2017-10-21

舞台「青の祓魔師」島根イルミナティ篇が、10月20日より東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕しました。

『青の祓魔師』は、現在「ジャンプスクエア」(集英社刊)にて連載中の加藤和恵さん原作のコミックで、シリーズ累計発行部数は1,700万部を突破するほどの人気作で、舞台版はこれまで3度上演しており、2016年上演の「京都紅蓮篇」に続く完全新作となる今作では、原作コミックス10巻から15館にあたるエピソードが描かれています。
前作同様、エモーショナルな人間関係の描写と殺陣やダンスを取り込んだダイナミックな演出を得意とする西田大輔さんが想いを込めて、『青の祓魔師』」の世界を余すことなく表現。

キャスト陣では、前作に引き続きW主演を務める、奥村燐役の北村諒さん、奥村雪男役の宮崎秋人さんをはじめ、勝呂竜士役の山本一慶さん、志摩廉造役の才川コージさん、三輪子猫丸役の土井裕斗さんらが継続。また新キャストとして、宝ねむ役のの樋口裕太さん、ルシフェル役の横田龍儀さん、外道院ミハエル役の原勇弥さん、メフィスト・フェレス役の和泉宗兵らが出演します。

初日直前には、囲み会見が行われ、北村諒さん、宮崎秋人さん、大久保聡美さん、横田龍儀さん、原勇弥さんが登壇。それぞれ公演にかける意気込みを語ってくれました。

(左より)横田龍儀さん、大久保聡美さん、北村諒さん、宮崎秋人さん、原勇弥さん

北村　今回は、完全新作ということで、今までにない演出だったり、演劇だったり、前人未到のいろんなものが積み込まれた舞台になっていて、きっと想像の上の上の上をいっているじゃないかなと思います。芝居はもちろん、舞台装置やアンサンブルの仕事だったり、目が離せないことがたくさんありますので、観劇して体感してもらうような舞台になれればと思っています。

奥村燐役の北村諒さん

宮崎　今作はやべぇ作品になるんじゃなかと思っています。演出の西田さんのいろんなアイデアがスタッフさんの力で実現していて、ギリギリまで悩んで、ギリギリまで修正して、仕上げた作品になっています。団結力の強いカンパニーだと思いますので、緊張もかなりしていますが、最後まで勢いを止めずに頑張っていきたいです。期待していてください。

奥村雪男役の宮崎秋人さん

大久保　今回は出雲がメインになるお話ですが、とてもスペクタクルで、物語はもちろん演出一つ一つの感動する場面があるので、そこにも注目して欲しいです。お客様のハートを狂わせられるよう頑張ります。

横田　セットがものすごく動き回ったりして、見ているお客様が驚いてしまうほど迫ってきたりします。みんなで協力してカッコいい舞台になっているので、そこを楽しみにしていてください。

ルシフェル役の横田龍儀さん

原　ルシフェル様と一緒に出雲たちをあの手この手で追い詰めていく攻防戦を皆さんの目を引くような素晴らしいものになっているので、隅から隅まで注目していただけたらと思っています。

また、会場のZeppブルーシアター六本木が、来月で閉館となり、この会場で演技をするのはラストとなるということで、会場の印象や思い出を聞いたところ、北村さんは「昨年の公演もここでやっていただいたので、今回劇場入りしてからも思い出しましたし、ブルとーシアターの“ブルー”と青の祓魔師の“青”ということで、勝手につながりを感じつつ、ここで作品をやることが出来て本当に嬉しいです」と振り返り、宮崎さんは「人生最後のブルーシアターでの舞台で寂しい思いはありますが、自分の記憶にしっかりと残せるように、板の上を楽しめたらと思います。個人的にはブルーシアターの広いトイレが好きでした(笑)」とユーモアを交えてコメントしてくれました。

≪ゲネプロオフィシャル画像≫