平牧仁&宇野悠人による音楽ユニット“シキドロップ”、初ワンマンライブが大成功!レポ&独占インタビュー「ライブ中、感極まって言えなかったこと」とは?

  • 2018-11-14

昨年12月に結成した平牧仁さん&宇野悠人さんによる音楽ユニット「シキドロップ」のファーストワンマンライブ「シキハメグル」が11月3日、東京・shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催されました。

「シキドロップ」 (左)平牧仁さん、(右)宇野悠人さん

「シキドロップ」(左)平牧仁さん、(右)宇野悠人さん

俳優業だけでなく、音楽家としても積極的に活動している平牧仁さんと、Youtubeを中心に活動中のシンガーソングライター・宇野悠人さんによる2人で活動するシキドロップ。

結成発表と同時に、約10か月後となる今回の初ワンマンも発表するというプロモーションに、驚かれたファンも多かったかはず。結成当初はどのぐらい集まるか、2人も不安の日々を過ごしていたとのことでしたが、蓋を開ければ満員御礼。

「四季のように人生の様々な瞬間を彩れる音楽」がコンセプトということもあり、「春」「夏」「秋」「冬」の各季節の風情が約1時間半にギュッと凝縮。

ライブでは2人が個性を発揮。ナチュラルボイスが印象的の宇野さんは、感極まって涙するシーンもあれば、アンコールでメガネをかけ忘れてしまい慌てて楽屋に戻るという天然っぷり(?)も披露。平牧さんは、音楽と触れ合うことが楽しくて仕方がない笑顔が印象的でした。

宇野さんのナチュラルボイスと平牧さんが奏でるメロディに多くのファンも魅了

宇野さんのナチュラルボイスと平牧さんが奏でるメロディに多くのファンも魅了

また女性ダンサーによるパフォーマンスもあれば、大勢のファンもアンコール前に「ヒーローが泣いた日」のワンフレーズを合唱するサプライズをしたりと、この日集まった全員がシキドロップの世界観を演出。

なかでも印象的だったのが、アンコールで歌った「月夜の家」「低迷を送る」のメドレー。実はこれは、平牧さんが前身ユニットで作った曲(「月夜の家」)と、宇野さんがソロ時代に歌った曲(「低迷を送る」)。2人とも音楽活動において、一度は挫折を味わった身。その苦い経験を真摯に受け止めつつも、決して後ろを振り向かず、前を向いて進んでいこうという2人の“覚悟”を垣間見ることができました。

アンコールを含む全15曲を披露したシキドロップの初ワンマンライブは、大成功のうち終了しました。

■シキドロップ ファーストワンマンライブ
「シキハメグル」

【セットリスト】
~ 君へ-ouverture- ~
01 おぼろ桜
02 ホタル花火
03 明晰を自覚する
04 シキハメグル
~ world in me -interlude- ~
05 なごり霙
06 僕だけの空白
07 優しい君が嫌い
08 さくら紅葉
09 大人へ
10 神様は死んだ
11 ヒーローが泣いた日
~ encore ~
01 月夜の家
02 低迷を送る
03 さくら紅葉
04 P.S.

女性ダンサーとの見事なコラボレーション

女性ダンサーとの見事なコラボレーション

スマートボーイズでは、終演直後の2人に独占インタビュー! 初ワンマンライブの感想や今後の目標、またステージ上で宇野さんが言いそびれていた“メッセージ”もお届けします。

――初のワンマンライブを終えての率直な感想はいかがですか?

宇野 今日はメチャメチャ楽しかった!! いつもは緊張というより心配ごとが多いんですが、約1年間詰め込んできたおかげもあって、自分なりに一番良いパフォーマンスが出来るような状態で、みんなの前で出られたのがよかったなと思っています。

平牧 最初にチケットを購入された最前列のお客さんは約1年間も待っていてくれたんだなという熱量が凄かったですし、奥にいるお客さんたちも「何が始まるんだろう?」という期待感を飛ばしてくれたのを感じていて、それは張り詰めたものではなく暖かいもので、そういう力に背中を押してもらったところもあって、冒頭の方では、会話をしているような感覚がありました。

――シキドロップというユニット名は「四季を歩めるような歌を作る」という意味が込められていますが、これまでのライブは曲数が少ないということもあって、なかなか表現しにくくあったと思います。けれども、ようやく今日のライブで「シキドロップ」の全体が見えたのかなと思いますが、いかがですか?

宇野 今までは、序章の序章に過ぎませんでしたが、今日のような自分たちだけの世界観をこれからも作り上げていきたいなと思いますね。

平牧 勿体ぶってここまで引っ張って来て、ワンマンを見た方はその期待に応えているようなものであって欲しいです。

――ライブ中に、宇野さんが感極まるシーンがありましたね。

宇野 期待通りなリアクションですか(笑)。

平牧 まぁまぁ強がっちゃって(笑)。何で感極まったの?

宇野 シキドロップ結成前のことを思い浮かべていて、実は一度音楽を離れていたこともあって、また再結成することが出来て……。あっ、そういえば、今日のライブで一つ言いたかったことがあっったんです。「仁ちゃんは自分の歌詞とメロディーを届ける人をシキドロップで見つけることが出来た。僕は夢と居場所を貰った」って言おうと思っていました。

平牧 メッチャ素敵な言葉を忘れているんじゃん(笑)。

宇野 感極まって、言えなくなっちゃんですよ。

平牧 次のライブで言おうよ!

――ホント、素敵な言葉ですよ。次のライブでファンに伝えるためにも、この部分はカットしましょうか(笑)。

宇野 でもこの言葉は、ファーストワンマンで僕は言いたかったことなので、載せてください!

――わかりました。ではこの部分は使いましょう! ところで、ライブ全体を通して張り詰めた緊張感は見えなかったんですが、アンコールの時に宇野さんが眼鏡を忘れる場面は、素で笑っちゃいましたね。てっきりアンコールでは、宇野さんがメガネなしで歌うのがシキドロップのコンセプトかなと思っていましたし、その間平牧さんもまったく気づいていなかったのにはビックリしました。

平牧 俺も気づかなかったんだよなぁ(笑)。普段メガネをかけていない姿を見ているので。

宇野 涙拭いて、「フッ」と一息ついていたら忘れちゃったんです(笑)。

――では、今日来たお客さんは、ある意味レアな宇野さんを見られたわけですね。

宇野 レアですね。これまでのライブで一度もメガネなしで登場したことがなかったので、再び忘れない限りは見られないので、今日来たお客様はラッキーです!

――ステージ上でも「ここがスタートライン」とおっしゃっていましたが、シキドロップの目標や展望などあったら教えてください。

宇野 ライブ中にも話しましたが、大きな目標としては「東京ドーム」を目指しています。

平牧 まずは、挑戦的なライブをいろいろとやっていきたいです。ミニオーケストラでライブをやるとか、ライブ会場じゃないところでライブをするとか、「シキドロップっていつも挑戦しているよね」って思われたいですし、音楽界がどんどん変わっている中、「シキドロップのライブに行くことがカッコよくてオシャレ」という風にできるよう、まずは僕らが意識や挑戦的なものを仕掛けたいという思いはありますね。

――初ワンマンライブで、女性ダンサーによるパフォーマンスやバイオリンを取り入れたりしたのも、挑戦の一つということですね。

平牧 ずっとやりたかったことの一つでした。

宇野 そもそも今回のワンマンライブが挑戦だったんですよね。

平牧 結成発表と同時に初ワンマンが渋谷duoで開催するって、なかなかないと思うんです。

――次のライブに向けて様々なことに挑戦するシキドロップに、ファンも注目して欲しいですね。

平牧 次のライブを待っている間も楽しめるようなことを仕掛けていきたいです。

――最後に今後の意気込みも含めて、ファンの方へのメッセージをお願いします。

宇野 僕としての今年の目標が「自分が自由に活動していく中で、夢や想いを見つけていこう」ということだったんですが、今日のライブでそれが見えてきた気がしまして、来年はそれを次に繋げられるように飛躍していきたいと思っています。

平牧 ずっと待っていてくれた方は本当にありがとうございました。そして新しい方はよくぞ来ていただきました(笑)。今まではワンマンに向けて曲作りをしてきましたが、これからは視野を広げて、曲作りも挑戦的な感じでどんどん作っていきたいと思っています。またいずれCDとかもリリースするかと思いますが、その時はリリースイベントとかもあるかもしれないですし、そういうことがちょっとずつ他の方とは違う面白いズレとかもあると思うので、そういうのもシキドロップらしさとして楽しんでもらえるように仕掛けたいです。これからもよろしくお願いします!

宇野 お願いします!

夢の東京ドーム公演に向けて一歩踏み出した「シキドロップ」。今後の動向にも注目です!

夢の東京ドーム公演に向けて一歩踏み出した「シキドロップ」。今後の動向にも注目です!

最高の形でスタートを切ったシキドロップ。今後の予定は、11月20日(白金高輪selene b2)、12月10日(Shibuya gee-ge.)、12月26日(Asakusa Gold Sounds)のライブイベントに出演。最新情報はInformationから公式サイトをチェックしてください。

■平牧仁 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

≪LIVE≫
「BEAUTIFUL TIME 2018」
日程:2018年11月20日 OPEN 16:30 / START 18:00
会場:白金高輪selene b2
出演:WHITE SHADOW/FIZZY POP(ナチュラル炭酸)/岸本勇太/Cross Code/OverTone/シキドロップ
料金:前売 3,300円 / 当日 3,800円 / 別途1D

「渋谷四重奏 第1番」
日程:2018年12月11日 OPEN 18:30 / START 19:00
会場:Shibuya gee-ge.
出演:ZEN from ZEAT/ハシグチカナデリヤ/SOLZICK/シキドロップ
料金:前売 3,000円 / 当日 3,500円 / 別途1D

0TU1presents「LoveLand」
日程:2018年12月26日 OPEN 17:30 / START 18:00
会場:Asakusa Gold Sounds
出演:0TU1/D×M/遠堂道哉/シキドロップ/他
料金:前売 3,000円 / 当日 3,500円 / 別途1D

≪シキドロップ公式サイト≫
https://www.shikidrop.com/

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