<アミューズSP>猪塚健太×風間由次郎×結城洋平①大道具も自分たちで作るプレステージ!

  • 2013-4-5

アミューズに所属する若手男性俳優により結成された”劇団プレステージ”。その第5回公演『ゴーストレイト』が、4月19日より開幕!

左から風間由次郎さん、猪塚健太さん、結城洋平さん

“劇団プレステージ”は、舞台の魅力にとりつかれたメンバーにより”Amuse-Prestage project-unit”として2005年に活動をスタート。2010年に劇団化されて以来、地道な公演活動を続け、着実に観客動員を増やして来た彼らが、いよいよこの春、東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!に進出します!
総勢18名の劇団員を代表して、猪塚健太さん、風間由次郎さん、結城洋平さんに、劇団内のぶっちゃけ(秘)エピソードや、CBGKシブゲキ!!の舞台に立つ意気込みなどのお話を聞きました。
ぶっちゃけぶりが盛り上がって、8日連続配信です。

*  *  *

【インタビュー1/8】
~ゴリラやオバケもいるプレステージ!大道具も自分たちで作る!~

――本日は“春のアミュメン舞台特集”第2弾として、アミューズに所属する若手男性俳優18人による”劇団プレステージ”のメンバー、猪塚健太さん、風間由次郎さん、結城洋平さんにお話を伺います、よろしくお願いいたします。

猪塚・風間・結城 よろしくお願いしまーす!

――まずは、劇団プレステージ結成のきっかけからお話していただけますか?

猪塚 2005年にスタートした時は、まだ劇団じゃなくてユニットだったんです。劇団として正式に旗揚げしたのは2010年の春からですね。

風間 アミューズに若手俳優はいっぱいいるけど、その中で「舞台を作る」ことに魅力を感じているメンバーが集まってスタートしたのが始まりです。舞台に出演するためには、仕込みとか裏方作業などの雑用も含めて全部自分たちでやる。”舞台に立つための基本”を教えてくれる場が、プレステージ・ユニットだったんですね。それが2010年に劇団化して、本格的に形になって、今回の第5回公演では会場が大きくなって新たな一歩を踏み出す。シブゲキ!!に立つ役者は大勢いる中で、自分たちが立つ舞台を自分たちの手で作り上げる人はなかなかいないと思うけど、それが劇団プレステージの良さでもあるんです。

結城 チラシとかも、一から自分たちで作って……。もちろん最終的にディレクションしてくれる人はいますが、基本「全部自分たちでやる」のが劇団プレステージです。

――チラシも自分たちで作るんですか!? 実はとある劇場で配られていたプレステージの”仮チラシ”を見たのですが、文字だけがビッシリと書かれたチラシという、シンプルであるがゆえに斬新でインパクト大な1枚で、他のチラシをパラパラ見ていた中で、思わず手が止まって見入っちゃいました。

結城 あの時のチラシ担当は僕でした。プロデューサーに「お前らのことを分かってもらうためには、ビジュアルとかよりも言葉で説明が必要だ!」と助言され、最終的にあの形になりました。

風間 まずは興味を持ってもらわないと始まらないし、とりあえずこれだけダーッと活字が並んでいるのを見たら、「開演までの時間つぶしに読んでみようかな」って気になるでしょ?(笑)

――その作戦は大成功ですね、めっちゃ読みました! なにしろ「陽の目を見ない若手俳優18人が~」とか、「イケメン3人、あとは全員ブサイク」って書いてあって(笑)。でも、ここまでぶっちゃけていいんでしょうか?

猪塚 いいんです! カッコつけてもしょうがないし(笑)。

――ちなみに、今インタビューさせていただいている3人が、この”イケメン3人”でいいんですよね?

風間 劇団員それぞれが「自分はイケメン3人の中に入ってる」と思っている可能性がありますけど、そうとも限りません(笑)。

猪塚 この”イケメン”が誰なのかは、皆さんの判断にお任せします!(笑)

風間 まぁ、イケメンっていうのは、ひとつのファンタジーだと思っていますから(笑)。劇団の中にはゴリラがいたり、オバケがいたり、ひょっとこがいたりするし。

結城 動物園みたいな感じの劇団ですね(笑)。

――アハハハ! 18人も劇団メンバーがいると、年齢もバラバラなんですか?

風間 一番下が20歳で、一番上が35歳だったかな? 向野章太郎さんが最年長なんですけど、彼は本公演直前の舞台『見上げればあの日と同じ空』にも若者役で出演します。

――そうなんですね。ということは5月の『FROGS』にも出たら、春のアミューズ舞台の3作品制覇ですね。

結城 いや~、35歳で『FROGS』は、ちょっと厳しいでしょ(苦笑)。

風間 カエルやるにも、もうけっこう干からびちゃってる感じじゃないですかね(苦笑)。

(一同、爆笑)

――アハハハハハ! みなさん、トークも面白いですね~。ところで「基本、すべて自分たちの手で作っている」ということですが、それぞれ担当が決まっているんですか?

結城 チラシに関しては、僕と今井(隆文)と大村(学)が主にやっています。あとパンフレットに関してもデザインから全部自分たちで作っていますね。

風間 カッチリと「誰々は何を担当」って決まっているわけではないけど、下積み時代から何でもやって来たので、最近では「アイツに任せたら間違いないな」っていうのは何となく分かって来ましたね。

猪塚 IT担当だったりとか。

――IT? そんな専門家まで、スゴイですね!

結城 ITって言っても、主にホームページやブログの更新作業ですけど(笑)。

風間 ホームページ関連も僕たちでやっているんで、ホームページに情報をアップしたい時はそいつに「この情報を上げといて」って言えば間違いない。

猪塚 あと、小道具を作るのがメチャメチャ得意なヤツがいたり。

結城 すごく器用なので「もしかして、役者よりそっちが向いてるんじゃない?」って思うことも多々あります(笑)。

――ちなみに、風間さんは何が得意なんですか?

結城 由次郎は振付だよね。「ここで、ちょっと動きが欲しいんだけど」ってなって由次郎に任せると、次の日には出来上がっているんです。

風間 一応、今回のチラシにも振付に俺の名前が……あれ? ない!

スタッフ このチラシを作る時には、まだダンスがあるかどうか分からなかったから名前を入れていませんでした。

風間 えぇ~!(ガッカリ) しょうがないから「振付:風間由次郎」ってテープを作って、チラシ1枚1枚に貼って入れてくか。

――内職ですか!(笑) ホントに何でも自分たちでやるんですね。じゃあ「大道具:風間由次郎」なんて入ってたりして……。

風間 あはは! 可能性ありますね(苦笑)。

猪塚 でも、今回の舞台では初めて美術関係のスタッフさんに入っていただけるんですよ。今まで軽いセットくらいだったら全部自分たちで作っていたから、すごくうれしいですね。どんなセットが出来上がるんだろうってワクワクしてます。

――さすがに劇場が大きくなると、セットも大がかりになるだろうし、そうなると安全面もありますからプロに入ってもらわないとね。

猪塚 そうですね。そんなこともあって今回の公演ではスタッフさんの数が急に増えたんですよ。顔合わせ、ちょっと緊張するね。

風間 いつも劇団の中だけでやっていたから、俺たちからしたら「いまさら顔合わせ?」みたいな感じだけど、今回は”スタッフさんとの顔合わせ”みたいなもんだから。知らない顔がズラリと並んでいるのを見たら委縮しちゃうメンバーもいるかもね(笑)。

――聞き忘れてましたけど、猪塚さんは何担当なんですか?

【つづく】

☆Information

劇団プレステージ第5回公演
『ゴーストレイト』
脚本・演出 福島カツシゲ
出演:猪塚健太、今井隆文、岩田玲、大村学、風間由次郎、春日由輝、加藤潤一、株元英彰、小池惟紀、向野章太郎、坂田直貴、園田玲欧奈、高頭祐樹、高橋秀行、長尾卓也、原田新平、平埜生成、結城洋平
場所:CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区道玄坂2-29-5 ザ・プライム 6階)
日程:4/19(金)~4/29(月・祝)
4/19(金)19:00
4/20(土)13:00 / 17:00
4/21(日)13:00 / 17:00
4/22(月)19:00
4/23(火)19:00
4/24(水)19:00
4/25(木)19:00
4/26(金)19:00
4/27(土)13:00 / 17:00
4/28(日)13:00 / 17:00
4/29(月・祝)13:00 / 17:00
※開場は開演の30分前
料金:全席指定・税込 前売\4,200 当日\4,500 ※未就学児童の入場不可
問い合わせ:アミューズチアリング・ハウス 03-5457-3476(平日15:00~18:30)
劇団プレステージ公式サイト
http://amuse-gekipre.com/

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