大薮丘が宅間孝行の描く感動作で躍動!…するも「生意気だな!(笑)」タクフェス『あいあい傘』東京公演が開幕、ゲネ&会見レポUP!

  • 2018-11-3

俳優・脚本家・演出家など多彩な活躍で知られる宅間孝行さんが作・演出を手掛け、10月より全国10都市にて上演中の舞台・タクフェス第6弾『あいあい傘』が、11月2日にサンシャイン劇場にて東京公演の初日を迎えました。
25年ぶりに再会した父娘の絆が描かれる今作では、宅間さん、星野真里さん、永島敏行さんら実力派俳優陣とともに大薮丘さんが登場! 切なくも温かい物語が紡がれたゲネプロでの舞台写真とともに、メインキャスト陣が登壇した囲み会見でのコメントをお届けいたします。

 映画版も全国ロードショー中の感動作、舞台『あいあい傘』東京公演がついに開幕!


映画版も全国ロードショー中の感動作、舞台『あいあい傘』東京公演がついに開幕!

宅間さんが主宰した劇団「東京セレソンデラックス」にてかつて上演され、“幻の名作”と称された『あいあい傘』が舞台&映画にて同時復活! 主演・さつき役に倉科カナさんを迎えて10月26日より全国ロードショー中の映画『あいあい傘』とともに、星野真里さんがさつき役を務める舞台版『あいあい傘』が、“楽しめる、グッとくる、盛り上がれる!”をコンセプトに掲げたエンターテインメントプロジェクト・タクフェスの第6弾として11年ぶりの上演を迎えました。

舞台版キャストには宅間さん、星野さんほか、鈴木紗理奈さん、竹財輝之助さん、弓削智久さん、大薮丘さん、前島亜美さん、越村友一さん、子役の柿澤仁誠さん・佐田照さん(Wキャスト)、モト冬樹さん、川原亜矢子さん、そして永島敏行さんが登場。とある田舎町を舞台に、“恋園神社”とその傍らに佇む茶屋“恋園庵”へと引き寄せられた人々の姿を、25年前に失踪した父・六郎と、父を探して訪れた娘・さつきの再会を中心に描き出します。

【舞台ゲネプロショット】

25年前――茶屋・恋園庵店主の玉枝(右・川原亜矢子さん)は、ある男へと傘を差しだす

25年前――茶屋・恋園庵店主の玉枝(右・川原亜矢子さん)は、ある男へと傘を差しだす

お祭りの屋台を営む清太郎(右・宅間孝行さん)は、恋園神社を訪れた女性・さつき(左・星野真里さん)と出会う

お祭りの屋台を営む清太郎(右・宅間孝行さん)は、恋園神社を訪れた女性・さつき(左・星野真里さん)と出会う

清太郎とともに商売をしている、ヒデコ(右・鈴木紗理奈さん)と力也(左・竹財輝之助さん)

清太郎とともに商売をしている、ヒデコ(右・鈴木紗理奈さん)と力也(左・竹財輝之助さん)

それぞれ恋園町で人生の転機を迎えた車海老貫一(左端・モト冬樹さん)と東雲六郎(中央・永島敏行さん)

それぞれ恋園町で人生の転機を迎えた車海老貫一(左端・モト冬樹さん)と東雲六郎(中央・永島敏行さん)

恋園庵に出入りする酒屋の船田くん(左・大薮丘さん)は、神主の敏男(右・弓削智久さん)に虐げられており……

恋園庵に出入りする酒屋の船田くん(左・大薮丘さん)は、神主の敏男(右・弓削智久さん)に虐げられており……

玉枝の娘で巫女の麻衣子(手前・前島亜美さん)は、義父の六郎に反発を見せる

玉枝の娘で巫女の麻衣子(手前・前島亜美さん)は、義父の六郎に反発を見せる

麻衣子に想いを寄せる船田くんは、力也の言葉で敏男に立ち向かうことを決意

麻衣子に想いを寄せる船田くんは、力也の言葉で敏男に立ち向かうことを決意

恋園庵に関わる人々の関係が絡まる中、いよいよ船田くんは敏男と対決することに!

恋園庵に関わる人々の関係が絡まる中、いよいよ船田くんは敏男と対決することに!

新たな家族とともに暮らしていた六郎と、実の娘・さつきは25年ぶりの再会を果たし……

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タクフェス恒例・カーテンコールではキャスト陣がダンス! 大薮さんの軽快さに注目です

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もどかしくも温かな家族の愛情を、肩を寄せ合って歩む“あいあい傘”になぞらえて描いた今作。切ない父娘の関係とともに、大薮さんが演じる船田くんの成長ぶりなど、登場人物それぞれのドラマが楽しめる物語となっています。
また各公演では、公演前に日替わりのキャストによるファンサービスが行われる“ふれあいタイム”や、キャスト陣が揃ってダンスを披露するカーテンコールも開催! こちらもタクフェスならではの大きなお楽しみポイントです。

ゲネプロ直後に行われた囲み会見では、メインキャスト11名が役柄姿のまま登場。それぞれ演じる役柄とあわせて、公演への意気込みを語りました。

(後列左から)前島亜美さん、大薮丘さん、竹財輝之助さん、弓削智久さん、越村友一さん (前列左から)川原亜矢子さん、鈴木紗理奈さん、宅間孝行さん、星野真里さん、永島敏行さん、モト冬樹さん

(後列左から)前島亜美さん、大薮丘さん、竹財輝之助さん、弓削智久さん、越村友一さん
(前列左から)川原亜矢子さん、鈴木紗理奈さん、宅間孝行さん、星野真里さん、永島敏行さん、モト冬樹さん

全国のお祭りで商売をしている露天商・清太郎を演じる宅間さんは、今作の演出家としてキャスト陣の雰囲気を聞かれると「今回のキャラクターにハマっていて、例年に比べてとてもスムーズにけいこができました」とチームワークに自信の回答。主演・さつき役の星野さんも、4都市での地方公演を経てからの東京公演に「地方を回ってきたので初日という気がしていないのですが、(客席から)温かいものをいただき、時間を経て東京に帰ってきたことで自信をもって帰って舞台に立てると思っています」と笑顔を見せます。

(左から)出演・作・演出の宅間孝行さん、主演の星野真里さん

(左から)出演・作・演出の宅間孝行さん、主演の星野真里さん

続いて、さつきの失踪した実父・六郎を演じる永島さんは「僕も娘がいるので、脚本を読んでいて非常に心が動く作品でした。宅間演出はお客さんを意識せず、そこに生きている人間同士の会話を見せるよう。僕は非常にやりやすく、この芝居の楽しいところでもあります」と今作についてコメント。同じく25年前に物語の舞台となる恋園町に現れた謎めいた男・車海老貫一を演じるモト冬樹さんは、劇中での25年の経過で髪型が変貌する役柄に「変則的な髪形で頑張ります!(笑)」と話してベテランらしく場を笑わせます。

今作が初舞台となるヒデコ役の鈴木さんは「気持ちしかなく、技術の部分ではまだまだなので、みんなに食らいついていこうという気持ちです」と意気込みを一言。そんな鈴木さんについては、宅間さんから「稽古後に残って練習していた」という裏話も明かされますが、この言葉に鈴木さんは「(練習なんて)し、してね~よ!(笑)」と、自身が演じる役柄のような口調で否定するテレ隠しを見せる一幕も。

続いては六郎が失踪後に内縁関係となった茶屋の店主・玉枝を演じる川原さんにマイクが向けられますが、キャラクター説明を丁寧に語り続ける川原さんの姿にキャスト陣からは「意気込みは!?」「天然か!(笑)」とツッコミが続出。慌てて川原さんが「200%、さいしゅうらく……じゃない、千秋楽まで頑張ります!」と答えますが、「『さいしゅうらく』って!(笑)」と、可愛らしい言い間違いに宅間さんからも大笑いされてしまいます。

一方で若手キャスト、玉枝の娘・麻衣子役の前島さんが「地方公演を回っている中で、驚くほど老若男女の方にたくさん観ていただけていて、会場が温かいことにとても驚きました。今作は家族愛の物語なので、しっかりと温かい愛を! 皆さんから受け取ったものをまたお届けられるように、頑張っていきたいと思います」と滑らかに答えると、そのしっかりとしたコメントにモトさんらベテラン勢からも「上手い!」「パーフェクト!」と絶賛の声とともに大きな拍手が贈られます。

この前島さんのコメントにハードルが上がったところで、次に意気込みを求められたのは大薮さん。自身の役柄を「船田くんという役なんですけども、酒屋の息子です。麻衣子のことがすごく好きな男の子を演じさせていただきました!」と紹介、また「タクフェスに参加させていただいたことを、超嬉しく思っています!」と意気込みを語りますが、そのままさらに「さっ、次は輝さんいかがでしょう!」と竹財さんへと順番を回そうとし、周囲から一斉に「お前が仕切るな!(笑)」とツッコミを入れられて笑いをさらいました。

酒屋の息子・船田くんを演じる大薮丘さん

酒屋の息子・船田くんを演じる大薮丘さん

そんな大薮さんに「生意気だな!(笑)」と笑顔をみせた竹財さんは、清太郎・ヒデコとともに旅をする露天商・力也という役柄について「アホでバカですが、意外と全体が見えている男。なので僕だけはしっかりしなくちゃな、と思っています」とコメント。さらに「宅間さんの演出は公演ごとにブラッシュアップされていくので、もちろん今までも全力でしたが、さらに何倍にもなるお芝居。一人でも多くのお客様に楽しんでもらいたいと思います。全力で頑張ります!」と意気込みます。

そして神主見習いの敏男役を演じる弓削さんは「宅間さんに頭が上がらない役柄なので、非常にやりやすいです(笑)。観に来る方にとっても、大切な一日となることを祈っています」と、また映画版・舞台版ともに、麻衣子に恋する大学教授・滑川を演じる越村さんは「舞台の方が時間をかけて稽古をするのでキャラクターの濃さは強く、映画は逆に瞬発力がいるかなと。舞台と映画の演出家が同じ、という珍しい作品になっていますので、ぜひご覧ください」とそれぞれメッセージを聞かせてくれました。

若手の前島さん&大薮さんから、永島さん&モトさんとベテラン勢まで幅広い世代の役者が揃う今作。宅間さんは「中間のさりちゃん(鈴木さん)が若手をまとめて、(星野さんを指して)彼女も男っぽい性格で先輩たちを自由自在に操ってくれました(笑)。最年長のモト冬樹も、いつの間にか“冬樹”呼ばわりされていましたが、モトさんも抵抗していないので(笑)」と、カンパニー全体が世代を超えた仲になっていることを楽しく語ってくれました。

会見中、宅間さんからイジられまくりの大薮さん! カンパニーの弟分として可愛がられている様子でした

会見中、宅間さんからイジられまくりの大薮さん! カンパニーの弟分として可愛がられている様子でした

タクフェス第6弾『あいあい傘』東京公演は、11月2日~11月11日までサンシャイン劇場にて上演中。続いて12月まで新潟・広島・札幌・大阪・名古屋にて地方公演が開催されます。各公演の詳細・チケット情報は下記のInformationより公演公式サイトにてご確認ください。

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※大藪丘さんが大隅勇太さんと日本伝統の「和」文化にチャレンジ対決する「スマチャレ!!」第8弾が、スマボアプリで配信中! その対決決着戦となるイベントが2019年1月20日に開催予定。詳細発表をお楽しみに!

☆Information

■タクフェス第6弾『あいあい傘』上演中
作・演出:宅間孝行
出演:星野真里、宅間孝行 / 鈴木紗理奈 / 竹財輝之助、弓削智久、大薮丘、前島亜美、越村友一、柿澤仁誠(Wキャスト)、佐田照(Wキャスト) / モト冬樹、川原亜矢子 / 永島敏行
公演日程:
2018年11月2日(金)~11月11日(日) 東京・サンシャイン劇場
2018年11月15日(木) 新潟・りゅーとぴあ劇場
2018年11月18日(日) 広島・はつかいち文化ホールさくらぴあ大ホール
2018年11月23日(金)・11月24日(土) 札幌・道新ホール
2018年11月30日(金)~12月4日(火) 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2018年12月6日(木)~12月9日(日) 名古屋・ウインクあいち
各地チケット発売中・詳細は公演公式サイトへ
≪タクフェス『あいあい傘』公式サイト≫
http://takufes.jp/aiaigasa/

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