【新春SP】映画『花は咲くか』2/24公開記念⑤塩野瑛久「弱さを隠す、藤本は強がり」

  • 2018-1-5

日高ショーコ原作の名作BLコミックスを実写映画化した、映画『花は咲くか』が2018年2月24日(土)ロードショー!
スマートボーイズでは、今作で映画初主演を務める主人公・水川蓉一役の渡邉 剣さん、共演する桜井和明役の天野浩成さん、藤本浩輝役の塩野瑛久さんに直撃インタビュー。それぞれ前編・後編の6日間連続更新、今回は塩野瑛久さんのインタビュー前編をお届けいたします。

藤本浩輝役の塩野瑛久さん

藤本浩輝役の塩野瑛久さん

■藤本浩輝 役 塩野瑛久さんインタビュー【前編】

――映画『花は咲くか』で、主人公・蓉一とは美大の同級生であり、蓉一に惹かれていく藤本浩輝役を演じた塩野さん。塩野さんは、今作への出演を聞いて『花は咲くか』の物語を知りましたか?

塩野瑛久 はい。出演のお話と一緒に脚本をいただいて、藤本役ということも聞きました。

――では、脚本を読んで藤本浩輝という役柄も知って。

塩野 藤本は、僕がちょうどやりたいと思っていたポジションだったんです。作品のポスタービジュアルを見ても分かるとおり、物語の中心である蓉一と桜井が結ばれていく物語なんですが、藤本はそこにどう関わって、2人の仲を掻きまわしていくのか! 人と人が向かい合っていく中で、その関係を掻き乱す役をやってみたかったんです。挑戦の意味を含めて、楽しみな役柄でした。

――ボーイズラブ作品である今作に初めて触れ、まず脚本を読んでどう感じましたか?

塩野 僕の感覚なんですが、ボーイズラブって、これまでに比べたらひとつのジャンルとして馴染みのあるものになっていて、ボーイズラブが好きだとオープンにされている方も多くなっているのかな? と。そういう風に少しずつジャンルとしての壁が薄くなっている中で、ボーイズラブが好きな方も、初めての方にとっても、手に取りやすい作品なんじゃないかなと思いました。

――ボーイズラブが好きな方にも、まだ触れたことのない方にもオススメできると。

塩野 なんて言えばいいんだろう? 僕は、『花は咲くか』で描かれているボーイズラブの形を「あざとくない」と感じたんです。シチュエーションありきの作品ではなく、ひとつの物語として心情が丁寧に描かれている素晴らしい作品だったので、そんな物語に関わらせていただくからには、僕らというフィルターを通して、もっと多くの方に『花は咲くか』の世界を知っていただきたいです。

――塩野さんが演じる藤本は、蓉一に惹かれていく桜井にとっては恋敵とも言える存在。蓉一への気持ちを素直に伝えて、蓉一の下宿に引っ越してきたりと、すぐ行動にも移す積極的なキャラクターですよね。

塩野 でも、感情を出すという部分では、意外に蓉一と桜井のほうが素直なのかも。その2人は、落ち込むときにはちゃんと落ち込んだり、実は自分の感情に向き合っていると思うんです。だけど、どうして落ち込んでしまうのかとか、自分のことが分かっていないから、お互いにぶつかったりする。

――自分に変化があることは分かるけど、その感情を整理しきれていない2人だと。

塩野 対して藤本は、自分の弱さは隠し通すというか……強がりな印象を僕は受けたんです。あくまで僕の感じた藤本ですけど、自分にはなびいてくれない蓉一の言葉ひとつひとつを真に受けていたらメンタルが持たないし(笑)。蓉一の態度を笑い飛ばしながらも、グイグイいく姿は、実は計算でもあって。僕、塩野瑛久が演じる藤本は、そういうキャラクターです。

――塩野さんが描いた藤本は、ご自身にも重なる部分はありますか?

塩野 僕自身も、コレと決めたことは周りの言葉を気にせず、自分の意志でやり遂げたいタイプ。突き進んですぐ行動に移す部分は似ているところでもあるし、僕もやりそうだなって思います(笑)。ただ、藤本ほど明るくはないし、おしゃべりでもないかな。それ以外の部分は、かなり僕の姿が投影されていると思います。

「弱さを隠し通す藤本は、強がりな印象」

「弱さを隠し通す藤本は、強がりな印象」

――蓉一役の渡邉 剣さんとは同年代で、2人とも戦隊ヒーロー作品の出身など、俳優としての共通点も多いですよね。共演が決まる前から、お互いの存在はご存知でしたか?

塩野 はい、剣くんのことは『動物戦隊ジュウオウジャー』で知っていました。

――そんな2人はすぐに打ち解けたのか、役柄のことを考えて距離を取るようにしていたのか。渡邉さんとは、撮影現場でどう過ごされていましたか?

塩野 正直に言うと僕、お芝居の現場に入ると、口数が少なくなってしまうタイプなんです。撮影後の取材でも、剣くんから「塩野くんが一番話しかけにくかった」って言われたぐらい(笑)。そんなつもりはなかったですし、むしろ作中では藤本のほうが蓉一のことが好きなので、僕もコミュニケーションを取りたいなって思っていたんですけど…。

――役柄とは、まるで反対の一方通行に!(笑)

塩野 でも僕としては、撮影中かなり2人で話しました! なぜなら、僕のことを「話しかけにくい雰囲気だな」と感じながらも、剣くんがたくさん話しかけにきてくれたから。僕からしたら、話しかけにくいと感じながらも近づいて来てくれるってすごいな、と(笑)。

――渡邉さんも、「明るい現場が好きだから」と話していました。

塩野 普段から積極的に話しかけるタイプだと言っていたので、剣くんの心遣いは本当に有難かったです。めちゃくちゃ人懐っこいですよね。

――実は、「今……ちょっと話しかけないで」みたいな時もあったり?(笑)

塩野 ないです、ない!(笑) 僕、今回の現場で特にそう感じたんですけど、人って相手から笑顔で近づいてきてくれたら、嬉しくない訳がないんですよ!(笑) 自分ができないだけに、最近しみじみ感じています。剣くんはすごいです!

――塩野さんの演技力もすごいと感じました。塩野さんが演じる藤本は、映画をご覧になる方にとっても、蓉一と桜井さんの幸せを願いつつも、つい「藤本も頑張って」と応援したくなる……
(※【後編】へ続く)

映画『花は咲くか』インタビュー特集は、各キャスト前編・後編の2回に渡り、6日間連続更新! 公開がますます楽しみになるエピソード満載、全6回とも要チェックです。
更新スケジュールは下記のとおり。

■映画『花は咲くか』インタビュー特集
【更新スケジュール】
1/1更新:①渡邉 剣 インタビュー前編
1/2更新:②渡邉 剣 インタビュー後編
1/3更新:③天野浩成 インタビュー前編
1/4更新:④天野浩成 インタビュー後編
1/5更新:⑤塩野瑛久 インタビュー前編
1/6更新:⑥塩野瑛久 インタビュー後編
※2/22発売の『ルチル』(幻冬舎コミックス)では3人の座談会記事を掲載予定、そちらもお楽しみに!

またお年玉プレゼントとして、渡邉剣さん、天野浩成さん、塩野瑛久さん、それぞれのサイン入りチェキを各2名様にプレゼント! さらにニコ生【スマボch】では、サイン入り『花は咲くか』第1巻もプレゼント! 詳細、ご応募は別途【スマボNews】の記事をご覧ください。

© 2018東映ビデオ © 日高ショーコ/幻冬舎コミックス

☆Information

映画『花は咲くか』
2018年2月24日(土)ロードショー
原作:「花は咲くか」日高ショーコ(幻冬舎コミックス刊)
キャスト:渡邉 剣 天野浩成
塩野瑛久 小原唯和 水石亜飛夢 / 本宮泰風
脚本:高橋ナツコ
監督:谷本佳織
主題歌:「ふたり願い星」綱希美香(徳間ジャパンコミュニケーショズ)
配給:東映ビデオ 【2017 年/日本/カラー】
≪公式サイト≫
http://hanawasakuka-movie.com/

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