2013-2-21

現在、東京・赤坂ACTシアターで初舞台『遠い夏のゴッホ』に出演中の松山ケンイチさん。舞台初出演ながら、圧倒的な存在感で運命に抗うセミ“ゴッホ”を感情豊かに生き生きと演じています。

鳴かないことで生命をつなぐゴッホ。次の夏まで生き延びて恋人との約束を守れるのか？

映画やドラマで個性的なキャラクターを数多く演じてきた俳優・松山ケンイチさんが、満を持して舞台初出演！しかも初主演を果たします。

松山ケンイチ

とある森を舞台に、仲間より１年早く羽化してしまったせっかちなセミのゴッホは、恋人との「君に歌を聴かせる」という約束を果たすため、運命に抗い生きる決意をする。ひとたび地上に出れば季節の終わりと共に死んでしまうのがセミの運命だが、ゴッホは森で出会った仲間たちの知恵を受け、翌年の夏まで生き延びる方法を模索するのだった――。

筒井道隆

作・演出を手掛けるのは、西田シャトナー氏。パントマイムと膨大な説明セリフを駆使して表現する“パワーマイム”や、ひとりの役者が何役も演じる“スイッチプレイ”を駆使し、童話のようなファンタジックな世界を赤坂ACTシアターの舞台上に描き出しています。

吉沢悠

アリ、カマキリ、クモ、クワガタ、ミミズなど、様々な森の生き物たちを、個性豊かな役者陣が、歌やダンス、身体を張ったアクションで表現！

細貝圭

サーベルカマキリのセルバンテスを演じる細貝圭さんは、赤い衣装に二本槍（カマではない・苦笑）という“某・武将”のようないでたちで見事な立ち回りを演じ、ゴッホの友人でユウダチゼミのスチュアートを演じる和田琢磨さんは、コミカルな動きと表情でゴッホや、吉沢悠（ひさし）さん演じるミミズのホセとの、リズム感あふれるセリフのキャッチボールを楽しんでいるようでした。