2017-8-3

新番組『仮面ライダービルド』の制作発表会見が8月2日、都内にて行われました。

平成仮面ライダーシリーズ19作目となる今作は、日本を「東都」「北都」「西都」の3つの首都に分断する現象を引き起こした謎の物体“パンドラボックス”の解析する使命を負った天才物理学者・桐生戦兎(きりゅうせんと)が、自身の失われた記憶を取り戻すため、そして人間が変貌する謎の怪人・スマッシュによる魔の手から人類を守るため、仮面ライダービルドに変身し悪に立ち向かう物語。

注目のキャストは、主人公・桐生戦兎役に、2012年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞した犬飼貴丈(あつひろ)さん。戦兎のバディとして共闘する万丈龍我役に赤楚衛二さん。今作のヒロイン・石動美空役に高田夏帆さん。東都先端物理学研究所で所長の秘書を務める内海成彰役に越智友己さん。フリージャーナリストで仮面ライダービルドについて取材する滝川砂羽役に滝裕可里さん。東都先端物理学研究所所長・氷室幻徳役に水上剣星さん。カフェ「nascita」のマスターで戦兎をサポートする石動惣一役を、前川泰之さんが演じます。

制作発表会見には、主要キャスト7人が登壇。

(左より)滝裕可里さん、前川泰之さん、高田夏帆さん、犬飼貴丈さん、赤楚衛二さん、水上剣星さん、越智友己さん

出演が決まった時の感想を聞かれた犬飼さんは、「ドッキリの形で聞かされました。マネージャーから普通に『ご飯行こうよ』と言われ何も疑いなく行くと、バッと台本を渡されて、『これ、仮面ライダーの台本だから』って言われて、そこで初めて知りました。その時のご飯がとても美味しくて(笑)。今まで食べたご飯の中で、一番美味しかったです」とその当時の経緯を振り返ってくれました。
自分が演じる仮面ライダービルドの姿を見た時の第一印象について、「ノーマルのフォルムが“ウサギ”と“戦車”ということは前もって知っていたので、どのようなデザインになるのか楽しみにしていたんですが、実際に見てみると、想像の斜め上を行くスタイリッシュさでカッコよくて、この仮面ライダーになれることが出来て、本当に嬉しくてたまらなかったです」とコメント。

また、仮面ライダービルドは異なる組み合わせの変身アイテム「フルボトル」を2本装填することによって最強のライダーになる設定に関連して、犬飼さんは何と何を組み合わせると最強になるかというやや無茶ぶりの質問が。すると「愛と勇気！」とヒーローならではの組み合わせを即答し、天才役の片鱗を見せつけてくれました。

仮面ライダービルド／桐生戦兎役の犬飼貴丈さん

初披露となる犬飼さんの変身ポーズ

バイクにまたがり決めポーズ！

赤楚さんが演じる万丈龍我は、元格闘家という設定。アクションについて「日頃から行えるトレーニングを自分でやったりしていて、しっかり準備してきました。格闘家ということで、生身で戦うことが多いですが、そこを注目して欲しいです」と自信のコメントを出していましたが、「体が細いので、食事のトレーニングをしていますが、今のところあまり効果がない感じです……」と苦笑い。

万丈龍我役の赤楚衛二さん

バディを組む2人のコンビネーションにも注目です。

高田さんは「鹿児島に親戚の子供たちがいて、毎週欠かさず仮面ライダーを見ているんですが、まだ出ることは伝えていません。放送を見て『夏帆ねぇ出てる！！』って喜んで欲しくて、今からワクワクしています」と、すぐにでも言いたくてしょうがない様子。

越智さんは「20代後半という年齢もあって、今回がラストチャンスという気持ちでオーディションに挑みました。出演が決まった瞬間、電車の中で周りに気づかれないようにガッツポーズしました」と振り返り、別のイベントで“スイーツ部”を結成するほどのスイーツ好きとのことで、「みんなとは一緒になるシーンがまだ多くないので、もうちょっと仲良くなってから誘いたいです」と決意表明。

内海成彰役の越智友己さん

仮面ライダーカブトが好きだった越智さん。回し蹴りのライダーキックを披露！

滝さんはこれまで『仮面ライダーアクセル』(Vシネマ)、『仮面ライダーゴースト』と仮面ライダーシリーズの出演経験があり、今回が初のレギュラー出演。仮面ライダーアクセルの出演を機に、今までのライダー作品を見たそうで、一番好きだった仮面ライダー作品は？という質問に「仮面ライダーV3が好きでした。ファッションとかもいいなぁと思って」と意外な答えが飛び出しました。

水上さん演じる氷室は、まだ謎の部分が多いため、役柄について多く語ることはありませんでしたが、「娘が2人いて、毎日のように幼稚園を送り迎えに行っているので、嫌われないようにしたいです」と意味深なコメントを残し、同じく3人の子供を持つ前川さんは「今朝、子供たちに出演することを伝えました。6歳の息子が『変身するの？』って言ったら、10歳の娘が『パパはオジサンだから、そんなわけないじゃん』と言っていました。やっぱりその辺はわかっていますね(笑)」とホヤホヤのエピソードを披露。