2017-8-18

EXILEのパフォーマーとして活躍する橘ケンチさんの主演舞台、「幽劇」が8月17日に東京・日本青年館ホールにて公演開幕を迎えました。共演に荒木宏文さん、味方良介さんら人気俳優を揃えておくる“ゴースト”たちの賑やかで激しい抗争劇、開幕直前に行われた囲み取材＆ゲネプロ模様をレポートします。

ゴーストギャングが大暴れ！　刀を使った殺陣アクションも見どころ、「幽劇」開幕！

作・演出の久米伸明さんによるオリジナルストーリー「幽劇」では、現世に“後悔”を残したゴーストギャングたちが大暴れ！　現世と幽世で巻き起こる抗争を止めるために奔走する男たちの姿が、コミカルな掛け合い＆スピーディーな殺陣やアクションシーンもたっぷりに、痛快スタイリッシュ“ゴースト”ギャングエンターテインメントとして描かれます。

キャストには、俳優としても活躍中のEXILEパフォーマー・橘ケンチさんを主演に迎え、共演には味方良介さん、多和田秀弥さん、荒木宏文さん、高橋健介さん、伊万里有さん、田中涼星さん、有澤樟太郎さん、三浦宏規さん、井阪郁巳さん、和泉宗兵さんと2.5次元舞台でも大人気の俳優陣が勢揃い。豪華キャストの競演に注目が集まる中、いよいよ開幕の日を迎えました。

【囲み取材参加キャスト】
(前列左より)伊万里有さん、多和田秀弥さん、味方良介さん、橘ケンチさん、荒木宏文さん、高橋健介さん、有澤樟太郎さん
(後列左より)井阪郁巳さん、三浦宏規さん、和泉宗兵さん、田中涼星さん

メインキャスト11名が揃って登場した囲み取材では、現世に後悔を残したままゴーストとなった男・ダイ役を演じる橘ケンチさんから「僕の役どころを一言で言うと、“バイオレンスヒーロー”。2年ぶりの舞台出演で、勢いのある方々との共演で楽しい時間を過ごしています」とコメント。そんなケンチさん演じるダイが幽世で出会う、今作のキーパーソンとも言える役柄の神主・円若を演じる味方良介さんは「僕の劇中での生き様を見て、“生きるとはなんだ”ということを感じていただけたら！」と熱弁。一方、幽世でゴーストたちを牛耳る男・桃仙を演じる荒木宏文さんは「僕の役どころは、敵です！」とずばり一言で表現します。

また今作では、ゴーストとなった男たちにはそれぞれ現世に関わり深い相手がおり、橘ケンチさんと有澤樟太郎さん、多和田秀弥さんと三浦宏規さん、高橋健介さんと伊万里有さん、田中涼星さんと井阪郁巳さんというペアでの関係にも大注目。
中でも底抜けにパワフルなゴーストのイクオ役・多和田さんは「『幽劇』の飛び道具、“ますだおかだ”の岡田さんと呼ばれています」と話し、「ワァオ！」と岡田さんの定番ギャグを全力で披露。そんなイクオの後輩である高校球児・セイジ役を演じる三浦さんは「かっこいいキャラクターたちの中、僕はさわやかにいきたいと思います！」と最年少のフレッシュな表情を見せます。
また、ダイらと同じくゴーストであるシン役を演じる高橋さんは「乱暴だけど秀才なキャラクター」と、そんなシンの生前のライバル・井木役の伊万里さんは「福山雅治さんの『ガリレオ』での姿が大好きな科学者です」と、それぞれ頭脳派ペアの役どころをアピール。ほかキャラクターも個性が強く、ケンチさん演じるダイの弟分でありながら、現世で抗争を起こそうとしている男・ショウを演じる有澤さんは「今までに演じたことがない、挑戦的な役です。二面性に注目してください」と語ります。

稽古中を振り返っては、“ケンチさんがキャストにオリジナルジャージをプレゼントしてくれた”と話した高橋さんですが、「僕らの身長を調べてジャージを作ってくださったんですが、僕たちが細くて、全員ダボダボだったんです(笑)。ケンチさんの周りは筋肉のある方が多いので…」と明かすと、ケンチさんも「身長を基準にしたら、みんな想定よりかなり細かった」と苦笑い。ほかキャストからもケンチさんに関わるエピソードが連発、男性キャストばかりの稽古場を座長が頼もしく引っ張っていたようです。

そんな賑やかなトーク中、有澤さんのコメント時に突然どこかから不思議な音楽が流れ、取材が中断する一幕も。なかなか止まらない音楽にキャストからも「怪奇現象だ！」「こわいな～！」と声が上がる中、「勢いで止まるんじゃない？」とムチャぶりをされた多和田さんが「この音、閉店ガラガラ！」のギャグで音楽を止めようとしますが、もちろん止まらず(笑)。突然のハプニング＆多和田さんの体当たりギャグに、記者からも笑いがこぼれます。

囲み取材の終盤には、ケンチさんが「ゴーストたちのひんやりとした人間ドラマと、その内側にある熱意を楽しんで」と今作の見どころをPR。また荒木さんも、「お客様がついてこられないぐらいのスピーディーなテンポ感が見どころ。客席からも集中して、舞台上で起きていることに食らいついて観てほしいです」とコメントしてくれました。

【公演ゲネプロショット】

現世に後悔を残したままゴーストとなった男・ダイ役の橘ケンチさん

ダイとともに、幽世で霊力を持つ札を集めるゴーストのメツ(田中涼星さん)、シン(高橋健介さん)、イクオ(多和田秀弥さん)

ダイら4人へ、現世で姿を現すことができる札の使い方を教える円若(左・味方良介さん)

幽世では、大きな後悔の念から力を得た男・桃仙(荒木宏文さん)が権力を握っていた

イクオの現世での後輩、三浦宏規さん演じる高校球児・セイジにも抗争の影が

ガリレオ風の科学者・井木(右・伊万里有さん)と、生前はその頭脳のライバルだったシン(左・高橋健介さん)

ガマンができない衝動的な男・ボウ(左・井阪郁巳さん)と、股下97cmの長い脚を武器に戦うメツ(右・田中涼星さん)

ダイの弟分として育ったが、闇稼業に手を染めて抗争を引き起こしたショウ(有澤樟太郎さん)

現世と幽世、異なる世で起きたゴーストと人間の抗争はひとつの大きな戦いに！

ダイ、そして桃仙とも関わりを持つ謎の男・神上(後・和泉宗兵さん)も加わった抗争の行方は…

【「幽劇」あらすじ】
強い後悔を残して死んだ者は、この世に留まり幽霊（ゴースト）としてさまよう事となる。
とある4人は、そんなゴーストの中でも変わり種で、ゴーストであることを最高に楽しんでいた。
一方、現世ではギャング同士の抗争が、幽世ではゴースト同士の抗争が起こっていた。
その2つの抗争を止めるため、彼らは奔走し、それぞれが現世に残してきた「後悔」と向き合うことになる。
そして、現世と幽世の抗争が終わるころ、彼らの後悔もまた解き放たれ、「成仏」の時が近づいているのであった。

「幽劇」は、東京公演が2017年8月17日(木)～23日(水) 日本青年館ホールにて上演、続いて上海公演が9月上演となっています。
また東京公演の8月23日19時公演では、DMM.comでの独占LIVE配信も開催決定！　公演詳細は公式サイトを、LIVE配信についてはDMM.comの配信ページを下記のInformationよりそれぞれご確認ください。

■伊万里有出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

「幽劇」
作・演出久米伸明（東京クリエイティブ連合）
キャスト：
橘ケンチ
味方良介多和田秀弥高橋健介伊万里有
田中涼星有澤樟太郎三浦宏規井阪郁巳和泉宗兵
荒木宏文
黒川恭祐大岩剣也隈本秋生
■東京公演
2017年8月17日(木)～23日(水) 日本青年館ホール
■上海公演
2017年9月1日(金)～3日(日) 虹橋芸術中心
《公演公式サイト》
http://yugeki.info/
■LIVE配信概要
対象公演：2017年8月23日(水)19：00～
LIVE配信時間：2017年8月23日(水)18：30～21：00(予定)
販売価格：2,500円(税込)
配信形式：LIVE配信
予約販売期間：2017年8月9日(水)13:00～2017年8月23日(水)20:00
《配信ページ》
http://www.dmm.com/digital/top/stage/yugeki/
※予約販売期間はLIVE配信開始から1時間までとなります。
※LIVE配信時間は上演開始30分前～終了後1時間程度となります。
※LIVE配信はPC/スマホ、ディレイ配信はPC/スマホ/TV等マルチデバイスでご視聴いただけます。