舞台「GANTZ:L」、「男水」など注目作品に多数出演している俳優・佐藤永典さん。デビュー10周年となる2019年、自身の29歳の誕生日である2月14日にカレンダーを発売しました！

佐藤永典さんカレンダーは現在好評発売中！

アニバーサリーイヤーを飾るカレンダーは、黒のタキシードに身を包みキリッとした目力を見せるものや、はんなり着物姿からストリートカジュアルまで、佐藤さんの様々な表情が詰まった1冊となっています。

スマートボーイズでは、2月14日に行われたカレンダーの発売記念イベント前の佐藤さんを直撃。久々に発売するカレンダーの見どころや、これまでの10年間の振り返りトークを、たっぷり前後編の2回に渡りしていただきました。

■Part①もう「さとちゃん」と呼ばれなくなった!?

――10周年＆29歳のお誕生日、おめでとうございます！バレンタインデーということもあって、日本中が佐藤永典さんをお祝いしていますよ！

佐藤　ありがとうございます！

佐藤さんは2019年2月14日で29歳に

――10周年と聞いて、ご自身ではどう感じますか？

佐藤　もうこんなに経ってしまったのか！という感じですね。でも、最初はちょっとイヤだなって思っていました。

――イヤだな？

佐藤　周りの方たちも節目でこういうインタビューを受けたり、ブログを書いたりするじゃないですか。「30歳になりました」とか、ステキなことや感謝の言葉を書いたり。僕も同じ気持ちなんですけど、「10年、俳優をやってきているんだね」とキャリアにも注目されるので、より一層頑張らなきゃいけないなって考えることもあって。歳をとることも含めて、怖いなと思いながら(笑)。「意外と歳いってるね」と言われることが増えてきたので。でも、他のことで10年も続けていることはないので、お芝居を10年やってこれたことは嬉しいです！そのおかげでこうやってカレンダーを出せたり、イベントができたりしますからね。

「10周年のことはあまり考えないようにしていました」

――この10年間はあっという間でしたか？

佐藤　ここ何年かはあっという間だったかな。「30歳に向けて時間が経つのは早い」って、みんなが言うわけがわかりました。

――10周年ということは、あまり意識していなかったんですか？

佐藤　気にしないようにしていました。でも、何をもって10周年とするのかを考えることはありました。テニス(ミュージカル『テニスの王子様The Treasure Match 四天宝寺 feat. 氷帝』2008年上演。以下、「テニミュ」)でデビューしてからの10年ってことかなとは思うんですけど。

――テニミュに出演していた時期は、現在とは違って1日1日長く感じていたんでしょうか？

佐藤　ダンスの経験もなく、急にテニミュに出ることになって。何も考える余裕がなくて、右も左もわからず、言われるがまま芝居していたので、1日の感覚もよくわかってなかったですね。そんな中、ファンの方々がついてくださるようになり……。でも、自分でできてないことを自覚していたから、とにかく練習するしかないという日々でした。それに比べると、今は色んなことを考えるようになったなと思います。