- 2018-8-15
宝塚歌劇団にかつて存在した「男子部」の青春を描く、舞台『宝塚BOYS』が東京芸術劇場 プレイハウスにて上演中! 今回の上演版は『宝塚BOYS』初の2チーム制となっており、良知真次さんらが熱演を見せたteam SEAに続き、いよいよ8月15日からは永田崇人さんら期待の若手が揃うteam SKYが登場します。
スマートボーイズでは、ゲネプロでのteam SKY公演ショットとともに、永田崇人さん&溝口琢矢さんのコメントをお届けいたします。
“女性だけのレビュー劇団”として、不動の人気と100年の歴史を誇る宝塚歌劇団に、第二次世界大戦が終わって間もない1945年(昭和20年)12月から1954年(昭和29年)3月まで存在した「男子部」。彼らの姿を綴った、辻則彦氏著のドキュメンタリー本『男たちの宝塚~夢を追った研究生の半世紀』(神戸新聞総合出版センター刊)を原案に、舞台『宝塚BOYS』は脚本・中島淳彦さん、演出・鈴木裕美さんのもと、2007年に初上演されました。
宝塚歌劇の夢を懸命に追いかけながらも、活躍の場はなく、ついに憧れの大劇場へ立つことはないままに解散を迎えた男たち。その姿を可笑しくも切ない青春グラフィティとして描き出したステージは好評を博し、2008年、2010年、2013年と上演を重ねる人気作となりました。
そして5年ぶり、5度目の上演として迎えた2018年版では、今作のメインキャストである「男子部」のメンバー7名を、初の試みとして2チームの注目俳優陣が演じます。
先に開幕を迎え、8月4日~11日までの公演で熱演を見せたteam SEAには、良知真次さん、藤岡正明さん、上山竜治さん、木内健人さん、百名ヒロキさん、石井一彰さん、東山義久さんが出演。そしていよいよ8月15日~19日までの公演へと登場するteam SKYには、永田崇人さん、溝口琢矢さん、塩田康平さん、富田健太郎さん、山口大地さん、川原一馬さん、中塚皓平さんが出演! また劇中の彼らを支える面々には、愛華みれさん、山西 惇さんが両チーム共通のシングルキャストとして出演しています。
2010年・2013年版を経験しているキャストが多く、懸命に日々を重ねる若者たちの姿を確かな実力で演じきったteam SEAに対し、2.5次元舞台などで活躍する期待の若手俳優たちが名を連ねるteam SKYは、全員が『宝塚BOYS』初参加! これまでの上演の中でも7人の平均年齢が一番若く、実在した当時の男子部メンバーに近い年齢層になっているという彼らが、team SEAとはまた異なる青さで、team SKYならではの一途な青春模様を見せてくれます。
また劇中では、2チームで少しずつ演出が異なる箇所も見られ、『宝塚BOYS』ファンはそれぞれのチームごとに名場面を楽しむことができそうです。
【team SKY ゲネプロショット】
【キャストコメント】
■永田崇人さん コメント
僕ら六期目のBOYSは、平均年齢が今までで一番若く、その分戦争から最もかけ離れている人間たちの集まりです。ですが稽古場では、皆で”苦い飯を食う”というような経験もして、それが舞台に表現されているんじゃないかとも思います。僕らにしかできない『宝塚BOYS』があると改めて感じましたし、team SEAのお兄さん達とは違う僕らのBOYS、それを発見する楽しさもあると思います。「この作品に出会えた人は幸せだ」と仰った方がいるのですが、それはご覧になる方も、そして、僕らのように関わることが出来た人間もそうだと思います。
本当に幸せだなと思える、大好きな作品です。
是非、劇場に足を運んで、一緒に青春をして頂きたいと思います。
■溝口琢矢さん コメント
こんにちは、溝口琢矢です。『宝塚BOYS』、今回2チームあり、僕たちは“6th BOYS(ろくボーイズ)”となるのですが、とにかく緊張しております。チームでは僕と富田が最年少なんですが、メンバーはみんな凄く優しくて、崇人君含め皆で支えて下さっていて、本当にいいチームが出来上がっているんじゃないかと思っています。この若さとエネルギーは、舞台で盛大に発揮される筈ですので、是非皆様楽しみに、そしてワクワクしながらお越し頂ければと思います。
よろしくお願いします。
【team SKY 配役】
永田崇人:上原金蔵 役
溝口琢矢:竹内重雄 役
塩田康平:太田川剛 役
富田健太郎:長谷川好弥 役
山口大地:山田浩二 役
川原一馬:竹田幹夫 役
中塚皓平:星野丈治 役
愛華みれ:君原佳枝 役
山西 惇:池田和也 役
【ものがたり】
昭和20年秋……第二次世界大戦が終わったばかりの激動の時代。
幼い頃から宝塚の舞台に憧れていた若者・上原金蔵。彼は一枚の召集令状で青春を失い、今度は自らの書いた一枚の手紙で、人生を変えようとしていた。
手紙の宛先は宝塚歌劇団創始者・小林一三。内容は宝塚歌劇団への男性登用を訴えるものだった。
折よく小林一三も、いずれは男子も含めた本格的な“国民劇”を、と考えていたのだ。
そうして集まったメンバーは、上原をはじめ、電気屋の竹内重雄、宝塚のオーケストラメンバーだった太田川剛、旅芸人の息子・長谷川好弥、闇市の愚連隊だった山田浩二、現役のダンサー・星野丈治、と個性豊かな面々だった。
宝塚歌劇男子部第一期生として集められた彼らではあるが、劇団内、観客などの大半が男子部に反対。前途多難が予想される彼らの担当者として歌劇団から、池田和也が派遣されていた。
池田は彼らに厳しく言い放つ。
「”清く正しく美しく”の歌劇団内では、生徒といっさい口をきいてはならない。」
「訓練期間は2年。その間、実力を認められるものは2年を待たずに仕事を与える。」
男子部のメンバーはいつか大劇場の舞台に立てることを信じ、声楽・バレエ・・・と慣れないレッスンに明け暮れる日々が始まった。
報われぬ稽古の日々が一年近く続く中、やっと与えられた役は……馬の足。そして男子部の存在を否定するかのような事件も起こり、彼らの心中は激しく揺れ動く。
そんな中、新人・竹田幹夫が入って来る。
月日は流れて行く。
やり切れない想いをかかえながらも、相変わらず日々のレッスンに励む男子部の面々。しかし、彼らの出番は相変わらずの馬の足と陰コーラス。プログラムに名前すら載らない。それどころか、男子部反対の声はますます高まり、孤立無援の状況。そんな彼らをいつも温かく見守ってくれるのは、寮でまかないの世話をしてくれる君原佳枝だけだ。
そんなある日、とうとう宝塚男女合同公演の計画が持ち上がった。
喜びにわく彼らだったが……。
team SEAキャストに続く、team SKYキャストによる『宝塚BOYS』東京公演は、8月15日~19日まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演中。続く地方公演は、名古屋・久留米・大阪にてteam SKY出演での上演です。詳細は、下記のInformationより公演公式サイトをご確認ください。
☆Information
■『宝塚BOYS』
原案:辻 則彦「男たちの宝塚」(神戸新聞総合出版センター刊)
脚本:中島淳彦 演出:鈴木裕美
企画・製作:キューブ 協力:宝塚歌劇団
【キャスト】
☆team SEA
良知真次、藤岡正明、上山竜治、木内健人、百名ヒロキ、石井一彰、東山義久
愛華みれ、山西 惇
☆team SKY
永田崇人、溝口琢矢、塩田康平、富田健太郎、山口大地、川原一馬、中塚皓平
愛華みれ、山西 惇
【公演日程】
東京公演:2018年8月4日(土)~19日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス
(8月4日~11日:team SEA 、8月15日~19日:team SKY)
※以下、各地公演はteam SKYのみ出演
名古屋公演:2018年8月22日(水) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
久留米公演:2018年8月25日(土)~26日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
大阪公演:2018年8月31日(金)~9月2日(日) サンケイホールブリーゼ
チケット料金:8,800円
U25/5,000円 (チケットぴあにて前売のみ扱い/当日座席指定・交換時要年齢明記身分証)
(全席指定・税込) ※未就学児童入場不可
各種プレイガイドにてチケット発売中
≪公式サイト≫
https://www.takarazukaboys.com/
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