東啓介・上村海成が三島由紀夫の傑作に挑む、舞台『命売ります』開幕!脚本・演出はノゾエ征爾、ゲネプロでの撮り下ろしショット&開幕コメントUP

  • 2018-11-24

三島由紀夫によるエンターテイメント小説を、ノゾエ征爾さんの脚本・演出で舞台化! 東啓介さん、上村海成さんらが出演する舞台・2018 PARCO PRODUCE “三島 × MISHIMA”『命売ります』が、11月24日に東京・サンシャイン劇場にて開幕を迎えました。
ノゾエ征爾さん、東啓介さん、上村海成さんからの開幕コメントとともに、公演ゲネプロでのステージショットをお届けいたします。

三島由紀夫の傑作小説『命売ります』が、東啓介さんを主演に舞台化!

三島由紀夫の傑作小説『命売ります』が、東啓介さんを主演に舞台化!

1998年の文庫版刊行以来、累計発行部数29万部超。そのうち25万部は2015年7月以降の重版と、昨今改めて注目を浴びている三島由紀夫の小説「命売ります」。1968年に「週刊プレイボーイ」に連載された今作は、執筆当時の時代の香りを漂わせつつも、古さは全く感じさせず、ハラハラドキドキの展開の根底に、人間の生と死というテーマが描かれています。

物語の主人公は、ある日ふと「死のう」と思い立った27歳の男、羽仁男(はにお)。「命売ります」という新聞広告を出して商売を始めると、訳ありげな怪しい男女がつぎつぎと依頼に現れて……。
主演・山田羽仁男役には、2.5次元作品やミュージカルで大活躍中の俳優・東啓介さんが抜擢! また吸血鬼の母親のために、羽仁男の命を買いに来る高校生・井上薫役には、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインの弟・草太役を演じて脚光を浴びる上村海成さんが登場。期待の若手俳優である、2人の共演に注目です。

ほか、羽仁男に接触してくる女たちには、間貸しする女・倉本玲子に馬渕英里何さん、グラマー美女・岸るり子に莉奈さん、吸血鬼の女・井上夫人に樹里咲穂さん、図書館貸し出し係の女に家納ジュンコさんが出演。またはじめに羽仁男に接触してくる謎の老人に温水洋一さん、るり子を愛人にしているデッサンの男に不破万作さん。そして市川しんぺーさん、平田敦子さんや、ノゾエ征爾さんの主宰する劇団「はえぎわ」の中心メンバー・川上友里さん、町田水城さんと、ノゾエ征爾さん自身が様々な役柄で活躍します。

【公演ゲネプロショット】

元コピー・ライターの山田羽仁男(東啓介さん)は、「命売ります」という広告を出す

元コピー・ライターの山田羽仁男(東啓介さん)は、「命売ります」という広告を出す

深い意味のない死を願う、羽仁男の運命がスリリングかつユーモラスに描かれます

深い意味のない死を願う、羽仁男の運命がスリリングかつユーモラスに描かれます

最初に現れた謎の老人(右・温水洋一さん)は、妻・るり子の元へ羽仁男を向かわせる

最初に現れた謎の老人(右・温水洋一さん)は、妻・るり子の元へ羽仁男を向かわせる

老人の若い妻・岸るり子(右・莉奈さん)は、ある男の妾にもなっており……

老人の若い妻・岸るり子(右・莉奈さん)は、ある男の妾にもなっており……

次に現れた「図書館の貸出係」の女(右・家納ジュンコさん)は、ある事情を話し出す

次に現れた「図書館の貸出係」の女(右・家納ジュンコさん)は、ある事情を話し出す

怪しい外国人・ヘンリー(左から2番目・市川しんぺーさん)が羽仁男に持ちかける実験とは

怪しい外国人・ヘンリー(左から2番目・市川しんぺーさん)が羽仁男に持ちかける実験とは

母親のために、羽仁男の命を買いに来た高校生・井上薫(上村海成さん)

母親のために、羽仁男の命を買いに来た高校生・井上薫(上村海成さん)

薫の依頼に応じ、羽仁男は井上家を訪れることに

薫の依頼に応じ、羽仁男は井上家を訪れることに

薫の母である井上夫人は、男の血を吸わずには生きられない「吸血鬼」の女だった

薫の母である井上夫人は、男の血を吸わずには生きられない「吸血鬼」の女だった

羽仁男が気に入った井上夫人(右・樹里咲穂さん)と薫は、3人で家族のように暮らし始める

羽仁男が気に入った井上夫人(右・樹里咲穂さん)と薫は、3人で家族のように暮らし始める

井上夫人に血を吸われていくにつれ、羽仁男は日ごとに衰弱していくが……

井上夫人に血を吸われていくにつれ、羽仁男は日ごとに衰弱していくが……

自分が何者かに追われ、命を狙われていることに気がつく羽仁男

自分が何者かに追われ、命を狙われていることに気がつく羽仁男

羽仁男は「間貸しする」女・倉本玲子(右・馬渕英里何さん)から、豪邸の離れを借りて暮らし始める

羽仁男は「間貸しする」女・倉本玲子(右・馬渕英里何さん)から、豪邸の離れを借りて暮らし始める

売り手と買い手の関係から、羽仁男と心の交流を持った薫はあるものを託す

売り手と買い手の関係から、羽仁男と心の交流を持った薫はあるものを託す

おかしな事態に翻弄される羽仁男の身に、怪しげな組織の影も迫り……

おかしな事態に翻弄される羽仁男の身に、怪しげな組織の影も迫り……

自らの命を売り出した羽仁男が、物語の最後に見せる姿とは

自らの命を売り出した羽仁男が、物語の最後に見せる姿とは

【開幕コメント】
■脚本・演出/警官 役:ノゾエ征爾さん
三島由紀夫の驚きのパンクな小説。を演劇化したらこんな風になったと、別に奇をてらったようなことは何もしていませんが、ともかく面白な原作に面白な役者が乗っかったらこんなんになりました。

■羽仁男 役:東啓介さん
三島由紀夫でありながらノゾエさんの脚本・演出で、とてもエンターテイメントな作品に仕上がっていると思います。
山田羽仁男という人物が愛されるよう、僕はひたむきに演じていきます。
キャスト、スタッフ全員で作り上げてきましたので、是非劇場でご覧ください!

■薫 役:上村海成さん
「半分、青い。」等、最近やらせていただいた役とかなり違うタイプの役柄で、しかも初のストレートプレイなのでとてもドキドキしていますが精一杯演じます! お客様に観ていただくのがとても楽しみです!

【ストーリー】
ある日ふと「死のう」と思い立った羽仁男(はにお)は服薬自殺を図るも未遂に終わる。その日から、新聞広告を出し、「命売ります」の商売を始める。一度失敗した自殺を繰り返すのは億劫だった。誰かにあまり深い意味もなく、あっさり殺されたかった。
さっそく謎の老人から、ある人物の愛人になっている若く美しい妻るり子を殺してほしいという依頼が入る。指示どおりに行動すれば、羽仁男はきっと妻と共に、その人物に殺されるだろうというのである。そして望みどおり迎える絶体絶命のピンチ! 浮気現場を目撃されたにも関わらず、羽仁男はなぜか無事に帰される。
その後も、図書館の貸し出し係の女、吸血鬼の母と息子、貸間の女と、個性的な女達が、次々に命の買い手として現れる。そのたびに「今度こそ死ぬ」と期待するのだが、やはり自分だけは生き残ってしまう……。
これは偶然なのか?誰かが仕組んだことなのか? 女たちに加え、謎の外国人、秘密組織など、全く別々の案件だと思っていた羽仁男を取り巻く人物が、やがてひとつの線で繋がっていく……。

2018 PARCO PRODUCE “三島 × MISHIMA”『命売ります』は、東京公演が2018年11月24日 (土)~2018年12月9日 (日)までサンシャイン劇場にて上演中。続く大阪公演は、2018年12月22日 (土)に森ノ宮ピロティホールにて上演です。
各公演のチケット情報は、下記のInformationより公演公式サイトにてご確認ください。

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☆Information

■2018 PARCO PRODUCE “三島 × MISHIMA”『命売ります』
東京公演:2018年11月24日(土)~2018年12月9日(日) サンシャイン劇場
大阪公演:2018年12月22日(土) 森ノ宮ピロティホール

原作:三島由紀夫(「命売ります」ちくま文庫)
脚本・演出:ノゾエ征爾
出演:
東啓介 上村海成 馬渕英里何 莉奈 樹里咲穂 家納ジュンコ
市川しんぺー 平田敦子 川上友里 町田水城 ノゾエ征爾 不破万作 温水洋一

チケット情報:
・東京公演
料金:S席8,500円 A席7,000円(全席指定・税込)
U-25チケット5,000円(観劇時25歳以下対象・当日指定席引換・要身分証明書・パルステ!、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い)
お問合せ:パルコステージ 03-3477-5858(月~土 11:00~19:00/日・祝 11:00~15:00)
・大阪公演
料金:8,500円(全席指定・税込)
お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888 (10:00~18:00)
≪公式サイト≫
http://www.parco-play.com/web/play/inochi/

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