- 2018-7-25
舞台「宇宙戦艦ティラミス」東京公演が7月25日より東京・新宿シアターサンモールにて開幕しました。
「宇宙戦艦ティラミス」は、宮川サトシさん原作・ 伊藤亰さん作画によるSFギャグ漫画。地球連邦と宇宙移民との抗争が続く世界を舞台に、宇宙戦艦ティラミスのエースパイロットでありながら、専用機のデュランダルにひきこもってばかりいるスバル・イチノセをはじめ、個性豊かなキャラクターが登場する物語。今年4月にTVアニメが放送され、10月にはTVアニメ第2期の放送が決定するなど人気を博しています。
舞台版では、スバル・イチノセ役の校條拳太朗さんをはじめ、イスズ・イチノセ役の高本学さん、ヴォルガー・ハマー役の上田悠介さん、スバルB役の伊藤孝太郎さん、リージュ・ルロワ役の藤本かえでさん、マーティン・アンサンブル役の正木航平さん、ヴェンチュリー・ルロワ役の磯貝龍虎さんといった若手実力派キャスト7名が集結。
本番初日直前に行われた囲み会見では、キャスト7名が登壇。本番に向けての意気込みを語ってくれました。
校條 いい感じに緊張しているのと、セットや音響、照明などが全て揃って、いろんなセクションの力が初めて一つの作品として出来るというので、ドキドキであり楽しみでもあり、あとは本番に向けて調整したい気持ちでいます。今回はいろいろなところに面白い要素が散りばめられていて、皆さんも共感できるような生活の中にあるような小さな笑いがたくさんありますので、是非そういう所を見つけてください。
高本 稽古では、SFとギャグを噛み合わせて宇宙空間をどう表現するかを、演出の米山(和仁)さんを中心として、みんなで悩みながらも全速力で駆け抜けてきたなと思います。段取りが多い作品なので、ゲネプロではその部分を丁寧にやりつつ、本番に持っていけるような熱量を舞台で上げていきたいです。
上田 基本的に役者はアナログなことをやっていますが、技術的な意味で言うとデジタルなことが散りばめられてしているので、全身で感じていただけたら嬉しいと思います。
伊藤 上演時間の2時間のうちに何役を演じさせていただくという機会はなかなかないので、どのシーンも「あの人はああいう役やっているんだ」というのを楽しみにしていただいて、こういうコメディだと、お客様が入ってお客様の笑い声をいただいて完成するかと思いますので、肩の力を抜いて大いに笑っていただけたら嬉しいです。
藤本 本当にツッコミどころが満載で、一人一か所だけ見ていたら、目が足りないくらい、あちこちでいろんなことが起こっています。しつこく集中して見てください。
正木 キャストが7人しかいないという中で、全員野球のつもりでやっています。是非演劇版の「宇宙戦艦ティラミス」をお楽しみください。
磯貝 イチノセ役の2人以外は一人何役もやりますが、中には無理な早着替えもあったりします。そういったところも楽しみながら、なんとか7人でなんとか頑張っている姿を見ていただければと思います。劇中では下ネタも含まれていますが、熱量で大いに楽しんでいただきたいです。
壮大なSFギャグ作品である原作について、共感した部分を質問された校條さんは「男子はほぼほぼスバルに共感しているのかなと思っていて、特におしっこに行きたくなって、どうしようと迷いながらも帰って、そのトイレに着いたらスゴイ列が並んでいるというのを、小学生の頃に似たような経験があります。その時は我慢しながらも家に帰ったら、カギを学校に忘れてしまい、ちょっと……そういうことがありました(笑)」と苦い経験を告白しました。
囲み会見後に行われたゲネプロでは、シュールで共感できる笑いが随所に出現。オープニングからラストまで笑いの連続が待ち構えており、まるで本番のような笑い声が会場に沸き起こりました。斬新な演出にも注目で、戦闘ロボット同士のバトルシーンでは2.5次元を凌駕する3.5次元(?)の世界が展開されます。
≪あらすじ≫
宇宙暦0156年、地球連邦と宇宙移民との抗争は激化していた。戦局を打開する為、地球連邦は宇宙戦艦「ティラミス」を出航させる――。
ティラミスの若きエース、スバル・イチノセは、眉目秀麗、成績優秀な天才パイロット。……だが彼の真の姿は、ティラミス艦内の集団生活に馴染めず、いつも専用機・汎用人型機動兵器デュランダルのコックピットにひきこもってばかりいる奴で……。孤独のコックピットギャグ、出撃!!
舞台「宇宙戦艦ティラミス」は7月31日まで東京公演が行われ、8月4日より岐阜市文化センターにて岐阜公演、8月11日よりABCホールにて大阪公演がそれぞれ上演。当日券などの詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
©宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会
©舞台「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会
☆Information
舞台「宇宙戦艦ティラミス」
日程:
[東京公演]2018年7月25日(水)~31日(火)
[岐阜公演]2018年8月4日(土)~5日(日)(岐阜市文化センター市民ふれあい事業)
[大阪公演]2018年8月11日(土)~12日(日)
会場:
[東京公演]シアターサンモール
[岐阜公演]岐阜市文化センター
[大阪公演]ABCホール
<出演>
スバル・イチノセ:校條拳太朗
イスズ・イチノセ:高本学
ヴォルガー・ハマー:上田悠介
スバルB:伊藤孝太郎
リージュ・ルロワ:藤本かえで
マーティン・アンサンブル:正木航平
陰毛:???
ヴェンチュリー・ルロワ:磯貝龍虎
脚本:なるせゆうせい
演出:米山和仁(劇団ホチキス)
原作:宮川サトシ 伊藤亰(新潮社「くらげバンチ」連載)
企画・プロデュース:4cu/「based on origin」project
岐阜公演共催:(一財)岐阜市公共ホール管理財団 岐阜三銃士
≪公式サイト≫
http://tiramisu-stage.com/
≪公式Twitter≫
@tiramisu_stage
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