Vシネマ『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』が1月30日、東京・新宿バルト9にて行われ、瀬戸利樹さん、松本享恭さん、甲斐翔真さん、松田るかさん、岩永徹也さん、小野塚勇人さん、町井祥真さん、黒崎レイナさん、柳ゆり菜さん、貴水博之、鈴村展弘監督が登壇しました。

本作は、劇場版「仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」の2年後を世界が描かれた作品で、TVシリーズでは語られることのなかった3つの連なったエピソードが明らかになる三部作。

今回の舞台挨拶では、第1部「仮面ライダーブレイブ＆スナイプ」、第2部「仮面ライダーパラドクスwithポッピー」、第3部3「仮面ライダーゲンムVSレーザー」の3部構成で進行。

第1部「仮面ライダーブレイブ＆スナイプ」には、鏡飛彩／仮面ライダーブレイブ役の瀬戸さん、花家大我／加盟ライダースナイプ役の松本さん、西馬ニコ役の黒崎さん、鈴村監督が登壇。

消滅したはずの鏡飛彩の恋人・小姫が復活したラヴリカによって突如出現。さらにニコを慕うアメリカ人・ルークが大我の病院へ押し掛けるもゲーム病を発症してしまうという出来事に翻弄される、飛彩と大我の運命が描かれる物語。

「劇中では、僕よりもラブリカの方が小姫ちゃんに触わっているところが、悔しかったですね…」と残念がる瀬戸さん。さらにラブリカと小姫がキスをしようとするのを止める役を務めた松本さんは「制止するタイミングをギリギリまで狙ってやろうと思いました」とそれぞれ撮影秘話を語りました。
さらに「もし次回作があるとしたらどんなストーリーをやってみたいか」という質問に、瀬戸さんは「院長になりたいです。アロハの人(貴利矢)や永夢、大我らを従えて、総回診とかやってみたいです」と大きな野望を述べたのに対し、松本さんは「“大我の日常”みたいなのをやってみたいです。1人で鍋をつつくとかね。面白くないか……」と一人ツッコミで場を和ませ、黒崎さんは、「大我の代わりに仮面ライダースナイプに変身して普通に戦いたい」と仮面ライダーになることを希望するも、その後に「大我はお亡くなりになっていただいて……」と付け加えられ、松本さんが思わず「不謹慎！」と突っ込みを入れていました。

また今回の舞台挨拶では、登壇以外のキャストは客席から見守るスタイルということもあり、撮影での演じた上での感想や撮影でのエピソードなどを語る途中に、小野塚さんや岩永さんから冷やかされたり、わざと笑い声を出すなど邪魔をされ、瀬戸さん＆松本さん＆黒崎さんが「やりずらい！ 静かに聞いていて！！」と突っ込む場面も。

第2部「仮面ライダーパラドクスwithポッピー」には、パラド／仮面ライダーパラドクス役の甲斐さん、仮野明日那／ポッピーピポパポ／仮面ライダーポッピー役の松田さん、グラファイト役の町井さん、早乙女紗衣子役の柳さん、鈴村監督が登壇。

消滅者復活のカギとして開発された育成ゲームに、永夢がパラド、紗衣子がポッピーを育成するテストプレイに臨むが、パラドは何者かに囚われてしまい、もう一人の謎のパラドと対峙することとなる物語。

パラドとブラックパラドの2役に挑戦した甲斐さん。「一番難しかったのは、台本をもらった時に2人のセリフの差が見出せなくて……。なので、永夢側のパラドと昔の自分を見ているようなブラックパラドという思いで演じてみました」と撮影中のエピソードを語り、主題歌を歌いたかったという甲斐さんは、今回主題歌を担当した松田さんから「“ピンプルペル”を一緒に歌おうよ」とポッピーピポパポの曲を提案されるも、「なんでだよ！　もっといい曲あるじゃん！！」と即座に拒否ポーズ。

ゲスト出演の柳さんは、「皆さん温かくて、監督も優しくて、楽しく撮影に挑めました」と笑顔で語り、「二面性のある役だったんですが、優しい色気のある紗衣子が難しくて……。そしたら甲斐くんが指導してくれて、19歳(撮影当時)に教えられたんだって(笑)。色っぽさでは先輩です」と甲斐さんの色気を絶賛。

また、町井さんは、「なかなか経験することの出来ない撮影でした。その日にクランクインして、その日にクランクアップして、しかもキャストは誰一人もいなくて、監督にお花をいただいて……。楽しかったですよ」とやや強がりなコメントを述べると、「上演中に、僕が出てきた時の反応はどうでしたか？ これで笑われなかったら僕は救われないです」と会場のファンに逆質問。大爆笑だったことを知らされるとホッとした表情で「嬉しいです」と笑顔を見せてくれました。

第3部「仮面ライダーゲンムVSレーザー」には、檀黎斗／仮面ライダーゲンム役の岩永さん、九条貴利矢／仮面ライダーレーザー役の小野塚さん、檀正宗／仮面ライダークロノス役の貴水さん、鈴村監督が登壇。

ムテキにも勝ると劣らない力を手に入れた黎斗と止めるために、貴利矢は正宗からある言葉を託され、一人ゲンムに立ち向かう物語。

岩永さんは「大変だったシーンベスト3」を発表。1位に挙げたのは裸のシーンで、「前張りをつけて、住宅街を歩くんですよ！ おばあさんが犬を連れて散歩していますよ！ 犬が吠えてきますよ！ それでも笑顔で！そしてフェンスを越えようとした時に前張りがとれちゃうんですよ！ 最終的には助監督がおさえながら撮影しました！！ 全てをさらけだしましたからね。全部出したので、もう怖いものはないです！」とまるで実況アナのように状況を説明。父親役の貴水さんも息子の奮闘ぶりに「よく頑張った！！」とエールを送りました。

小野塚さん演じる貴利矢といえば、本編でも雨降らしのシーンが印象的で、今作でも雨降らしのシーンがあるとか。「総合スケジュールを見たら、雨降らしのシーンが最終日の最後のシーンでした。実はファイナルイベントの後の撮影で、あの時は感動して涙を流したんですが、その涙の裏にはこの後雨降らしのシーンがあるよという涙だったんです。雨降らしの撮影は本当に寒くて、しかも最後に白衣をかけてもらうんですが、ビシャビシャで冷たかった。濡れないようにビニールとかで包んで持ってきてほしかったよね」と過酷な撮影を激白。

2人組ユニットaccessのボーカルとしても活躍する貴水さんは、主題歌「Believer」を担当。エンドロールの写真、貴水さんの裸も写っていたそうですが、「僕は黎斗と違って、40を過ぎているので、監督に『霧で白くしてくれればいいですよ』と提案して、監督もわかりましたって言ってくれたので、完成品を見たら、思いっきりビーチク出てるじゃないか！！」と、鈴村監督にクレームをつけていました。

「仮面ライダーブレイブ＆スナイプ」「仮面ライダーパラドクスwithポッピー」「仮面ライダーゲンムvsレーザー」は、それぞれ2月3日（土）、2月17日（土）、3月3日（土）から順次期間限定、全国22館で上映開始。また3月28日(水)、4月11日(水)、4月25日(水)にそれぞれDVD＆Blu-rayが発売。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

©2018 石森プロ・ADK・バンダイ・東映ビデオ・東映

☆Information

Vシネマ『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』

PartⅠ「仮面ライダーブレイブ＆スナイプ」
2月3日上映開始　3月28日DVD＆Blu-ray発売
キャスト：瀬戸利樹、松本享恭、飯島寛騎、岩永徹也、松田るか、小野塚勇人、黒崎レイナ、中川可菜、小手伸也、諏訪部順一(声の出演)、ハリー杉山、柳ゆり菜、貴水博之

PartⅡ「仮面ライダーパラドクスwithポッピー」
2月17日上映開始　4月11日DVD＆Blu-ray発売
キャスト：甲斐翔真、松田るか、飯島寛騎、岩永徹也、小野塚勇人、町井祥真、宇野祥平、柳ゆり菜、貴水博之

PartⅢ「仮面ライダーゲンムVSレーザー」
3月3日上映開始　4月25日DVD＆Blu-ray発売
キャスト：岩永徹也、小野塚勇人、飯島寛騎、瀬戸利樹、松本享恭、松田るか、甲斐翔真、黒崎レイナ、柳ゆり菜、貴水博之

スタッフ（三作共通）
原作：石ノ森章太郎
脚本：高橋悠也
音楽：ats-, 清水武仁＆渡辺徹(tearbridge production)
監督：鈴村展弘

【初回生産限定】
「仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング コンプリートBOX＋ゴッドマキシマムマイティXガシャット」
※全3作品を収録
「仮面ライダーパラドクスwithポッピー ゴッドマキシマムマイティXガシャット版」
発売日：2018年4月11日

≪公式サイト≫
http://www.ex-aid-trilogy.com/

• Tweet

• 仮面ライダーエグゼイド, 仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング, 小野塚勇人, 岩永徹也, 松本享恭, 瀬戸利樹, 甲斐翔真, 町井祥真, 貴水博之