2018-6-30

Vシネクスト『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』初日舞台挨拶が、6月30日に東京・新宿バルト9にて行われました。
初日、2日目と全国各地で舞台挨拶が行われる中、同劇場にはラッキー／シシレッド役の岐洲匠さん、スティンガー／サソリオレンジ役の岸洋佑さん、ナーガ・レイ／ヘビツカイシルバー役の山崎大輝さん、ハミィ／カメレオングリーン役の大久保桜子さん、スパーダ／カジキイエロー役の榊原徹士さん、佐久間小太郎／コグマスカイブルー役の田口翔大さん、鳳ツルギ／ホウオウソルジャー役の南圭介さん、十文字撃／宇宙刑事ギャバンtypeG役の石垣佑磨さん、烏丸舟／宇宙刑事シャイダー役の岩永洋昭さん、ショウロンポ―(声)／リュウコマンダー(声)・ナレーターの神谷浩史さん、坂本浩一監督が登壇しました。

今年2月に大盛況のうち幕を閉じた「宇宙戦隊キュウレンジャー」と、宇宙刑事ギャバンを隊長に結成されたヒーローユニット「スペース・スクワッド」による夢のコラボが実現した今作。キュウレンジャーのTVシリーズから4年後の世界を舞台に、宇宙忍デモストの野望を阻止するために闘う姿が描かれおり、唐橋充さんや細貝圭さんらといった歴代スーパー戦隊悪役たちによるグループ「ヴィランズ」や、出合正幸さんといった東映ヒーロー作品出身俳優の参戦が発表され、公開前から大きな話題を呼びました。

(左前列より)大久保桜子さん、石垣佑磨さん、岐洲匠さん、神谷浩史さん、南圭介さん
(左後列より)田口翔大さん、山崎大輝さん、岩永洋昭さん、岸洋佑さん、榊原徹士さん、坂本浩一監督

2日間で延べ9つの劇場で舞台挨拶が行われるということもあり、1回目は静かなスタートと思いきや、のっけから榊原さんと田口さんが「鳳ツルギ／ホウオウソルジャーです」と、ある意味お約束(？)のご挨拶。2人にカメラのフラッシュが多く焚かれるな否や、「シャッターを押さないで！！俺を撮ってよ！！」とボケた2人だけでなく、マスコミにも大声でツッコミを入れる南さん。さらに自身の出番には「ここがシャッターチャンスですよ！！」とマスコミにレクチャーする南さんの声は、早くも枯れ気味モード。この光景に岸さんは「記者の方をイジるって初めて見ましたよ！」と驚いた様子で、コントのようなやり取りに劇場は爆笑の連続です。

ラッキー／シシレッド役の岐洲匠さん

スティンガー／サソリオレンジ役の岸洋佑さん

この回の舞台挨拶は、まさに南さん尽くし。まずはキュウレンジャーとスペーススクワッドとのコラボについて、「宇宙連邦の大統領を演じることになって、自分の中でもどっしりといけると思っていましたが、もう一つの世界からギャバンとシャイダーの先輩方が来てくれたということで、本当に宇宙は広いなと思いました」とコメントしますが、、あまりにも内容のない感想に、MCを務めたスーパー戦隊大好きアナウンサーの宮島咲良さんから「なんて薄いコメントですか」とダメ出しされるハメに。
さらに、スペース・スクワッドで今後どんなヒーローと共演したいかという質問には、石垣さんが「もう二度とお前(南さん)とは共演したくない！お前だけ、大統領で居続けて欲しい(笑)」と南さんとの共演を拒否。石垣さんから非情の通達に「宇宙で会いましょうよ！宇宙は広いんだから！会えるって！会えるさ！！」と必死に弁明し、大統領の尊厳も形無しです。

ナーガ・レイ／ヘビツカイシルバー役の山崎大輝さん

スパーダ／カジキイエロー役の榊原徹士さん

続けて、何でも実現できる『ネオキュータマ』を手に入れるとしたらどんな能力のキュータマが欲しいという問いに、岐洲さんが「瞬間移動キュータマ」、南さんが「南圭介キュータマ」と挙げる中、「日焼け止めキュータマ」が欲しいを語った山崎さんに岐洲さんから「では、やってもらっていいですか？」と、キュータマを出すポーズをムチャ振り。「何も生まれないですよ!?」と前置きしながら、一連のポーズを実践するものの特に盛り上がることもなく、「はい、ありがとうございました」と宮島さんが強制的に締めるなど、どこまでも笑いの絶えない展開に。

佐久間小太郎／コグマスカイブルー役の田口翔大さん

鳳ツルギ／ホウオウソルジャー役の南圭介さん

スペース・スクワッドでは、邪教団「幻魔空界」の野望を食い止めるために銀河連邦警察が特別チームを編成して戦う姿が描かれていますが、今後どんな敵と戦いたいかという質問に、神谷さんは「あと9体残っているので、どんな奴がいるかというも気になりますし、声優としては、飯塚昭三さんが吹き替えする敵をぶっ倒したいです。実は飯塚さんが演じた悪は一度も宇宙を征服したことがないので、一回征服させてから倒したいです」と壮大な野望を語りました。

キュウレンジャーの製作発表から約1年半が経ったことについて、彼らの姿を見守った神谷さんは「一番最初から今を比べたら、別人のように成長していると思うんです」とコメント。また一年前に共演した石垣さんは岐洲さんを「戦い続けているからだと思うんですが、ファイターの顔になっていましたね」と、その成長に笑顔を見せていました。その流れで「うちのカジキイエローも、名乗りの声が高くなっていますからね」と榊原さんの高い声にも言及。宮島さんから「最大級の高い声で名乗りしてもらいますか」とリクエストされた榊原さんは、MAXモードで名乗りを披露！　ファンから大きな拍手が送られました。

十文字撃／宇宙刑事ギャバンtypeG役の石垣佑磨さん

烏丸舟／宇宙刑事シャイダー役の岩永洋昭さん

終盤には、現在サッカーW杯が盛り上がっているということで、サッカーにまつわるトークでは、優勝する国を聞かれ、サッカー好きの田口さんが「フランス」、岩永さんが「ベルギー」をそれぞれガチ予想。さらにFW・大迫勇也選手のキャッチフレーズとして話題となっている「半端ないって」にちなんで、この中で一番半端ないメンバーはという質問には、南さんで全会一致。さらに石垣さんからは「撮影に関わることで言えば、(南さんの)ヒゲの伸び方が半端ないです」と、最後まで南さんをイジっていました。

その後、フォトセッションが行われ、登壇者を代表して石垣さんが「一席も空いていないぐらいの満席な光景を見て本当に感無量です。また坂本監督と一緒にスペース・スクワッドを続けていきたいですし、またキュウレンジャーのみんなに恩返しができるように、ギャバンとして頑張っていきたいです」、岐洲さんが「友達やSNSなどにたくさん広めて、キュウレンジャーをもっと有名にしてくれると嬉しいです」とそれぞれ挨拶。最後はラッキーの名フレーズ「よっしゃ、ラッキー！」とファンと共に叫び、イベントは終了しました。