【新春SP】玉城裕規&和田雅成が北斎の印象や見どころを語る!舞台「画狂人 北斎」1/10開幕直前インタビュー③

  • 2019-1-3

浮世絵師・葛飾北斎の生き様を描く舞台「画狂人 北斎」が1月10日より、東京・新国立劇場 小劇場にて上演されます。

葛飾北斎は、主に江戸時代後期に活躍した浮世絵師で、『冨嶽三十六景』や『北斎漫画』などといった代表作を生み、ゴッホ、モネ、ゴーギャンなどといった世界を代表する画家たちに大きな影響を与えた人物として、今でも世界にその名を轟かせています。

そんな北斎の大ファンと自他ともに認める演出家の宮本亜門さんが、2017年に朗読劇という形で上演。そして2019年、ストレートプレイ作品として実現することに。

物語は、葛飾北斎とその娘・お栄の親子関係を軸に、二人を取り巻いた門下生の高井鴻山、北斎の親友で戯作者の柳亭種彦との人間模様や現代で北斎を研究する長谷川南斗と峰岸凜汰の北斎に対する思いや葛藤が描かれ、升毅さん、黒谷友香さん、玉城裕規さん、津村知与支さん、和田雅成さん、水谷あつしさんという6人のキャストが出演します。

スマートボーイズでは、玉城裕規さんと和田雅成さんの2人に直撃インタビュー! 全3回に渡って今作の魅力に迫ります。

PART③では、葛飾北斎のイメージや今作の見どころを語りつつ、大活躍だった2018年を振り返ってくれました。

高井鴻山役/柳川時太郎役の玉城裕規さん

高井鴻山役/柳川時太郎役の玉城裕規さん

峰岸凜汰役の和田雅成さん

峰岸凜汰役の和田雅成さん

――さて今作の主人公は、浮世絵師の葛飾北斎です。北斎と言えば『冨嶽三十六景』やいった作品で有名なだけでなく、何度も改名したり、ゴミ屋敷に住んだりと様々な仰天エピソードでも有名です。お二方にとって、葛飾北斎とはどんな印象を持たれていますか。

和田 僕は北斎のことはあまり詳しくない方ではあると思うんですけど、北斎の作品の中で「神奈川沖浪裏」という有名な作品があるんですが、北斎のことを知らない人でも絶対知っている絵ということ自体が凄いことだと思いますね。

玉城 改名やゴミ屋敷以外にも93回も引っ越ししたりと、いろいろなエピソードを持っていて、感覚がよくわからないんですけど、意外にシンプルじゃないかなって。僕らの世界でも「頭おかしい人いるな」と思っていても、その人の中で理由はシンプルだったりするので、とても興味は湧きますし、僕たちは升さんの北斎を見ているので、より興味が湧いている状態です。なんなら僕も年齢を重ねて、北斎という人物を演じてみたいという思いはありますね。

――なるほど。それだけ北斎に興味があるようですと、今回の舞台を見に来られる方々も、観劇前に北斎のことを調べたほうが良いのでしょうか。

和田 いや、今回の舞台ってわかりやすいんですよ。現代パートの場面で津村さん演じる長谷川が北斎の人物像を詳しく解説してくれるシーンが多くて、僕もこの作品で北斎のことを知れたことが多かったので、がっつり勉強しないで足を運んだ方がいいですし、歴史が苦手な僕でも混乱せずに見ることが出来るんじゃないかなって思います。

――先ほどとの話とリンクするかもしれませんが、スマボユーザーの中には、2.5次元作品を多く見られる方もいらっしゃるかと思います。その方向けにこの作品の見どころがあったら教えていただけますか?

玉城 難しいですね。2.5次元作品であれ、ストレート作品であれ、言っても一緒の舞台なので。原作はありませんが、実際にいた人物ではあるので、こういう人がいたんだなというのを見て欲しいですね。この6人が表現するこの人物を生き様をシンプルに見て、楽しんでいただけたらと思います。

和田 僕も玉ちゃんと同じで、ジャンルとしては2.5次元とストレートに分けられちゃうと思うんですが、舞台というもの自体は変わらないと思って僕らは演じているので、「私、2.5次元作品しか見ないんだ」という人の舞台に対する“見方”というか“幅”を広げられたらなと思いますね。

――ちょっと作品から離れまして、2018年も大活躍の一年だったと思いますが、お二方にとって、2018年はどんな一年でしたか?

玉城 一つ一つの作品が濃かったなと思います。

和田 玉ちゃんって、長い期間の舞台を2本(「舞台刀剣乱舞」「魔界転生」)やっているよね。

――2作品だけで半年ぐらいやられていますよね。

和田 そうだよね。55公演(刀剣乱舞)と77公演(魔界転生)だったんでしょ。すごいよ!

玉城 特に「刀剣乱舞」は、痩せなきゃいけなかったし、原作では常につま先立ちだから、どう表現しようか悩んだし、だからこそやりがいもありました。来年も一発目の「画狂人 北斎」以外にも映像や舞台の出演が控えているので、しっかり生きようと思います。

――ということは2019年の目標って?

玉城 「生きよう」です。

和田 何その黒澤作品みたいなスローガンって(笑)。

――和田さんは、2018年出演した舞台作品を見ると、すべて2.5次元作品でしたね。

和田 さっきも言った通り、自分ではあまり意識はしていないんですが、今年は自分にとって大きいことが結構あって、とても濃い一年でした。その中で思ったことが「無理して生きるのはやめよう」でした。窮屈に生きるのが嫌で、精神的にヤバいと思った時期もあったんですが、肩の力を抜こうという意味を込めて「無理して生きるのはやめよう」という考え方に変えてみました。いろいろな歯がゆさもありますが、それとも戦っていって、自分の中で一つもっと出来たらいいなって思っている途中で、「画狂人 北斎」という作品が自分の中に残せればいいなと思います。

今作の見どころや2018年の感想を語った2人

今作の見どころや2018年の感想を語った2人

――では最後に意気込みも兼ねて、ファンの方へのメッセージをお願いします。

玉城 楽しいと思います。よくPRの質問でここが見どころやおススメポイントなどを言うんですが、この作品に関してはシンプルに「楽しいと思います」の一言に尽きます。楽しいですよ~!

和田 歴史上の人物にまつわる話となると、どうしても難しい印象で避ける人もいるかもしれませんが、「画狂人 北斎」は何も考えずにそれだけ見れば楽しめる作品になると思うんです。キャストが本当に魅力的な方たちばかりですし、まだ迷っている方やこの作品は避けようと思っている人は、一回つまんで欲しいです。きっと美味しいものに感じると思います。

舞台「画狂人 北斎」は1月20日まで上演。現在一般チケットが好評発売中。詳細はInformationから公式サイト及び公式Twitterをチェックしてください。

■和田雅成 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

舞台「画狂人 北斎」

日程:2019年1月10日(木)~1月20日(日)
会場:新国立劇場 小劇場

演出:宮本亜門
脚本:池谷雅夫

出演:升 毅 黒谷友香 玉城裕規 津村知与支 和田雅成 水谷あつし

チケット(税込・全席指定):S席 9,500円 A席 8,000円

《公式サイト》
http://no-4.biz/hokusai/

≪公式Twitter≫
https://twitter.com/gakyojinhokusai

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