2018-9-15

映画「恋するアンチヒーロー」をはじめ、TVドラマ「15歳、今日から同棲始めます。」、「ディキータマリモット～オウセンの若者たち～」、舞台「KING OF PRISM-Over the Sunshine!-」主演・一条シン役など、映画・ドラマ・舞台と幅広い活躍を見せる俳優・橋本祥平さんのムック本「月刊橋本祥平×小林裕和」発刊記念イベントが9月8日と9日の両日、東京・TSBSホールと大阪・世界館にて開催されました。

ムック本「月刊」シリーズのプロデュースを手掛ける写真家・小林裕和さんによる「月刊」×新世代俳優シリーズの第12弾としてリリースされた今作では、全編ギリシャでの撮影を敢行。画家の少年に扮し、地中海の白の絶景サントリーニ島やミコノス島を舞台に、カンバスの中に描くモデル役として、ドライフラワーを使ったビューティーカットやヌード撮影にも挑戦するなど、従来のイメージと一線を画すような数多の表現が本作内でストーリー展開され、橋本さんの魅力を余すところなく詰め込んだ一冊です。

発売記念イベントには、来場者数は両日合わせ2,000人を超す多くのファンが詰め掛け、熱気に包まれる中、イベントの合間に、橋本さんがオフィシャルインタビューに応じました。

「月刊橋本祥平×小林裕和」をリリースした橋本祥平さん

今回作品に込めたテーマやメッセージについて、「たくさん初めての経験をさせて頂いて取り組んだ今回、自分の中で特別な物にしたいと思いました。今まで生きた 24 年間の全ての集大成のような形で」と語り、また「ギリシャと言えば自分の中ではギリシャ神話、美しいというイメージがあって、ギリシャのイメージに合った美しい姿をこの作品を通して表現出来たらいいなと思い挑戦させて頂きました。」とコメント。

撮影に挑んだ感想や撮影時の苦労や裏話、エピソードなどに関しては、「実は初海外が今回のギリシャだったんです。初海外でギリシャはなかなかハードル高いなと思っていましたけど、いざ行ってみたら目に映るもの全てが美しく皆様にもギリシャのサントリーニ島とミコノス島の素晴らしさを伝えたいなと思い、挑ませて頂きました。今は初海外がギリシャで本当に良かったと思っております！」と力説。

しかし苦労もあったようで、「でもなかなか初海外の道のりは長くて、当初予定していた最初の飛行機が飛ばず…変更して取った飛行機も飛ばず…3度目の正直でやっと飛び立つという珍道中(笑)。ギリシャの予定が1日なくなり、途中降りたドーハ空港でスタッフさんと今後のスケジューリングを打ち合わせしたり…。でもそれも含めて、本当に素敵な旅でしたね！」と、撮影秘話を語ってくれました。

作中で画家の少年がカンバスの中に描くモデル役で、ドライフラワーを使ったビューティーカットやヌード撮影に挑戦するなど、従来持つイメージと一線を画すようなカットなどに挑んだ意欲に関しては、「今回はそれぞれの役を演じるという意識で挑ませて頂いたので、その役になりきって、それにプラスして風景や衣装、ヘアセットの力を借りて、表現する事が出来ました。プロデューサーの小林さんに、色々と引き出して頂きましたね。それにギリシャという国が、あまりにも美しい国だったので、美しさを出せるなら何でもしようと思い脱ぎました(笑)。24歳の橋本祥平の身体が、この月刊でこの先も残るのは嬉しい事です。」と撮影当時を振り返りました。

橋本さん自身が選ぶベストショットについては、「金色の稲穂の中で撮った写真です。打ち合わせ段階から小林さんの稲穂推しが強く、行って見たらその理由が分かりました。実際は普通の稲穂って感じなんですけど、フィルムを通すと稲穂が金色に輝いているんですよ。素敵なロケーションに力を貰って、活き活きと撮ってもらうことが出来たショットです。現地の方に、『この場所で撮る人なんて普段居ないけど、ここいいね。素晴らしい！』と言ってもらえました！」と喜びを交えながら語りました。

今回が初めての海外だったという橋本さん

東京・大阪で多くのファンが集い開催された、本作の発売記念イベント。その感想について「たくさんの方が東京・大阪と会場に足を運んでくれました。こんな自分のために… 本当にありがたいです！イベントでは30分小林さんとギリシャについてお話したのですが、話せば話すほど 6月に行ったギリシャの思い出が蘇って、とても懐かしい気持ちになりました。その後に来てくださったファンの皆様とチェキの撮影会をしたり、たくさんの方々とコミュニケーションが取れて本当に楽しかったです！」と、嬉しそうに振り返りました。
2013年の俳優デビューから、これまで多くの人気舞台・映像作品・ラジオパーソナリティーなど、様々なジャンルでマルチな活躍を見せる橋本さん。今回写真作品というフィールドでの表現は難しかったのかどうか聞いたところ「実は自分、カメラが怖くて… 向けられただけで緊張したり固くなっちゃうんです（苦笑）。なので今回いい写真が撮れるかという不安もありましたが、小林さんから頂いた物語の登場人物達を演じるという設定があったので、普段と同じ様な感覚でとても楽しくやらせて頂きました。そしてギリシャという街並みと景色が、常に自分のテンションを上げてくれていたので辛いなんて1ミリも思いませんでした！」と語りました。

さらに、仕事・プライベート各々での今後の自身の目標については、「今回初めての海外でギリシャに行かせて頂き、日本との文化の違いをモロに感じました。行った国での素敵な所がたくさん分かるし、逆に行ったことで日本の素晴らしさも痛感。なのでこれから色んな国に行って、色んな国の文化を感じたいと思っています。ギリシャに行った時に現地の方が素敵な方ばかりだったんですけど、英語が喋れないので会話したくとも出来なくて…。とてももどかしい気持ちになっていました。だからゆくゆくは 1 人で海外に行けるようになりたいですね。仕事面では普段舞台を多くやらせて頂いているんですけど、今回の機会のように色々なお仕事に巡り会いたいです。もちろん舞台は好きなのでこの先もやって行きたいですし、それ以外の事も未知なので挑戦したい。その中でいつもファンの方あっての僕なので、皆様の笑顔をこの先も絶やさない。これが目標です！」と、力強く抱負を語りました。

最後に「まず新世代若手シリーズとして、僕らにスポットを当てて貰えるのが本当にありがたかったです。小林さん始めスタッフさん方の熱意が物凄く、僕も並々ならぬ決意で挑ませて頂きました。写真集というより、一つの物語として見て感じてくれたら幸いです！」と本作の見どころ・抱負などを語りました。