2018-8-26

ムック本『編集長・北村諒「Another Life」』出版記念トーク＆お渡し会が8月26日、東京・アニメイト池袋本店にて行われました。

俳優が編集長となってコンセプト、企画内容を考える「シリーズ編集長」。第1弾は荒牧慶彦さんが務め、第2弾となる今回は、「あんさんぶるスターズ！」「刀剣乱舞」「七つの大罪」などの人気漫画＆ゲームの舞台「2.5次元舞台」で主要なキャラクターを演じている北村諒さんが編集長に就任。

タイトルにもなっている「Another Life」をコンセプトとして、「北村さんがもしも役者ではない違う人生を選んでいたら？」というテーマで7つの人生を表現。ゲストとして福山潤さん、植田圭輔さん、樋口裕太さんも登場しています。

『編集長・北村諒「Another Life」』をリリースした北村諒さん

「自分で歩んでみたかった人生を、単純にやってみたかったことを、たくさん詰め込んだ一冊になっています」とPRした北村さん。こだわった点として“紙質”を挙げ、「個人的に触り心地がいい雑誌が好きで、自分がいいなと思うものを皆さんに感じていただきたかったです」と選んだ理由を語りました。

今回のイベントでは編集長として来場者にAR付きの特製名刺を配りますが、実際に名刺を配るのは初めてとのこと。今後名刺を渡してみたい人はという質問には、「今回の企画で対談した福山潤さんは一番会いたかった方でしたが、まだ名刺を渡していないので機会があれば渡しに行きたいです」とコメント。

編集長らしくはスーツ姿で登場！

一番やりたかったのはスカイダイビングだったそうで、「一番最初の企画会議で、何をやりたいですかと聞かれた1秒も経たないうちに『スカイダイビングやりたい』って答えました。実際にやってみて、本当に最高でした。人生で一回は飛んで損はないと思いますね」と振り返りました。

また、カーレーサーの企画では、日本で有数のレース場でもある鈴鹿サーキットで、本物のフォーミュラーカーを運転。「すごく刺激的でもあり、正直メチャメチャ怖かったです。でもその怖さが、本物のカーレーサーへの尊敬でもあって、身をもって経験することができました」とコメント。

北村さんのお気に入りショットはカーレーサー企画での1枚。実際のドライブでは、体感で200㎞ぐらいは出していたそうです

犬や猫を保護し、里親が現れ引き取るまでの間動物たちを育てるペットシェルターの体験では、「猫や犬たちがたくさんいますが、中には虐待を受けた動物もいて、そういう現実が、楽しいことばかりじゃなくて、ペットシェルターにいる仔たちの新しい人生もあるんだよというのを皆さんに知ってもらいたいと思って選びました」と経緯を説明。

芸妓(げいぎ)の企画では、本物の芸子さんから所作や三味線を教えてもらったとのこと。「7つの企画のうち、一つは『性別が違ったら？』という企画をやってみたかったです。本当に所作が素晴らしくて、一日二日ではできるものではないと感じたので、間近で見られてよかったですし、今の自分の人生にためになる時間でした」と感想を語りました。

名刺を渡すポーズをとる北村さん。なかなか見られない貴重なショットです！

今回の企画では、7つ以外にも合計20近くの企画を北村さんは考えていたそうで、泣く泣くカットになったものを聞いたところ、「サバイバルゲーム、トランポリン、保育士、乗馬、イルカショーのトレーナーとかですかね。あとはバスケットボールを題材にした漫画『あひるの空』の原作者である日向武史先生とのインタビューも、候補として挙がっていました。もし第2弾があったらぜひ実現させたいです」と意欲十分の様子でした。