『牙狼』祭り☆久保田悠来インタビュー③「何色にも染まれるように生きてきた」

  • 2013-2-22

スマボ『牙狼』祭り☆
2/23(土)~全国ロードショー!映画 『牙狼~蒼哭ノ魔竜~』にカカシ役で出演の久保田悠来さんに直撃インタビュー③「何色にも染まれるように生きてきた」
カカシという、「久保田さん以外誰が演じられるの?」と思えるほど、独特の役に挑んだその秘訣とは?

スマボ:カカシは衣装も特徴的で、とても似合っていました。

久保田:衣装は、最初のデザインからはどんどん変わって、最終的に一番こどもの夢が詰まったような衣装になりましたね。最初はもうちょっとダーク寄りな、カラスみたいな感じだったんです。

スマボ:カラス! 真っ黒な感じから、あんなにカラフルな衣装に?

久保田:監督のなかで鋼牙との対比があったんだと思いますね。鋼牙の衣装が黒でしたから。最初はどういう風に出来あがっていくんだろう? と思いましたけど、見事に! さすがですよね。自分としてもこう変化していくんだーって感動がありました。すごくキレイでクオリティ高くて、いいんですよね……帽子は重いんですけど(笑)。

スマボ:ああ、帽子は巨大ですよね。重かったんですね(笑)。

久保田:終わったら、この帽子欲しいなって思いました。でも、普段はかぶらないだろうから、オークションに出しちゃったり。

スマボ:ダメですよ、そんなことしたら!(笑) でも、久保田さんのイメージからすると、この衣装はまったく真逆ですよね?

久保田:普段はそもそも、色のある服を着ないですからね。特にこんなカラフルなものは……ただみんな似合うって言ってくれたんで。

スマボ:そう! 今まで応援し続けてきてくれた久保田悠来ファンは、今までとまったく違う久保田さんを見ることができて、すごく喜んでくれるじゃないかな? と思いました。

久保田:そうだといいですね。これも普段は出来るだけ黒を着てるからであって、黒以外は何を着ても面白くなるなって。

スマボ:そういう意図があって黒に徹してたんですね!?(笑)

久保田:何色にも染まれるように、色を付けずに生きてきたんです。役者はね、日常を見せない方がいいかなと思って。

スマボ:決して面倒でブログを書かないわけじゃないぞ!と(笑)。

久保田:そういうことにしておいてください(笑)。

スマボ:ところで牙狼は人気の特撮ドラマシリーズで、出演を希望される俳優さんも多いです。久保田さんは、特撮作品への思い入れはあったりしますか?

久保田:正直な話、無いんですよね。僕らの世代って、仮面ライダーとか特撮の作品が、ちょうどぽかっと空いてるんですよね。RX(『仮面ライダーBLACK RX』1988~89年)だけギリ見たかな? ってくらいで。僕自身がヒーロー特撮が特に好きってわけじゃなかったし、牙狼も正直見てなかったです。でも出るってなって見させてもらったら、「こんな大人向けのホラー、特撮があるんだな! 面白い!」と思いました。こどもの頃は夢中になれなかったけど、牙狼は大人になっても楽しめるなと率直に思いました。

スマボ:ヒーロー特撮に惹かれなかったなら、久保田さんはこどもの頃は何を観ていたんでしょう?

久保田:何を観てたんでしょうね? 確か、小さい頃から洋画ばっかり見てました。ホラーなら、『ペット・セメタリー』とか『チャイルド・プレイ』とか見てましたね。だからリアリティのないものが、あまり好みじゃなかったのかもしれないです。でも、こうやって自分で出てみたら面白いな~って感じましたね。

スマボ:おぉ、ヒーロー特撮に目覚めた!?

久保田:いや、最近の戦隊シリーズも仮面ライダーも、一度も見たことないんです。

スマボ:えぇ!? 仲のいい馬場良馬さんが『特命戦隊ゴーバスターズ』に出ていたじゃないですか!

久保田:まあ、朝早い(日曜朝7:30~)っていうのもあるから(笑)。でも今回の映画はヒーロー特撮の域を出ているというか、ハリウッド風じゃないですか。日本の映画って域も出ている。

スマボ:確かに観て、もしかしたら日本国内より、海外の方が評価されるかも? って思いました! それくらい日本映画の域を超えていますよね。

久保田:偉大な作品に出られたと思いますね。最近自分が見た邦画のなかでも、特にすごいと思いました。

スマボ:今回の作品で、牙狼は冴島鋼牙を主人公とする物語は終わりますが、映画がヒットしたら鋼牙もまた……って期待もあります。

久保田:そうですね、僕が鋼牙になる可能性も……。

スマボ:それは牙狼ファンが許しませんよ!!!(テーブルをドン!) “ガロの称号”を持つ黄金騎士は、世の中でただ一人なんですから! ……スミマセン、興奮しました(笑)。最後に、いろんな取材を受けた中で、誰も質問してくれなかったけれど、実は話したいネタってないですか?

久保田悠来インタビュー④「特異な俳優でありたい。エロさは出しつつ」に続く…

☆Information

『牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~』
2月23日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
出演:小西遼生 久保田悠来 蒼あんな 藤田玲 山本匠馬 中村織央 影山ヒロノブ 柳原哲也 螢雪次朗 渡辺裕之 松坂慶子
(C)2015 雨宮慶太/東北新社
配給:東北新社
公式サイト
http://garo-project.jp/SOUKOKU/

関連Movie

    • 2014-11-14

    リアルfaces久保田悠来

    イケメン俳優たちの“素顔”が楽しめる『リアルfaces』シリーズ。久保田悠来(クボタ ユウキ)さんは、『仮面ライダー鎧武』での呉島貴虎役はじめ、クール&アダルトな魅力で人気。face01~09では2013年の、face1…
    詳細を見る

関連記事

前の記事
次の記事

@sumabojp

ページ上部へ戻る