赤楚衛二、ラスボス“エボルト”との共闘に「意外と化学反応って面白い」 Vシネクスト「仮面ライダークローズ」完成披露上映会が開催。進藤学も出演「変身の二文字は尊い」

  • 2019-1-15

Vシネクスト「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」完成披露上映会が1月15日、東京・新宿バルト9にて行われ、主演で万丈龍我 役のの赤楚衛二さんをはじめ、共演の石動美空 役の高田夏帆さん、滝川紗羽 役の滝裕可里さん、ゲスト出演の永尾まりやさん、進藤学さん、山口恭平監督が登壇しました。

(左より)滝裕可里さん、高田夏帆さん、赤楚衛二さん、永尾まりやさん、進藤学さん、山口恭平監督

(左より)滝裕可里さん、高田夏帆さん、赤楚衛二さん、永尾まりやさん、進藤学さん、山口恭平監督

今作は、昨年8月にTVシリーズが幕を閉じた「仮面ライダービルド」のその後、桐生戦兎が生み出した新世界での話で、“筋肉バカ”改め“プロテインの貴公子”こと万丈龍我の奮闘が描かれるストーリー。TVシリーズでラスボスとしてライダーたちを苦しめた“エボルト”が、龍我と相棒として組むという設定が話題を呼んでいます。

台本を読んだ時を心境を聞かれた赤楚さんは「ページをめくると、僕と(スーツアクターの)永徳さんの名前が1ページ目にあって、まずそこが嬉しいなと思いつつ、読んでいくうちに衝撃の事実があったりして、これは頑張っていかなきゃいけないなと思いました」とコメント。さらにエボルトとの共闘も衝撃的だと語り、「一年間ずっと戦ってきた相手と今さら仲良くなれるかと思いきや、意外と化学反応って面白いんだなと思いました」と意外な展開に驚いた様子でした。

万丈龍我/仮面ライダークローズ役の赤楚衛二さん

万丈龍我/仮面ライダークローズ役の赤楚衛二さん

ファンの大声援に会心のガッツポーズ!!

ファンの大声援に会心のガッツポーズ!!

また、劇中の小道具で使われていた「黒髪で半裸の万丈龍我ポスター」に関して、赤楚さんが「このポスターを見た2人(高田さん&永尾さん)に『無理なんだけど』って言われて……」と告白。2人は「そんなこと言ったっけ?」ととぼけますが、滝さんから「まりあちゃんは言っていたよ。『生理的に無理!』って」と告げられ、赤楚さんも思い出したかのように「夏帆ちゃんも『わき毛がはみ出ている!』って言っていたね」と話すも、「みなさん詳しく見てください! ホントに無理だから!!」と高田さんから追い打ちをかけられ、赤楚さんは万丈役らしからぬ感じでショックを受けていました。

仮面ライダーに関わるのはこれが最後、本当の集大成だと語った高田さんは「仮面ライダーのオーディションを受ける前に、ある大きなCMが決まっていたんですが、その会社がやらかしてしまったみたいで、突然CMがなくなったんです……。だから、仮面ライダービルドに出演することが出来て、運命だなって思ったんです! 本当に良かった!! 感謝でいっぱいになりながら、演じさせていただきました」と滝さんに抱きつきながら笑顔で感謝の言葉を口にしました。

石動美空役の高田夏帆さん

石動美空役の高田夏帆さん

新世界になって記憶が失ってしまうという設定に滝さんも注目していたようで、「その後というのが、私たちも気になっていたので、記憶が取り戻すという台本を読んだ時に、ファミリー感みたいなのが、久しぶりに味わえて嬉しかったです」と語りつつ、「ただ、(水上剣星さん演じる)氷室幻徳さんのスーツ姿を間近で見ると、笑いが堪えなくなって……。愉快なおじさんです!」と撮影の苦労話(?)を披露。これには赤楚さんも「不動産屋のおじさんみたいな衣装でしょ」と突っ込んでいました。

滝川紗羽役の滝裕可里さん

滝川紗羽役の滝裕可里さん

仮面ライダーシリーズ初出演となる永尾さんは、「仮面ライダーを憎く思う役だったので、初めのうちは赤楚くんと仲良くしないでおこうかと思ったんですが、その前に私が人見知りだったことに気づいて、全然お互い話しませんでした(笑)」と役作り(?)について吐露。また、赤楚さんが永尾さんにビンタをするシーンでは「僕、ショックを受けました。心痛いですよね。女性を弾き飛ばすって。僕なら考えられません」と振り返った赤楚さんに、永尾さんも「男の子に殴られたこととかないから、本当にショックでした」と呟くと、即座に赤楚さんが「ごめんね~」と、こちらも万丈役らしからぬ様子で慰めていました。

馬渕由衣役の長尾まりやさん

馬渕由衣役の永尾まりやさん

東映ヒーロー作品としては、「海賊戦隊ゴーカイジャー」のバリゾーグ役以来の出演となる進藤さん。「最初は変身するキャラクターではないだろうと、一生変身せずに人生を終えると思っていたので、変身することが出来た感動はひとしおでした。変身という二文字は尊いものだと思っています」と素直に喜んでいいました。また役作りについて、俳優業だけでなく、ダンスエクササイズ“オチョ”のインストラクターとしてでも活躍していることもあってか、「お偉いさんから『オチョで』と言われて……。オチョはプランを作るものではなく湧き上がるものなので、ほぼノープランで撮影に臨みました」と語った進藤さんに、山口監督は「ノープランだったんですね!? 湧き上がるもので、あれだけで出来たんだから凄いなと思います」と驚いた様子でした。

柿崎悟志/仮面ライダーキルバス役の進藤学さん

柿崎悟志/仮面ライダーキルバス役の進藤学さん

また、撮影現場では「オチョダンス」のレッスンが行われていたそうで、赤楚さんは「ダンスから教えていただいて、そこでチーム一丸になれましたね」とオチョ効果を実感。「逆に僕はチームが離れていくんじゃないかなと思っていました(笑)」と恐縮する進藤さんへ、滝さんが「剣星さんは“おっ、楽しい”って小さい声で言っていました」と報告すると会場は大爆笑。なお、撮影現場で行われていた「オチョレッスン」はBlu-ray&DVDのメイキングとして収録されているそうです。

超満員のファンに向けて「オチョ」をレクチャーする進藤さん

超満員のファンに向けて「オチョ」をレクチャーする進藤さん

その後、フォトセッションが行われ、舞台挨拶が終了するところで、突然赤楚さんから「ネタとして今まで“ヒロイン万丈龍我”と言っていたんですが、『仮面ライダービルド完全読本』を読んでいたら、高田夏帆ちゃんが『ヒロイン万丈龍我って書いてあって、すごい落ち込んだ』というのを見て、今この場で申し訳ないから謝りたいなと思います。すいませんでした!!」と公開謝罪。突然の謝罪にビックリしていた高田さんでしたが、笑顔で「許す!」と謝罪を受け入れ、一件落着となったところで、イベントは終了しました。

「ヒロイン=万丈龍我」発言に対して高田さんに謝罪する赤楚さん

「ヒロイン=万丈龍我」発言に対して高田さんに謝罪する赤楚さん

Vシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』は、1月25日より期間限定上映、4月24日にBlu-ray&DVDが発売。また1月26日・27日に上映記念舞台挨拶が行われます。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

©2019 石森プロ・ADK・バンダイ・東映ビデオ・東映
©2017 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

☆Information

Vシネクスト「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」

1月25日(金)期間限定上映開始、4月24日(金)Blu-ray&DVD発売
原作:石ノ森章太郎
脚本:武藤将吾
音楽:川井憲次
監督:山口恭平

出演
赤楚衛二
高田夏帆 武田航平 越智友己 / (声の出演)金尾哲夫
永尾まりや 進藤学
滝裕可里 水上剣星 / 犬飼貴丈

通常版
DVD 4,500円+税 Blu-ray 5,500円+税
【特典(予定)】
映像特典: メイキング、PR集、データファイル、ポスタービジュアル
音声特典(Blu-rayのみ): オーディオ・コメンタリー

マッスルギャラクシーフルボトル版(初回生産限定)
DVD 10,000円+税 Blu-ray 11,000円+税
【特典(予定)】
封入特典:DXマッスルギャラクシーフルボトル、ライナーノート、主題歌CD
映像特典: メイキング、PR集、データファイル、ポスタービジュアル
音声特典(Blu-rayのみ): オーディオ・コメンタリー

※DVDスペック(全種同様) COLOR/本編50分(予定)/片面1層/1.主音声:ステレオ/16:9LB
※Blu-rayスペック(全種同様) COLOR/本編50分(予定)/1層/1.リニアPCM(ステレオ) 2.ドルビーTrueHD(コメンタリー:ステレオ)/16:9 【1080p Hi-Def】

配給・発売:東映ビデオ 販売:東映

≪公式サイト≫
http://cross-z.jp/

≪公式Twitter≫
@toei_riderBUILD

関連記事

前の記事
次の記事

@sumabojp

ページ上部へ戻る