- 2018-2-23
~刑事・雪平夏見シリーズ~舞台『アンフェアな月』が2月22日、東京・銀河劇場にて開幕しました。
今作は、小説家・秦建日子(はた たけひこ)氏が手がける、風変わりな女性刑事・雪平夏見の活躍を描いた大ベストセラー「刑事・雪平夏見シリーズ」の第一作「推理小説」(テレビドラマ&映画『アンフェア』の原作)に続く、シリーズ第二弾『アンフェアな月』を初舞台化したもの。
主人公の雪平夏見役に、元AKB48メンバーで、歌手、女優、モデルとして多彩に活動し、今回が舞台初主演の篠田麻里子さん。雪平の相棒となる安藤刑事役には、数々の話題作に引っ張りだこで人気上昇中の染谷俊之さん!
雪平の元夫に中村優一さん、事件の被害者に付きまとう隣人に和田琢磨さん、その他、田中稔彦さん、齋藤健心さん、野崎弁当さん(MeseMoa.)、川谷修士さん(2丁拳銃)が熱演。さらに、下村青さん、岡田達也さん、飯田基祐さんら実力派俳優が脇を固めます。
【あらすじ】
生後3ヶ月の赤ちゃんが行方不明に。
現場に駆り出された刑事・雪平は、母親による狂言誘拐を疑うが、犯人らしき人物から電話が入る。
電話の主が残したのは、「娘に見合うだけのものを用意しろ」と、曖昧で不思議な指示。
目的の分からない犯人に、捜査本部が翻弄される中、誘拐された幼児のものと思われる遺留品がとある山中で見つかる。
さらにそこで、捜査員たちは予想もしなかったものを発見し……。
バツイチ、子持ちの大酒飲みにして検挙率No.1の美人刑事・雪平夏見が、この不可解な難事件に挑む!
本作の開幕に際し、公開ゲネプロ前に行われた会見では、主演の篠田麻里子さんや染谷俊之さん、中村優一さん、和田琢磨さん、そして、作品に重厚感をもたらすベテラン俳優の岡田達也さんや下村青さん、飯田基祐さんのキャスト8名が登場。公演に向けての意気込みや見どころを語ってくれました!
【キャストコメント】
「本作品は大人気シリーズ『アンフェア』の、初の舞台化です。たくさん稽古を通して、新しいアンフェアの世界感が出せるかなと手ごたえを感じております! なので、とても素敵な舞台になると確信しています。事件を追っていくストーリーに、みなさんと一緒に浸っていきたいです。雪平夏見は一見クールな感じですが、愛の溢れた女性でもあります。そこを演じていけたらと思います」
「アンフェアな世界の臨場感を感じていただけたらなと。僕が演じる安藤は、雪平夏見をサポートする役なんですが、ステージ以外でもサポートしてあげたいなと思います。役作りとしては、原作の小説を大事にしている作品ですので、とにかく小説をたくさん読むようにしました。『アンフェアな月』は「推理小説」という作品の次の日から始まるので、「推理小説」の気持ちを受け継いで、この舞台に挑んでいます」
「僕の役は、雪平夏見の元旦那。それと同時に父親役でもあるんですけど、一番好きなシーンは雪平と娘のシーン。すごくグッとくるので、それが僕の中の見どころです!」
「演出家の(菅野)臣太朗さんから『おまえは愛の戦士だ!』と言われたので、愛の代表として、この舞台に立ちたいと思います。僕の他にも様々な愛を追い求めた人間がたくさん出てきます。しっかりみなさんにバトンを渡せるように一生懸命頑張ります!」
「スピーディーでスタイリッシュな作品に仕上がったと感じています。生身の人間が血肉を通わせて演じるところに、舞台の見どころがあります。ストーリーももちろんですが、篠田さんの雪平夏見を、ぜひ堪能していただけたら!」
「僕、めちゃくちゃおいしい役なんです! 自分で言っておきます。僕、めちゃくちゃおいしい役なんで、ぜひ観ていただきたい!」
「型破りな刑事がいる中で、羽田はいわゆる典型的な堅物刑事部長です。小説がベースの舞台なで、そこでの演出が見どころです」
「場面展開が多いので、観ていて飽きないと思います。あと、見どころと言うと、みなさんの人柄ですね。優しい方が多くて、稽古中も僕が雪平に対するセリフを間違えたら、篠田さんが『いいの、いいの』って言ってくれました。セリフを忘れて落ち込んでいたら、染谷くんが後ろから抱きしめて『大丈夫だよ』って言ってくれたので、篠田さんと染谷くんの優しさが見どころかな(笑)」
会見後半、記者から舞台初主演の篠田さんへのアドバイスを求められた染谷さん。「いやいや、ないです! 初主演なんですか? 初めて知りました! そのくらい、カンパニーのみんなのことを引っ張ってくださってます。篠田さんが台本を持ってる姿を稽古場で見たことがないです。登場シーンもセリフも多いのに。そこにみんなが自然と引っ張られていて、すごくいいカンパニーだと思います!」と、篠田さんの努力家ぶりを褒めちぎっていました!
会見後に行われた公開稽古では、語られた見どころ以上に引き込まれるシーンが続出!
謎だらけの赤ちゃん誘拐事件を追うキャスト陣の、緊迫感溢れる演技が冴え渡ります。キリッとした雪平に付き従う安藤には、どこかかわいらしさを感じる瞬間も。そして、娘を思う父・佐藤や、隣人へある思いを抱く日野の姿は胸を打ちます。しかし、疑わしい人間がちらほら現れ、謎は深まるばかり……。犯人は誰? 何のために? 気づけば完全に物語の中へと引き込まれている、ハードボイルド・ミステリー! 自身の罪や幸せと向き合い、葛藤する人間ドラマは、見ごたえ抜群です!
【公開稽古 ステージショット】
~刑事・雪平夏見シリーズ~舞台『アンフェアな月』は、東京・銀河劇場にて3月4日まで上演(※2月26日は休演日)。チケット情報他、公演詳細はInformationから公式サイトをご確認ください。
(c)舞台 刑事・雪平夏見シリーズ製作委員会
☆Information
~刑事・雪平夏見シリーズ~ 舞台『アンフェアな月』
原作:秦建日子
脚本・演出:菅野臣太朗
音楽:野田浩平
出演:篠田麻里子、染谷俊之、岡田達也 / 中村優一、和田琢磨、飯田基祐 他
公演日程:2018年2月22日(木)~3月4日(日)
劇場:天王洲 銀河劇場
チケット価格:
前売 S席 8,500円 A席 7,500円 (全席指定・税込)
当日 S席 8,800円 A席 7,800円 (全席指定・税込)
チケット取扱い:チケットぴあ、CNプレイガイド、ローソンチケット、イープラス、銀河劇場チケットセンター、銀河劇場オンラインチケット
お問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337 (全日10:00~18:00)
主催:舞台 刑事・雪平夏見シリーズ製作委員会
企画制作:Ask 特別協力:河出書房新社 後援:TOKYO FM
≪公式サイト≫
http://www.unfair-stage.com/
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