2013-2-20

スマボ『牙狼』祭り☆
2/23(土)～全国ロードショー！映画『牙狼～蒼哭ノ魔竜～』にカカシ役で出演の久保田悠来さんに直撃インタビュー①「約束が果たされた約束の地!?」
雨宮慶太監督が、久保田さんとTVドラマ『牙狼』にゲスト出演した時に交わした約束とは……？

スマボ：劇場版『牙狼～蒼哭ノ魔竜(そうこくのまりゅう)』に、カカシ役で出演する久保田悠来さんにお話を伺います！久保田さんは、2011年12月にTVドラマ『牙狼～MAKAISENKI～』第9話「化粧」に、人気ミュージシャン・JURAN役で出演されています。そのJURANがものすごい大根役者なキャラだったので……、今回も大根な感じでてきたらどうしよう!? と心配していました。

久保田：そうなんですよ。映画の現場でも、スタッフのみなさんがJURANの印象が強かったみたいで、最初はJURANと呼ばれていました。

スマボ：カカシ役だと思って現場に入ったら、JURANと呼ばれた？

久保田：TVの撮影から時が経ってたんで、最初は「JURANっ何だろう？みんな、何言ってんだろー!?」って思ってました(笑)。一回のゲストで出た役名だし、しっかりとは覚えてなかったんですよね。

スマボ：もしかして、その時から映画の話があったりとか？

久保田：全然！あの時は一回ゲストで呼んでもらって、いい意味で適当に楽しくやって帰りましたから。でも帰り際に雨宮監督が「もう一回、また呼ぶから」って、ポッと言われたんですよ。まぁ、僕だけにそう言うんじゃないだろうな～って思っていたら、本当に呼んでくれた！なかなか芸能界も捨てたもんじゃないなと思いました(笑)。

スマボ：捨てたもんじゃないって(笑)。でも、いい話しじゃないですか！

久保田：社交辞令が多い中、自分で言った約束を守られた監督は、本当に素晴らしい監督だと思います。約束って大事だなって……。結果まぁ、約束の地に呼ばれて。

スマボ：“約束の地”って、今回の物語の舞台じゃないですか！誰がそんなうまいことを言えと(笑)。

久保田：アハハハ！約束が果たされたのが約束の地だったと、ね。今後これ、インタビューで毎回使おう(笑)。

スマボ：最初にその話が出たのがスマートボーイズって言ってもらえれば嬉しいです(笑)。さて肝心のカカシについてお聞きしましょう。カカシの役どころの解説を読むと、「約束の地に出現する青ノ館の主。命令されることが大嫌いで、傍若無人で子供っぽいが、剣の腕はめっぽう強い。黒きウロコを手に入れて、魔竜と一つになろうと企んでいる。クロマルの入れる紅茶が好き」とあるのですが……、これはまるで久保田悠来そのものじゃないですか!?

久保田：たぶんですけど、監督がきっと僕のことを考えて書いてくれたんだと思います(笑)。最初にお話をいただいた時に、監督と直接お話したんですけど、「カカシっていうキャラクターを作っていく時に、どうしてもお前のことが頭に浮かぶから、ぜひやってくれ」って言われたんです。

スマボ：本当ですか？すごい！

久保田：ですよね。あのJURANの演技で、ここまで熱く評価してくれるとは、何が起こるかわからないですね。だから、本当に普段からふざけて生きてきてよかったなと思いました(笑)。

スマボ：ここでそう言い切れる久保田さんが素敵です(笑)。でもまあ～、JURANという演技が下手な役をやるのは、久保田さん的には難しかったですよね？

久保田：そうそう。何回もやっていると、ちょっとずつ上手くなっちゃう。

スマボ：アハハハハ！演技力を隠すのに必死だった？

久保田：僕は棒読みがやりたいのにどうしても……(笑)。それなのに、もっと棒読みでやってくれと、おおげさな演技でやってくれと、ね。でも、あれで「本当にこいつ、すげぇ下手なんだな」で終わらない機会を与えてくれた、牙狼と牙狼ファンの皆さんに感謝してます。

スマボ：まだJURANを観ていない人はぜひチェックしてから、映画を観に行って欲しいですね。

久保田悠来インタビュー②「自分で自分を責めてあげたい(笑)」に続く…

☆Information

『牙狼＜GARO＞～蒼哭ノ魔竜～』
2月23日（土）より新宿バルト9ほか全国ロードショー
出演：小西遼生　久保田悠来　蒼あんな　藤田玲　山本匠馬　中村織央　影山ヒロノブ　柳原哲也　螢雪次朗　渡辺裕之　松坂慶子
(C）2013 雨宮慶太／東北新社
配給：東北新社
公式サイト
http://garo-project.jp/SOUKOKU/