【新春SP】有澤樟太郎「僕が衝撃を受けたように、いろいろな方に衝撃を与えたい」、少年社中20周年記念舞台「トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~」1/10開幕直前インタビュー②

  • 2019-1-6

劇団「少年社中」の20周年記念公演のファイナルを飾る「トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~」が、2019年1月10日より東京・サンシャイン劇場にて上演。

松田凌さん&生駒里奈さんのW主演!

松田凌さん&生駒里奈さんのW主演!

今作は、オペラ「トゥーランドット」をモチーフに、遠い未来の厳格な管理社会に抗い、“演劇で世界を変える”物語が描かれ、脚本・演出を劇団「少年社中」の主宰・毛利亘宏さんが手掛ける新作公演。
井俣太良さんをはじめとする少年社中劇団員12人に加え、W主演となる生駒里奈さんと松田凌さん、さらには有澤樟太郎さん、赤澤燈さん、ザンヨウコさん、馬場良馬さん、鈴木勝吾さん、藤木孝さんといった20周年記念公演ファイナルに相応しい豪華キャストが出演します。

【出演】
トゥーランドット/ケツァール……生駒里奈
カラス……松田凌

インコ……赤澤燈
モズ……井俣太良
ガン……馬場良馬
ハゲタカ……山川ありそ
トンビ……廿浦裕介
アジサシ……加藤良子
キュウカンチョウ……ザンヨウコ
ダチョウ……内山智絵
サイチョウ……大竹えり
ペンギン……堀池直毅

謎の男……鈴木勝吾
ティムール……岩田有民

高貴な女……杉山未央
アルトゥム……藤木孝

大将軍ローラン……有澤樟太郎

ピン……川本裕之
ポン……竹内尚文
パン……長谷川太郎

スマートボーイズでは、今作に出演するキャストの中から5名にそれぞれ単独インタビュー! 5日連続で各キャストをご紹介します。

PART②は、「大将軍ローラン」役の有澤樟太郎さんです。

「大将軍ローラン」役の有澤樟太郎さん

「大将軍ローラン」役の有澤樟太郎さん

――よろしくお願いします。まず、オファーをいただいての第一印象をお聞かせ願いますか。

有澤 少年社中さんの舞台は何度も観させていただいて、いつか出たいなという気持ちがずっとあったので、自分としてはついに念願が叶ったという思い想いでしたね。

――どの作品をご覧になったんですか?

有澤 僕がまだ舞台に出始めた頃に「パラノイア★サーカス」を観たのが最初で、それから「ピカレスク◆セブン」「MAPS」「機械城奇譚」と続けて観て、どれも違った世界観で素敵でしたが、その中でも特に一番印象に残ったのは「パラノイア★サーカス」ですね。最初に観た衝撃が大きかったのと、事務所の先輩でもある松田凌さんが出演していたんですが、改めて「凌さん凄いな」って思い、開演して5分も経たないうちに世界観に引き込まれていって、次の展開がどうなるのかなとソワソワしてきて、ドキドキとワクワクが交差して興奮した舞台でした。

――「パラノイア★サーカス」をきっかけに少年社中さんの虜になったんですね。

有澤 少年社中さんは多くのお客さんから支持されている劇団ですし、自分のファンの方からも「いつかは出て欲しい」という声をいただいていて、僕が掲げていた「10年計画」の中に『30歳までに少年社中さんの舞台に立ちたい』という目標があったので、こんなにも早く出させてもらうとは思ってはいませんでした。しかも20周年記念公演ファイナルという記念すべき公演に。本当に光栄です。

――主宰の毛利亘宏さんとは「七つの大罪 The STAGE」(2018年8月)でご一緒されていますが、毛利さんの印象はいかがでしたか?

有澤 本当にやさしくて、そして、作品にたいして誰よりも愛情と責任を持っていらっしゃり、みんなに愛される演出家さんだなと思いました。

――再び毛利さんの演出をつけてもらえるのは、有澤さんにとっても嬉しいことではないでしょうか。

有澤 本当に嬉しいですし、今回は毛利さんのホームなので、僕はいいスパイスになれればいいなと思っています。最年少ということを忘れず謙虚に頑張りたいです(笑)。

――脚本を読んでみての印象はいかがでしたか。

有澤 少年社中さんの舞台って、絶対に仕掛けがあるから、後半に連れて明かされることが面白いんですけど、今回もいろいろな仕掛けが詰まっていますし、20周年記念ファイナルにふさわしい作品になるのは間違いありません。

――公開された各キャストのビジュアルもすごいですね!

有澤 衣裳がとても綺麗で、メインビジュアルなんて、まるで京都の美術館で開催されている美術展みたいで(笑)。

――少年社中さんのビジュアルって毎回インパクトがあって印象に残りますよね。

有澤 あらかじめ決まった衣裳だけではなく、その場で自分に合いそうな装飾品を選んで付け替えたりして、このビジュアルになりました。本番の衣裳もまた全然、違うみたいなので、自分もすごく楽しみです。

――出演者の方々には、何人か共演された方がいらっしゃいますが、まず赤澤燈さんとは2018年1月の「クジラの子らは砂上に歌う」で共演されましたね。

有澤 お会いする前にいろいろな方から「燈くんはいいよ!」ときいていたんですが、実際に会うと、本当に優しい方なんです。キャパシティーが広くて、舞台では大きいのにプライベートでは後輩を慕ってくれたり、周りをまとめる力が凄くある方だなって思いました。

――続いて鈴木勝吾さんとは、2016年の「懲悪バスターズ」で共演されています。

有澤 デビューして3作目の舞台でした。自分としては「パラノイア★サーカス」に勝吾さんが出演なさっていることもあって、ものすごく尊敬している役者さんの一人です。「パラノイア★サーカス」で演じていたルパンがすごくて、一緒に芝居をしたらいろいろな意味でボコボコにされるんじゃないかなと思ったんです(笑)。でもお会いすると、最初の立ち稽古から思う存分やりたいようにやっていたのがカッコよくて。けど、神戸公演に向かう新幹線の車中でも台本を読んでいて、ストイックな一面もあって。勝吾くんは魅力がありすぎて、大好きです。

――そして事務所の先輩でもある松田凌さんとは、有澤さんのデビュー作である「K」以来の共演です。

有澤 「K」ではアンサンブルでしたが、やっと一緒にお芝居ができるところまで来れたのかな……と思うところがあって……。ずっとまた凌さんと共演したかったですし、自分としては節目の作品になるんじゃないかなと思います。

――松田さんにとっても、初舞台の有澤さんの姿を間近でご覧になっていたわけですよね。

有澤 凌さんにしても勝吾くんにしても、自分が役者として未熟で何もできないといってもおかしくない時期に共演して会っているので、少しでも成長した姿を、全部見せられたら……と思っています。変に気を使われたくないなという気持ちもありますし、正々堂々と一緒にお芝居をしたいです。そのためにも稽古や事前の準備をしっかりしていきたいです。

同じ事務所の先輩、松田凌さんとは久々の共演!

同じ事務所の先輩、松田凌さんとは久々の共演!

――今回の舞台のキャッチフレーズが「演劇で世界を変える、世界が変わる」です。有澤さんにとって、自分の世界観が変わったと感じた作品ってありますか?

有澤 まずは「パラノイア★サーカス」を挙げたいです。当時上京して間もない頃で、何も知らない僕に衝撃を与えた舞台でした。それからたくさんの舞台に出させていただいてから観た、モダンスイマーズさんの「悲しみよ、消えないでくれ」は、舞台に観に行っているという感覚がなくて、客席にいることを忘れるほど、空間の中に引き込まれる舞台で、本当に衝撃を受けましたね。

――有澤さんにとって2018年はどんな一年でしたか?

有澤 公私ともに充実した一年でしたね。2017年は自分の役を広げる一年でしたが、2018年はいろいろな役で成長できたと思っていますし、ファンの方と触れ合うことが多かった一年でもありました。これまでと比べたら、あっという間に感じましたね。2019年は「トゥーランドット」でいいスタートを切りたいと思います。

――では最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

有澤 今回「演劇で世界を変える、世界が変わる」というテーマがあるので、本作を観た方が、僕が「パラノイア★サーカス」を観た時の衝撃を受けたように、いろいろな方に衝撃を与えたいと思っています。観に来て下さる方は楽しみにしていただいて、まだ観に行こうか迷っている方も是非劇場へ足を運んでくれたら嬉しいです。頑張ります! 劇場でお待ちしております!

【あらすじ】
これは遠い未来の物語。
世界は一つとなり、争いの無い平和な世の中となっていた。

世界を統治する『トゥーランドット姫』の元、人々が「感情」すら失う厳格な管理社会。
平和を脅かす危険な思考を持つ者は姫の命令のもと、その場で処刑される……。

だが、姫はその世界に疑問を感じ始めていた。
そして遙か昔に失われた感情「愛」を夢見るようになる。

そんな中、姫は一人の少年と運命の出会いを果たす。

その少年の名は『カラフ』。
彼は管理社会を打ち壊そうとするレジスタンスの一員であった。
彼らの反逆の手段は、遙か遠い昔に禁じられた「演劇」。
カラフたちは、この世界に演劇を蘇らせることで世界を変えようとしていた。

カラフは「演劇」した罪で捉えられるが、そこでトゥーランドット姫と出会い、 二人は運命の恋に落ちる。
二人は仲間と共に世界を変えるために、偶然にも「トゥーランドット姫」と「カラフ」という名前の主人公が出てくる物語『トゥーランドット』を演劇として上演しようとする。
演劇で世界を変える。世界は変わる。

少年社中・舞台「トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~」は1月20日まで東京公演が行われ、1月24日より梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて大阪公演、1月30日よりももちパレス(福岡県立ももち文化センター大ホール)にて福岡公演がそれぞれ上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

©少年社中

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☆Information

少年社中20周年記念ファイナル
少年社中第36回公演
「トゥーランドット ~廃墟に眠る少年の夢~」

【日程・会場】
(東京公演)
2019年1月10日(木)~20日(日) サンシャイン劇場
(大阪公演)
2019年1月24日(木)~27日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
(福岡公演)
2019年1月30日(水)・31日(木) ももちパレス(福岡県立ももち文化センター大ホール)

脚本・演出:毛利亘宏

出演:井俣太良  大竹えり  岩田有民  堀池直毅  加藤良子  廿浦裕介
長谷川太郎  杉山未央  山川ありそ  内山智絵  竹内尚文  川本裕之
生駒里奈  松田凌 / 有澤樟太郎  赤澤燈  ザンヨウコ
馬場良馬  鈴木勝吾 / 藤木孝

チケット <全席指定>
前売・当日:7,800円(税込)
※未就学児入場不可
チケット発売中

≪公演特設サイト≫
http://www.shachu.com/trd/
≪少年社中公式サイト≫
http://www.shachu.com/
≪少年社中公式Twitter≫
@shonen_shachu

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