2018-3-30

2010年に公開された映画『ライトノベルの楽しい書き方』のキャスト＆監督が再結集し、注目を集める映画『やっさだるマン』。
広島県三原市の三原城築城450年を記念して製作され、主演の佐藤永典さん、共演の須藤茉麻さん、竹達彩奈さん、大森研一監督らによって全編市内ロケが敢行された作品です！

三原市役所で働く如月肇（きさらぎはじめ／佐藤永典）と、その幼馴染・赤畑里美（あかはたさとみ／須藤茉麻）は、同市公式マスコットキャラ“やっさだるマン”の管理運営を担当。「ゆるキャラグランプリ」全国236位という不甲斐ない結果に悔しがる素振りもない肇だったが、やっさだるマンの大ファンという礒合優那（いそあいゆうな／竹達彩奈）の登場により一変。同グランプリの上位ランクインを目指して、一大プロジェクトを立ち上げる！　が、そんな肇の前に立ちはだかる試練とは……!?

スマートボーイズでは、完成披露試写会の直前に主人公・如月肇を演じる佐藤永典さんを直撃インタビュー！ 7年ぶりのキャスト再集結に対する思いや役どころ、さらに、もし佐藤さん自身が三原市を盛り上げるとしたら？という難題にも回答してもらいました！

そのPart②は――

主演のさとちゃんこと、佐藤永典さん。三原市民を巻き込んだ盛大なシーンも見どころです！

【新ゆるキャラを考えるも、やっぱりやっさだるマンがNo.1！】

――全編三原市ロケということですが、撮影はいつごろ行われたのでしょう？

佐藤　去年の6月です。梅雨の時期で大雨、大雨、大雨……っていう予報の中、晴れを願いながら、朝起きてました。でも、奇跡的に雨で困ることはなく！屋外ロケ中は降らず、屋内で撮影してるときに降っていました。須藤さんとは一緒のシーンが多かったので、よく室内から雨を見て「次のロケ、大変だね」って、話してましたけど、いざ「ロケ行きます」となると晴れるんです。なので、天候にはすごく恵まれてましたよ。

――もしかして、佐藤さんは晴れ男？
いや、どうなんですかね(笑)。でも、僕、晴れ男っちゃ、晴れ男！今までも、撮影中にあんまり雨に困った経験はないですね。でも、今回は本当に奇跡！「本気で天気が厳しいかも……」と言われながらのスタートだったのに。三原城築城450周年パワーを貸してもらったのかなと思います！

佐藤さんは、おそらく晴れ男!? タイミングよく雨が上がり、外での撮影もスムーズだったそう。

――三原市公式キャラクターのやっさだるマンの印象も教えてください。

佐藤　一度見ただけで、二度と忘れないだろうなって(笑)。それくらいビックリしましたし、強烈なインパクトがありましたよ。やっさだるマンに負けないように頑張らなきゃと思いましたもん。

――そのやっさだるマンの中に入ってみて、いかがでしたか？

佐藤　中は大変ですよ。歩くには歩けるんですけど、視野が狭くて足下が見えないとか、色々難しさを感じました。

佐藤さんは自分のスマホでもうれしそうに、やっさだるマンとのツーショットを撮っていました！

――本作ではやっさだるマンを通して、三原市を盛り上げる活動をしますが、佐藤さんご自身が実際に三原市を全国にアピールするとしたら、どんな方法を考えますか？

≪映画『やっさだるマン』場面画像≫

佐藤　僕は肇みたいな想像はできないからなぁ。なんだろう……。えーっと、僕だったらですよ？タコが大好きなんで、三原市名物のマダコをモチーフに、“タコ何とかマン”みたいなキャラを作るかもしれないです(笑)。ただ、撮影すればするほど、やっさだるマンの魅力に気づいてしまったので、僕の中ではやっさだるマンがゆるキャラNo.1でございます！

――それでは最後に、映画の公開を楽しみにしているみなさんへメッセージをお願いします！

佐藤　大森監督が完全オリジナルで作った、三原市とやっさだるマンの映画です。優しくて真っ直ぐな作品で、楽しさ、ドキドキ、ピュアさ、いろんなものが詰まった、本当にステキな映画になってるので、公開初日までにちょっとずつこの作品のことがみなさんの間に広まっていったらいいなと思っております。あとは、僕自身は舞台に出ることが多いので、スクリーンで見ていただけることもすごく大事な時間だと思います。僕のファンの方も、須藤さんや竹達さんのファンの方も、三原市が好きな人も、マンガや小説原作じゃないオリジナル作品を見てみたいという方も、みんなに見ていただけたら、うれしいです！