- 2018-7-6
劇団鹿殺し本公演「俺の骨をあげる」が、8月10日から大阪・ビジネスパーク円形ホール、8月15日から東京・サンシャイン劇場にて上演!
本作は、昭和の大阪・平成の東京を舞台に、主人公のタエと、その骨となって生きた5人の男たちの人生を力強い歌と音楽で描く、劇団鹿殺しの代名詞的音楽劇「BONE SONGS」(2013)の大幅リメイク。新たに強靭な肉体、そして生バンドを迎え、唯一無二のストロングスタイル歌劇として生まれ変わります。
スマートボーイズでは、主人公タエの息子で・歩を演じる伊万里有さんを直撃! 伊万里さんの意外な過去が明らかになるインタビューを、たっぷり全3回に渡ってお届けします。
【Part.1】過去の経験が芸の肥やしに……
――早速ですが、「劇団鹿殺し」という劇団名の由来を知っていますか?
伊万里 え、わかんないです(笑)。
高橋戦車(同席した劇団スタッフ) 詩人・村野四郎さんの「鹿」という詩が由来です。夕日を見つめている鹿は自分が猟師に狙われていて、死の危険が迫っているとわかっているんですけど、夕日があまりにも美しいから見つめているという内容で。この詩に感銘を受けて、この名前になりました。
伊万里 いい話!
高橋 殺される鹿の死生観とか美学に感銘を受けてるんですよ。
――そんな劇団の公演に出演が決まりましたが、お気持ちはいかがでしょう?
伊万里 よく行くお店のオーナーさんとか、あんまり舞台に興味なさそうな知人が「今度の観に行きたい!」って言ってくれることが何度かあって、鹿殺しさんの大きさを感じてます。大きい家族みたいな感じですよね。
――今回演じる歩はプロレスラーですが、前作の「BONE SONGS」はご覧になりましたか?
伊万里 見ました。チョビ(演出兼、主人公のタエ役・菜月チョビ)さんの幼稚園生姿がシュールでおもしろいなって(笑)。プロレスはあまり見てことなかったんですが、この作品を見てから興味を惹かれました。プロレス以外にも、家族や周囲にいる人達の大切さを教えてくれてる作品のかなって思いました。
――プロレスはあまり見ないんですね。格闘技好きなイメージがあるので、少し意外です。
伊万里 極真空手をやっていたのでキックボクシングとか、プロレス以外の格闘技は見るんですけどね。プロレスって、ショーに近いものだと思っていて。見るとめっちゃ楽しいんだろうなっていうのはわかります!
――ふだんから体を鍛えてらっしゃる伊万里さんにピッタリなのでは?
伊万里 歩と僕、似ています。それこそ僕、イジメられっ子だったんですよ。小学生の頃は体が小さくて。だから、同年代の子たちとはそんなに付き合ってなくて、2つ上の兄貴と同じ学年の人達と遊んでました。しかも、歩は心臓が弱いんですけど、僕もちょっと弱いです。拡張型心筋症っていう。一応まだ発症はしてないですけど。スポーツやってる人に多いって聞きますね。脈のペースが普通の人とちょっと違うんですよ。
――ひ弱な子が格闘技、特に空手を習うこと多いですよね。体を鍛えるという意味で。
伊万里 そうですね~。角田(信朗)さんも元イジメられっ子だけど、気づいたらバキバキになって……あの方はバキバキどころじゃないですけど(笑)。そういう経験をした子は、野心が生まれるんじゃないですか? それに苦しさを知っていることが芸の肥やしになってるんだと思います。イジメられたことがないと、本当のイジメられっ子の気持ちはきっとわからないから。……僕、たまにはいい事、言いません?(笑)
――プロレスシーンでは、マスクマンになるのかと思いますが、いかがでしょう?
伊万里 僕、体はこんなにゴリゴリなのに、肌めっちゃ弱いですからね(笑)。肌荒れとかではなくて、何かに触れてた部分が赤くなったり。でも、5分くらいで元に戻るんですよ。強いのか弱いのかわかんない!
――それではプロレス中に受け身を取ると、赤くなりそうですね。
伊万里 赤くなるとよりリアリティーがあって、いい感じになるかもしれないですね。でも、マスクを取ったら、顔とか首元が赤くなってそう(笑)。実際、ビジュアル撮影中になってますよ。動くと衣装がお腹に擦れて赤くなってましたもん。それにチャンピオンベルトのふちがお腹にあたって、赤く跡が出来てましたし。でも、この作品に関しては、それが功を奏すかな。……っていうか、(ミュージカル『刀剣乱舞』の)長曽祢虎徹しかり、『BRAVE10』(の真田幸村)しかり、最近お腹を出す衣装のキャラが多すぎる!(笑)
≪Part.2に続く≫
劇団鹿殺し ストロングスタイル歌劇「俺の骨をあげる」は、8月10日~12日に大阪・ビジネス円形ホール、8月15日~19日に東京・サンシャイン劇場にて上演。チケット情報や公演詳細は、下記Informationより公式サイトをご確認ください。
☆Information
劇団鹿殺し ストロングスタイル歌劇「俺の骨をあげる」
公演日程・会場
大阪公演:2018年8月10日(金)〜12日(日)ビジネスパーク円形ホール
東京公演:2018年8月15日(水)〜19日(日)サンシャイン劇場
チケット
S席:6,300円
A席:5,300円
ヤング券(U-22):3,900円
※全席指定
※A席の販売は東京公演のみ
受付URL http://shika564.com/2018
一般発売中
≪公式サイト≫
http://shika564.com/2018
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