<アミューズSP>平間壮一×戸谷公人インタビュー⑦「仲間たちの心に火を点ける!!」

  • 2013-3-27

【インタビュー7/7】
~俺たちの挑戦が、仲間たちの心に火を点けられるように頑張ります!!~

――この春は、『見上げればあの人同じ空』が4月4日から始まって、4月19日からは劇団プレステージの『ゴーストレイト』、5月17日からは『FROGS』と続きます。まるでアミューズメンバーの舞台が、ひとつの“たすき“でつながっている感じでは?

戸谷 うまいこと言いますね! まさにそうです。

平間 僕らの舞台が一番手なわけですけれど、まだちょっと『見上げれば~』に対して「あいつら、こんな舞台を出来るのか?」みたいな気持ちがあると思うんですよ。
まわりからも「戦争もの?」「特攻隊、出来るのか?」みたいな“あおり“があるんで、一番手として「アイツら、やりよったな!」って、火を点けられたらいいなと思ってます。
その後を劇団プレステージのメンバーが盛り上げて、さらに後輩たちが『FROGS』を頑張って、いい感じで流れを作りたいですね。

――この春のアミュメン舞台の火つけ役、期待しています! では最後に、舞台を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。

戸谷 今、僕たちがやろうとしていることが、いろんな世代の人に伝わって、観終わった後は晴れやかな気持ちで、熱いものを心に持って帰っていただけるような。それぐらい俺らも燃焼して、燃え尽きるぐらい表現できたらいいかなと思います。多分、リアルな汗とか涙とか鼻水とか、いろんなものが見られると思います(苦笑)。

平間 今の時代、手紙がメールになったり、ありとあらゆるものが簡単になっているし、周囲の人との関係や思いも、この時代の人たちに比べたらすべてが浅く、薄くなっているような気がするんです。
例えば大好きな人からの手紙の文字を見て「この字キレイだな」とか「この字はあの子が書いたのか」みたいに思う。今の時代では一般的に、そういう機会ってなかなか少ないと思うんです。そうすると、今を生きる僕たちとこの時代の人たちとは、やっぱり感じることが違うと思うんです。
だからこそ、今同じ世代の人が観てくれた時に、「あ、そういう気持ちもあるんだ」って思って、ちょっとでも「そういう気持ちになってみよう」って思ってくれたら。そうして、そういう気持ちを大事にできる人生になったらなって思うんですよ。そういう日本になったら「素敵だ」みたいな思いで、この舞台に立ちたいなと思います。

戸谷 観に来てくれた人に少しでも、この思いを残したいよね。

平間 観に来てくれた人の心に「こういう生き方っていいな」みたいな思いが残せるように、真っ直ぐに精一杯生きた若者達をメンバー一丸となってやっていきたいと思います!

【了】

☆Information

『見上げればあの日と同じ空』
期間:4/4(木)~4/15(月)※4/8(月)休演日
場所:紀伊國屋ホール
脚本:小峯裕之
演出:及川拓郎
出演:平間壮一 戸谷公人 松島庄汰 吉村卓也 伊藤直人 向野章太郎 小松彩夏/土屋裕一(*pnish*) 久ヶ沢徹
料金:全席指定・税込 \5,000- ※未就学児童の入場不可
問い合わせ:アミューズチアリング・ハウス 03-5457-3476(平日15:00~18:30)
公式サイト
http://www.amuse.co.jp/stages/sora/

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