植田圭輔「ヒロキを一言で言うと“喜怒哀楽のオバケ”」、主演舞台「pet」が開幕!ゲネプロ熱演画像10点UP!共演に桑野晃輔、谷佳樹、伊勢大貴ら

  • 2018-12-5

「ぶっせん」「イムリ」といったヒット作を生んだ三宅乱丈氏原作の人気漫画を舞台化した『「pet」―壊れた水槽―』が、12月5日より東京・青山の草月ホールにて開幕しました。

今作は、人の脳内に潜り込み、記憶を操る特殊能力を持つ「ペット」と呼ばれる者たちの姿を描くサイキックヒューマンドラマで、2019年にはアニメ化が決定。総合監修にはなるせゆうせいさん、演出・脚本には伊勢直弘さんと強力なスタッフ陣が揃いました。

公演初日直前には囲み会見と公開ゲネプロが行われ、囲み会見には、アニメ版でも主人公・ヒロキ役を演じる植田圭輔さんをはじめ、共演の桑野晃輔さん(司役)、谷佳樹さん(悟役)、萩野崇さん(林役)、君沢ユウキさん(桂木役)、伊勢大貴さん(ロン役)、あまりかなりさん(ジン役)が登壇。作品についての印象を語りました。

(左より)あまりかなりさん、君沢ユウキさん、谷佳樹さん、植田圭輔さん、桑野晃輔さん、萩野崇さん、伊勢大貴さん

(左より)あまりかなりさん、君沢ユウキさん、谷佳樹さん、植田圭輔さん、桑野晃輔さん、萩野崇さん、伊勢大貴さん

植田 最初に本を読んだ時は、難しくて理解できないなと思ったんですが、話を理解すればするほど、2.5次元と呼ばれる作品とは程遠いような気合の入った社会派作品になるなと感じました。

桑野 僕も、初めて読んだ時は難しいと感じましたが、稽古に入って読み取るうちに、見てもらうお客様にとっては人間の欲望や嫉妬など私生活で感じるようなことがたくさんあると思いますし、そういったところを共感してもらえるような作品になっていると思います。

谷 人の記憶の中に潜り込むということは非現実ですけど、そういったものが実際にあるんじゃないかということを思わせるリアリティを追求した作品だと感じますし、僕たちが演じる熱量をお互い高め合っているところは、一つの見どころだと思っています。

萩野 最初は映像向きの作品だと思っていましたが、稽古を重ねていくうちに、演劇的な作品だなと感じて、今日初日を迎えて非常に楽しみだなと思っています。

君沢 この作品の世界には「山」と「谷」があって、「山」は今まで一番幸せな記憶を形成している場所、「谷」は自分のトラウマの場所という意味で、ひも解いてみたら、自分の喜びや葛藤を描いている作品かなと思っていて、人間のドラマが表れる起承転結あふれるストーリになっています。

伊勢 本を読んでいくと、ルールや目的が一人一人はっきりしていて、それがどんどん変わっているところが丁寧に書かれている作品だなと思っています。絵のタッチも独特で、3次元の僕たちが舞台上に立った時にそれを表現できるように頑張ります。

あまり 本を読み進めると伝えたいことは単純だなと思っていて、自分が生きていくうえで、こういうことってあるよなということを舞台で表現するんですけど、とても面白いなと思って、今から楽しみです。

また役紹介のところで、植田さんが「一言で言うなら、喜怒哀楽のオバケ」と自らの役を表現すると、桑野さんら他の登壇者も続々と「一言で言えば、○○オバケ」と答えなければいけない大喜利モードに。

ちなみに各登壇者の「○○オバケ」は以下の通りです。

桑野 「セリフオバケ」(※セリフの量が膨大という意味)

谷 「金髪ピアスオバケ」(※自らの衣装を表現)

萩野 「お父さんの悩みオバケ」(※サトルや司に「山」を分け与えた親の立場として)

君沢 「お客さんオバケ」(※桂木がお客さんの目線になれる唯一の存在という意味)

伊勢 「自分の手を汚さないオバケ」(※petを道具として扱う人間だからという意味)

あまり 「心配性オバケ」(※ジンの性格を表現)

最後に植田さんから「こんなにもお芝居が大好きなメンバーが集まって、短い稽古時間でしたが、ぎっしりとやれた印象があるので、早くお届けしたいなという気持ちでいっぱいです。タイトルの『pet』という言葉に甘さや柔らかさを期待すると、いい意味でケガしちゃうんじゃないかなと思います。皆様の心に鉛のような鈍いものを残して終幕できれば、メンバーの思惑通りになるんじゃないかなと思いますので、しっかりとその重みをお芝居に乗せて、皆様の心に置いていきたいです」と意気込みを語り、囲み会見は終了しました。

≪ゲネプロオフィシャル画像≫
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≪あらすじ≫
人の意識に潜り込み、記憶を自在に操る特殊能力を持った主人公「ヒロキ」、「司」、「悟」たちは、「会社」と呼ばれる中国マフィアによって管理される日々を送っていた。
pet(ペット)と呼ばれた彼らは、組織のために要人の記憶の改ざんを仕事として課され、時には記憶の破壊により人を廃人に追い込む任務を強いられる事もあった。
それでも「ヒロキ」は、パートナーである「司」と一緒に居るだけで幸せだった。
一方、「悟」は消えた「林」を探し求めていた。
そんなある日、「ヒロキ」が抱いた小さな疑念をきっかけに、運命に翻弄される彼らのドラマが始まる──。

舞台「pet」―壊れた水槽―は、12月9日まで上演。また2019年には舞台「pet」―虹のある場所―の上演が決定。公演の詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

©三宅乱丈・KADOKAWA /舞台「pet」製作委員会

■桑野晃輔 伊勢大貴 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

舞台「pet」―壊れた水槽―

日程:2018年12月5日(水)~12月9日(日)
会場:草月ホール

原作:三宅乱丈『ペット リマスター・エディション』(ビームコミックス/KADOKAWA 刊)
協力:TVアニメ「pet」
総合監修:なるせゆうせい
演出・脚本:伊勢直弘
制作:オフィスインベーダー
製作:舞台「pet」製作委員会

<キャスト>
ヒロキ:植田圭輔 司:桑野晃輔 悟:谷佳樹 林:萩野崇
桂木:君沢ユウキ ロン:伊勢大貴 ジン:あまりかなり
アンサンブル:佐藤輝、田中崇士

≪「pet」公式サイト≫
http://pet-anime.com
≪「pet」公式Twitter≫
https://twitter.com/pet_anime

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