鈴木勝吾・松島庄汰・米原幸佑出演、池田純矢が仕掛けるエン*ゲキ#03「ザ・池田屋!」キャスト座談会①「信頼できる仲間と共に挑むコメディ作品!」

  • 2018-1-15

俳優・池田純矢さんが企画・脚本・演出を手掛ける舞台公演「エン*ゲキ」シリーズ第3弾、エン*ゲキ#03「ザ・池田屋!」が2018年4月20日〜4月30日に東京・紀伊國屋ホール、5月12日・5月13日に大阪・ABCホールにて上演されます!

エン*ゲキ#03「ザ・池田屋!」メインキャスト (左より)米原幸佑さん、池田純矢さん、鈴木勝吾さん、松島庄汰さん

エン*ゲキ#03「ザ・池田屋!」メインキャスト
(左より)米原幸佑さん、池田純矢さん、鈴木勝吾さん、松島庄汰さん

激動の幕末時代を舞台に、京都守護職の浪士集団・新選組……を主役にしたものではなく、反対勢力である尊王攘夷派志士の吉田稔麿(よしだとしまろ)を主人公に描かれるハイテンポ・ハイテンション・コメディ。“史実”として伝えられている人物像を覆す、池田純矢的幕末パラレルワールドが展開するのだとか――。

吉田稔麿役には、2015年7月の朗読劇「エン*ゲキ#01 君との距離は100億光年」、2017年1月の舞台「エン*ゲキ#02 スター☆ピープルズ!!」に続き、シリーズ3作連続出演となる鈴木勝吾さん。
新選組・沖田総司役には、エン*ゲキ初参加の松島庄汰さん。
同じくエン*ゲキ初参加の米原幸佑さんが新選組・藤堂平助役を演じます。
ほかにも河原田巧也さん、元℃-uteの中島早貴さん、元・宝塚の透水さらささん、オラキオさん、さらには松尾貴史さんといった個性あふれるキャストが集結!
池田さんいわく「面白くなる予感しかない」という自信作について、鈴木勝吾さん、松島庄汰さん、米原幸佑さんと共に本作への想いをじっくり語っていただきました。

3回にわたりお届けする座談会、そのPart,1は――

【3作目にして「今の自分の代表作」と自信をもって言える脚本が書けました!(池田純矢)】

――まず作・演出の池田純矢さんに、今回の舞台に幕末の池田屋事件を選んだ理由と、吉田稔麿を主人公に選んだ理由をお聞きしたいと思います。

作・演出、そして●●役で出演も! マルチな才能を発揮する池田純矢さん

作・演出、そして●●役で出演も! マルチな才能を発揮する池田純矢さん

池田純矢(以下:池田) 2015年に上演したエン*ゲキ#01「君との距離は100億光年」は僕自身が書いたSF小説をもとに朗読劇の台本を書き、#02の「スター☆ピープルズ!!」は#01から着想を得てさらに進化したものをという思いで脚本を書き上げました。
演劇の世界では「3作目が本当の勝負」という言い方をするんですけど、今回勝負するにふさわしい“何か”とは何だろうと考え、僕自身が約12年間役者をやってきて今一番自信を持っていることを詰め込めるのは時代劇かなと思い、今回は時代物をテーマに脚本を書きました。
吉田稔麿という人物を知ったのは本当に偶然。死に際も不明で何を調べても「諸説あり」と注釈が付いてくる。「とにかくすごい人物だった」ということ“だけ”しか残っていない。コレって「さぁ、いじってくださいみたい」なキャラクターじゃないかと思ったのが、彼を主人公にしたきっかけです。
今までの作品でも実験的なことをやりつつ、自分が「面白い」と思う事をいろいろ盛り込んできましたが、3作目にして今自分が見たいもの、面白いと思うものを信頼しているキャスト&スタッフと共に作れることが楽しみでたまらないです。勝手ながら「自分の代表作に出来るのではないか」と思えるものが書けたし、ただの「勝ち戦だな」としか思っていないです。

吉田稔麿役の鈴木勝吾さん「今回は“振り回される”役なので、周りの人を生かす芝居が出来たらいいな」

吉田稔麿役の鈴木勝吾さん「今回は“振り回される”役なので、周りの人を生かす芝居が出来たらいいな」

鈴木勝吾(以下:鈴木) 間違いない! 僕も今回声をかけていただいて、また (池田)純矢と芝居を作れる喜びと、台本を読んだ時に面白くなりそうな予感しかしなかった。

――吉田稔麿は“謎の人物”として描かれることが多いですけど、今作ではそのイメージが覆るような人物像ですね。

鈴木 実際のところ、僕はあまり歴史を鵜呑みにしないタイプなので「こういう切り口があっても面白いな」と思うし、イメージ通りの描かれ方よりこのぐらいぶっ飛んでいる方が観る方たちも楽しいんじゃないかな? 例えば「ドジだけど勝ってしまう殺陣」とはどういう殺陣なんだろうとか考えるのも楽しい。純矢も吉田稔麿の事を「“本当はどういう人物だったのか”にはこだわっていない」という話をしていたし、主演と言いつつコメディなのでどちらかというと“振り回される”役まわりなんですよね。なので各シーンで“からむ”人たちを面白くしたり、カッコ良く見せることが出来たらいいなと思っています。

藤堂平助役の米原幸佑さん「純矢にとって愛着のある役を任されて嬉しい。期待に応えたいですね!」

藤堂平助役の米原幸佑さん「純矢にとって愛着のある役を任されて嬉しい。期待に応えたいですね!」

――米原さんはエン*ゲキ初参加ですが、出演が決まった時はどう思いましたか?

米原幸佑(以下:米原) 2017年5月に舞台『破壊ランナー』で純矢と初めて共演した時に「来年(=2018年)4月に舞台をやるんだけど、出てくんない?」って声をかけられて……。

――え? そんな軽い感じだったんですか? その時には、「どんなストーリー」で「どんな役」で出演するのかなど、もちろん聞いたうえで返事をしたんですよね?

米原 いや、何も聞いていない!(キッパリ) 僕は演出家としての池田純矢は知らないけれど、『破壊ランナー』でプレイヤーとしての池田純矢を近くで見て、信頼できる役者だと思ったから「一緒にやろう」と言われて何も心配はしていませんでしたね。なのでその場でスケジュールを確認して「空いてるよ。やるやる!」って即答でした。
あと僕が演じる藤堂平助はミュージカル『薄桜鬼』で純矢が演じていた役だと聞いて、純矢にとって思い入れのある役を僕が演じるのは何だか変な感じもしたけれど、愛着がある役を任されたのは単純に嬉しかったし、どう演じようか今からワクワクしています。

沖田総司役の松島庄汰さん「実は歴史が苦手で……稽古までには幕末の勉強をして臨みます」

沖田総司役の松島庄汰さん「実は歴史が苦手で……稽古までには幕末の勉強をして臨みます」

――松島さんも今回エン*ゲキ初参加ですね。

松島庄汰(以下:松島) はい。僕も映像などで観て役者としての池田純矢さんは知っていましたけど、「この若さで作・演出もやられているんだ。スゴイな」っていう驚きがありました。今おいくつですか?

池田 25歳です。松島さんは?

松島 僕は26歳です。年下の演出家さんは初めてです。よろしくお願いします。

――松島さんが演じるのは沖田総司役。どのようなイメージを持っていますか?

松島 それが僕、新選組のことを詳しく知らないんですよ。学生時代は社会が苦手で、歴史とか全然勉強をしてこなかったので。一応、台本をいただいて読んだ後に幕末の時代や新選組について調べましたけど、沖田総司の人物像もほかの登場人物との関係性もまだまだよく分かっていない状態で……。でも台本はとにかくパワフルでスピーディーな展開で最後まで一気に読んでしまうくらい面白かった!

――この作品を機に、歴史に興味が湧いて来たとか?

松島 そうですね。台本に負けないくらい魅力的な沖田総司を演じるためにも、稽古が始まるまでの時間で自分なりに勉強しようと思います。

――今回、鈴木勝吾さん、米原幸佑さん、松島庄汰さんに声をかけたのは、池田さんの中では“何”を期待してのキャスティングだったんでしょうか?

池田 勝ちゃん(=鈴木勝吾)はエン*ゲキ過去2作品では主人公でしたし、彼なくしてはこの企画もなかったんじゃないかなって思うくらい僕はとても信頼している役者さんなんですね。共演も今回で11本目だし。

米原 え! そんなにたくさん共演してるの?

池田 うん。勝ちゃんは僕とは真逆なタイプの役者。違う目線で作品を観ているし、「板の上に立ってみればいいじゃん」「そこで生まれたものが一番いいんじゃん」っていう感じ。僕はどちらかというと、理詰めでいろいろ考えてしまうタイプなので。

鈴木 いやいや~、何も考えていないようで俺もいろいろ考えているんだよ(苦笑)。

池田 もちろん分かってるよ(苦笑)。でも勝ちゃんの“爆発力”みたいのは僕にはないものだし、ある意味、演出家としてはとても扱いにくい役者なんだけど(苦笑)、僕が思う“理想”と彼の中の“本気”がガチッとはまった時は、「絶対にこれ、誰にも出来ないでしょ?」っていうくらいの芝居が生まれたりするので、そういうところを信頼して今回もお願いすることになりました。
幸ちゃん(=米原幸佑)は、以前から友人関係だったし一緒に遊んだりもしていたから人となりは知っていたけれど、『破壊ランナー』で演者としての彼の姿を近くで見て、やっぱり素敵な芝居をする人だなという確信を得たので、「藤堂平助役はぜひ幸ちゃんにお願いしたい!」と直感で決めました。
松島さんは、この作品のキャスティングが決まって初めてお会いしたんです。実は沖田総司役のキャスティングにはかなり悩んでいて、「“素”で立ち姿が沖田総司に見える人がいい」と思いつつ、なかなか決まらなくてどうしようと思っていた時に、会議でスタッフから松島さんの名前が出たんです。松島さんの事はテレビで見て知っていたけど、舞台に立っている姿は観たことがなくて。でも写真を見て「あ、この感じ」と思い、改めてお芝居をしている映像を見た時に、脳内でぼんやりあった沖田総司のイメージがカチッと固まったので「お願いします!」と声をかけさせていただきました。

――「立ち姿が様になる人」と聞いて「なるほど!」と納得です。

松島 いやいや、演じてもいないうちからそんなふうに言われると怖い!

(一同、笑)

~Part.2に続く~

エン*ゲキ#03「ザ・池田屋!」は2018年4月20日〜4月30日に東京・紀伊國屋ホール、5月12日・5月13日に大阪・ABCホールにて上演。
現在、各プレイガイドにてS席チケットの先行販売を受付中です(※抽選制/1月21日締切)。
一般発売は1月27日10:00より先着にて受付を開始!
その他、公演に関する情報は、Informationより公式サイト・公式Twitterをご確認ください。

(取材・文/近藤明子)

☆Information

エン*ゲキ#03「ザ・池田屋!」
【東京公演】
日程:2018年4月20日〜4月30日(16公演)
場所:紀伊國屋ホール
【大阪公演】
日程:2018年5月12日・5月13日(4公演)
場所:ABCホール
作・演出:池田純矢
出演:鈴木勝吾/松島庄汰 中島早貴 米原幸佑 河原田巧也 透水さらさ オラキオ 池田純矢/松尾貴史
北村海 久田悠貴 鈴木一 河合拳士朗
(c) BaRU All Rights Reserved.
《公式サイト》
http://www.enxgeki.com/
《公式Twitter》
@enxgeki

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