2017-8-29

宅間孝行さんによる4年ぶりの新作公演、タクフェス第5弾『ひみつ』の制作発表が8月29日に都内にて開催されました。
物語の中心となる3姉弟を演じる宅間さん、戸田恵子さん、松本利夫さん(EXILE)とともに、福田沙紀さん、武田航平さん、赤澤燈さん、ベンガルさんらメインキャスト陣が登場し、公演への意気込みを語りました。

宅間孝行さんが4年ぶりに描く新作公演、感動の純愛物語『ひみつ』が始動！

“タクフェス”とは、脚本家・俳優として活躍し、数々の名作を生み出してきた宅間孝行さんによる極上のエンターテイメントプロジェクト。フェスティバルの名にふさわしく、開演前には出演者がステージ上でサインなどに応じる“ふれあいタイム”を実施したり、終演後にはオリジナル楽曲に合わせてダンスを踊るなど、ただ舞台を観るだけに留まらない、LIVEならではの楽しさを追求して“劇場空間ごとプロデュースする”という公演です。

そのタクフェス第5弾として、宅間さん書き下ろしによる待望の新作公演『ひみつ』が今秋10月より全国10都市でツアー上演！　漫才師“虹色渚ゴロー”の姉・渚と弟・五郎、そのマネージャーを務める末弟の八郎という3人の姉弟、さらに渚の娘である夢を中心とした、姉と弟、母と娘、そして地域の人々が紡ぐ、涙に溢れた感動物語が描かれます。

制作発表会見には、作・演出・出演の宅間さん、主演の戸田恵子さんをはじめ、松本利夫さん(EXILE)、福田沙紀さん、武田航平さん、赤澤燈さん、山崎静代さん(南海キャンディーズ)、東風万智子さん、ベンガルさんが登場。公演ポスタービジュアルでの衣装姿で、それぞれの役どころや公演への意気込みを語りました。

まずは宅間さんから、「今作は“戸田さんとご一緒したい”というところから始まり、かつて映画監督の堤幸彦さんから『2人が夫婦漫才をやる芝居が観たい、作ってくれたら僕が映画化する』と言われたことを思い出して、漫才師の話にしました」と、今作の誕生秘話をコメント。またこの日のゴージャスな衣装について、「戸田さんと漫才師らしい姿をしていますが、実はこの衣装は本編では着ません！(笑)」と、驚きの言葉も飛び出します。

今作の作・演出、本橋五郎役・京太郎役を務める宅間孝行さん

そんな宅間さん演じる弟・本橋五郎とともに、初参加のタクフェスで漫才師の長女・本橋渚を演じる戸田さんは「今の宅間さんのコメントで初めて知る事実がたくさんあります(笑)」と笑いつつ、「実際は一人っ子なので、お芝居の中で弟たちができるのが嬉しい」とコメント。そして3姉弟の末弟・本橋八郎を演じる松本さんは「以前から宅間さんの作品の大ファンで、『歌姫』での共演から宅間さんと仲良くさせてもらっていて。自分から、『僕もタクフェスに出してください』とお願いしました」と、今作への熱意を語ります。

主演・本橋渚役の戸田恵子さん

本橋八郎役の松本利夫さん(EXILE)

戸田さん演じる渚の娘、山之内夢を演じる福田沙紀さんは「最初に宅間さんから、『お酒は好きですか』と聞かれて…」と明かし、キャスト間での交流について「お酒がポイントになりそうなので、私もみなさんに飲み方を教えてもらって、楽しく飲めるようになるのが目標です」とコメント。すると、本橋元子役のしずちゃんこと山崎さんからも「2度目のタクフェス参加になりますが、私も前回のタクフェス出演でお酒に目覚めて。めちゃくちゃ鍛えられました(笑)」と声が上がります。

山之内夢役の福田沙紀さん

本橋元子役の山崎静代さん(南海キャンディーズ)

漆原さん役の東風万智子さん

続いて、漆原さん役の東風さんが「『ひみつ』はとてもいいお話なんですが、一言で“いい話”とだけ言い切ることもできない、切なく悲しい面もある深い物語です」と今作を語ると、レイジ役の武田さんも「最初に脚本を読んだときに、こんなにも涙を流したのは初めて」とコメント。そして自らの役柄についても「少し変わった役で、見た目もチャラく、ちょっと気になる存在です」と、期待が膨らむ言葉を聞かせてくれます。

レイジ役の武田航平さん

漆原一馬役の赤澤燈さん

またタクフェス初参加となる漆原一馬役の赤澤さんは「宅間さんの作品に出るという、念願が叶いました」と出演の喜びをコメント。さらに今作の脚本を受け取った時を振り返り、「すぐに読もうと思ったのですが、美容院の予約をしていまして。美容院でパーマを当てられながら読み始め、読み終わった時には、パーマ用のくるくるカーラーが頭についたまま号泣してしまいました」と、その様子を明かします。そして一馬の役柄については、「渚とゴローに憧れているヤンキーの役です。タクフェスに憧れていた自分と重ね合わせて、精いっぱい演じます」と、熱い意気込みとともに語ってくれました。

渚・ゴローが所属する芸能プロダクションの長妻社長役を演じるベンガルさんは「脚本を読ませてもらいましたが、後半に行くにつれて根の深い、ずっしりしたものが現れる物語。その分、前半は笑いもある作品にできれば。喜劇の基本はシリアスなので、暗さがあるほど面白い作品になると楽しみにしています」と、公演への期待をにじませました。

長妻社長役のベンガルさん

会見終盤、作品タイトルにかけて自らの“ひみつ”を聞かれたキャスト陣。すると松本さんが、レモンサワーを大量に飲むというEXILEメンバーでの飲み会について「僕らが飲むと街からレモンが消える、という噂は事実です。一晩で2500杯飲んだことも…」というエピソードを明かしますが、なんとこの後に、山崎さんからは「旅行先での開放的な気持ちから、野グソをしてしまった」というさらなる衝撃発言が！(笑)

続く囲み取材では、「4年ぶりの新作は、笑いあり、涙ありのステージになっています。チケット代は8000円ほどですが、ディズニーランドやUSJをライバルに、一日分のフリーパスにも負けない作品に仕上げます」と自信のコメントを聞かせてくれた宅間さん。実力派キャストとともにおくる、感動の物語をぜひ劇場でお楽しみください。

初タッグの宅間孝行さん×戸田恵子さんら、ジャンルを超えたキャストの共演に注目！

タクフェス第5弾『ひみつ』は、2017年10月19日からの鹿児島公演を皮切りに、東京では10月31日～11月12日に池袋・サンシャイン劇場にて、ほか金沢・富山・新潟・足利・山口・愛知・札幌・大阪の10都市にて上演です。
公演チケットは好評発売中(札幌公演のみ9月29日より発売)、ほか公演詳細・最新情報はInformationから公式サイトをご確認ください。

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☆Information

タクフェス第5弾『ひみつ』
作・演出：宅間孝行
出演：戸田恵子／福田沙紀／武田航平、赤澤燈、岡本あずさ／山崎静代 (南海キャンディーズ)、東風万智子／
松本利夫 (EXILE)／越村友一、益田恵梨菜、三谷翔太(※Wキャスト)、松本純青(※Wキャスト) ／ベンガル／宅間孝行
公演スケジュール：
鹿児島公演 2017年10月19日(木) 鹿児島市民文化ホール
富山公演 2017年10月26日(木) 富山県教育文化会館
新潟公演 2017年10月28日(土) りゅーとぴあ・劇場
東京公演 2017年10月31日(火)～11月12日(日) サンシャイン劇場
足利公演 2017年11月16日(木) 足利市民プラザ
愛知公演 2017年11月24日(金)～11月26日(日) 刈谷市総合文化センター
札幌公演 2017年12月1日(金)～12月2日(土) 道新ホール
大阪公演 2017年12月6日(水)～12月10日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
《公式サイト》
http://takufes.jp/himitsu/