2003年に放送された『仮面ライダー555(ファイズ)』で、仮面ライダーカイザ/草加雅人役を演じた村上幸平さんのイベント「913(カイザ)祭7」が9月13日、東京・新宿のロフトプラスワンにて開催されました。

仮面ライダーカイザの変身コード「9、1、3」にちなんで、村上さんが自ら9月13日を「カイザの日」と制定。当初は本人がブログ内で寂しく祝っていたのを、ファンと共に祝おうというテーマでスタートした「913祭」も今年で7回目。毎回前売りチケットが即ソールドアウトする人気イベントですが、今年もあっという間にチケットが完売。プレミアチケットを手に入れた熱狂的草加雅人ファンが集まり、会場は開演前から熱気に包まれます。

さらにはバンダイのブランド「COMPLETE SELECTION MODIFICATION(CSM)」最新作として、仮面ライダーカイザの変身ベルトや武器など8点がセットとなった「CSMカイザギア」の発売決定と予約開始の情報が、イベント当日に解禁。Twitterのトレンド入りするほど、9月13日は「カイザ」のワードが日本中を駆け巡りました。

今回もMCを務めた日本特撮党党首・鈴木美潮さんの呼び込みで、カイザコールが鳴り響く中、今年1月に行われた「45×40 感謝祭 Anniversary LIVE & SHOW」で着用したコートを着用した村上さんがファンにハイタッチをしながら入場。

毎回、自ら“ザリ王”と名乗るほどザリガニに精通している村上さんによる“ザリガニトーク”からイベントがスタートしていましたが、今年は他のコーナーが盛りだくさん過ぎて全部カットという進行に、ファンもビックリ！

前半のトークコーナーでは、「45×40 感謝祭 Anniversary LIVE & SHOW」に出演するにあたっての経緯や、動物戦隊ジュウオウジャーのバド役から草加に早替えする際、シャワーが使えずにトイレの洗面台で頭を洗って化粧を落とした話などの裏話を披露。「イベントのDVDを観ましたが、泣きましたね。(会場の)日本武道館であんなにカッコよくウエットティッシュで手をふく人なんていないでしょう！ 一生の思い出です。役者続けてきて良かった～！！」と感想を語ってくれました。(本編では草加はウェットティッシュで手を拭く癖あるという設定)

続いては、あるシーンを村上さんが演じた後に続くセリフを当てる「カイザクイズ」。

とその前に、このコーナーのために来てくれたSPゲスト「マリちゃん」が登場。
といっても、ヒロイン・真理役の芳賀優里亜さんではなく、その正体は「ピンクのゴムボール」。マリちゃんを持った村上さんが、真理に対する想いを赤裸々に語る流れもすっかりおなじみの光景。今年は芳賀さんがめでたくご結婚されたこともあり、鈴木さんが「今年は真理ちゃんも結婚したし」と伝えると、ショックで持っていたマリちゃんを落とした村上さんは「なぜ俺という男がありながら、他の男と結婚したんだ！！ これも(主人公の)乾巧って奴の仕業か」と絶叫するまでの約5分間による小芝居(？)にファンも大喜び！

毎回超難問が飛び出す「カイザクイズ」ですが、例年以上にハードルは上がったものの、即答するファンが続出。正解者には直筆サイン色紙が贈呈されました。

続いて「CSMカイザギア」の商品紹介動画を公開。しかも既にYouTubeで配信しているものではなく、一部シーンがこのイベントだけの撮り下ろし動画だったそうで、会場のみ公開されたシーンにファンも大興奮。さらには、変身アイテム「カイザフォン」に約70種類収録してある撮り下ろし音声を初公開。芳賀さんや菊池啓太郎役の溝呂木賢さんによるセリフも新録されてあるそうで、ちなみに「000」と押すと、草加の首が折れる音が流れるとのこと。

イベント後半では、まず脚本家の井上敏樹さんからメッセージメールが読み上げられると、スペシャルゲストとして、前回に引き続き、仮面ライダー555の主題歌「Justiφ’s」の作曲を務めた佐藤和豊さんが登場。
こちらも佐藤さんが作曲した「existence」「Red rock」「Justiφ’s」の3曲を佐藤さんのピアノバージョンで村上さんが熱唱することに。

「existence」「Red rock」の2曲を歌い終わり、3曲目に突入しようとしたところで、SPスーパーシークレットゲストとして、仮面ライダー555／乾巧役の半田健人さんが登場。
2013年の「913祭3」以来の参戦に感動のあまり泣き出すファンが続出。

今回のイベントでは、村上さんと半田さんによるコラボTシャツが発売されていて、村上さんの顔をイメージしつつ、「121483(乾の仕業)」が描かれてるデザインになった経緯を説明した半田さん。村上さんとは頻繁に遊んだりはしないそうですが、「うわべの仲だと、頻繁にLINEとかでつかず離れずの状態になりますが、我々は違います！」と放送から14年経った今でも仲が良い2人。

また、11月1日にリリースするメジャー1stアルバム「HOMEMADE」に「Justiφ’s」のカバーが収録されることを発表した半田さんが村上さんと一緒に佐藤さんの演奏で「Justiφ’s」を熱唱。半田さんがファンの前で「Justiφ’s」を歌うのは極めて珍しく、ファンにとって至福の時間だったに違いありません。

そして「913祭」のメインイベント。午後9時13分00秒より行われる「カイザコール」に入りますが、2人のトークが想定よりも長かったため、半田さん＆佐藤さんによるゲストコーナーが終わった時間が午後9時11分ごろ。多少慌てながらも村上さんからカウントダウンからカイザコールまでの流れを解説。

15秒前からカウントダウンが始まり、「3,2,1,“カイザー！”」と叫ぶと、「Existence」のBGMに乗り、30秒間の“カイザコール”が会場を包み込みます。
今年もファンと共にカイザを祝うと、村上さんの変身ポーズを披露。再びコートを着用して変身した村上さんの姿に当時を思い出したファンも多いことでしょう。

その後、ファンの方達との記念撮影、抽選会が行われましたが、抽選会に入る前の間に、来年放送15周年を迎える「仮面ライダー555」に関連して、どんなことやって欲しいかをファンから募集する時間が設けられ、「井上さん書き下ろしの朗読劇が見たい」「ラッキークローバー(敵組織)のキャストにゲストとして来て欲しい」「撮影当時の写真が見たい」「本編でカットになったシーンやセリフを再現して欲しい」などといった要望が続出。果たしてファンの希望がどれだけ実現できるか、今から楽しみです。

最後に村上さんから「今日はここでCSMカイザギアの宣伝をさせていただきましたが、実はバンダイさんが『913祭』に合わせて、予約受付してくれました。僕が勝手に始めたイベントにオフィシャルが乗っかってきたことはに凄いことで、毎年このイベントを続けるべきかどうか悩んだ時期もありましたが、続けて来て本当に良かったです。これからも『913祭』を続けたいと思います」とファンに感謝の言葉を送り、イベントは終了しました。

来年の「仮面ライダー555」15周年に向けての企画が、現在水面下で動いていることを明らかにした村上さん。2018年9月13日に開催予定の「913祭8」が今から待ちきれません。

村上さんの今後のスケジュールでは、10月18日より銀座博品館劇場にて行われる舞台「天国の脚本家・冴嶋コーキ」～袖振り合うも多生の宴～の出演が控えています。
村上さんの最新情報はインフォメーションにある公式ブログにてチェックしてください。

☆Information

舞台「天国の脚本家・冴嶋コーキ」～袖振り合うも多生の宴～
日程：2017年10月18日（水）～22日（日）
劇場：銀座　博品館劇場
出演：井深克彦 / 新垣里沙 / 柏木佑介 / 鷹松宏一 / 松村泰一郎 / 安達勇人 / 浅倉一男 / 柚木美咲 / 上杉輝 / 野村祐希 / 橘希 / 森大成 / 竹内優 / 大野愛 / 田村和也 / 滝村優季 / 梅原遊 / かすみまい / 北代高士 / 村上幸平 / 藤田怜 / 萩野崇

チケット料 金(税込・全席指定)
☆ 天国シート:8,000円(前方1～6列目+特典【非売品】付)
☆ 地上シート:6,800円

≪公式サイト≫
http://www.finepromotion.co.jp/tengoku/

≪村上幸平公式ブログ≫
http://blog.koheimurakami.com/

• Tweet

• 913祭, 半田健人, 村上幸平