- 2017-3-4
昨年旗揚げ15周年を迎えた人気劇団“劇団鹿殺し”が属する、OFFICE SHIKA PRODUCE最新公演『親愛ならざる人へ』が2017年3月2日に座・高円寺1にて公演初日を迎え、マスコミへの公開ゲネプロが開催されました。今作は、2014年にNHKラジオ第一で発表された丸尾丸一郎さん作の同名ラジオドラマを舞台化。主演に奥菜恵さん、共演には佐伯大地さん、劇団鹿殺しメンバーら注目キャストが揃うコメディとなっています。
舞台『親愛ならざる人へ』で作・演出を務めるのは、劇団鹿殺しの代表、そして残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』(河原雅彦演出)の脚本、『墓場、女子高生』(乃木坂46主演)の演出と話題作の脚本・演出が続く丸尾丸一郎さん。丸尾さんにとって初めて書いたコメディという今作は、あるカップルの結婚式の前日から当日にかけての一夜を中心とした物語が描かれ、主演となる花嫁・本宮華役を女優の奥菜恵さんが演じます。
そしてミュージカル『刀剣乱舞』、映画『少女椿』と活躍の場を広げる注目の若手俳優・佐伯大地さんが新郎役を務め、ほか劇団鹿殺し所属、役者・作曲家として様々なジャンルで活躍するオレノグラフィティさん、宝塚歌劇団 月組で数々の作品に出演、退団後もテレビ・映画・舞台と幅広く活動する久世星佳さんらが出演。ラジオドラマ版とは異なる、舞台版オリジナルキャストでの上演が実現しました。
三十三歳、厄年を迎えた花嫁による「本音」の物語を描いた今作。奥菜恵さん演じる花嫁は、結婚式で読み上げるのが夢だった両親への手紙を前夜に書き上げようとするが…式の段取りが不安で右往左往する新郎に振り回され、いざ手紙を書こうとすると“本当にあの両親の娘で良かったか?”と疑念が浮かぶ。そして一文字も書けないままに夜は更けてしまい、“史上最低な結婚式”が幕を開ける!
劇場の座・高円寺1では、舞台の両サイドを客席が挟み、劇場ホールの中央にステージ部分が広がる形式に。華が毒舌をぶちまけながらも家族との関係を見つめなおす回想シーンの勢いとともに、いよいよ迎えた結婚式の場面では観客が式の列席者として参加する演出もあり、舞台ならではの臨場感も味わえます。
【公演概要】
春の劇場32 日本劇作家協会プログラム
OFFICE SHIKA PRODUCE
『親愛ならざる人へ』
作・演出/丸尾丸一郎
音楽/オレノグラフィティ
出演/奥菜恵 佐伯大地 オレノグラフィティ 鷺沼恵美子 椙山さと美 木村さそり
矢尻真温 浅野康之 丸尾丸一郎 久世星佳
OFFICE SHIKA PRODUCE『親愛ならざる人へ』は、東京公演が2017年3月2日~12日まで座・高円寺1にて、続いて大阪公演が2017年3月17日~20日までABCホールでの上演です。チケット情報など公演詳細はInformationから公式サイトをご確認ください。
☆Information
春の劇場32 日本劇作家協会プログラム
OFFICE SHIKA PRODUCE
『親愛ならざる人へ』
作・演出/丸尾丸一郎
音楽/オレノグラフィティ
出演/奥菜恵
佐伯大地 オレノグラフィティ 鷺沼恵美子 椙山さと美 木村さそり
矢尻真温 浅野康之 丸尾丸一郎 久世星佳
東京公演:2017年3月2日~12日 座・高円寺1
大阪公演:2017年3月17日~20日 ABCホール
チケット価格:全席指定4,900円/ヤング券3,500円
《公式サイト》
http://shika564.com/shinai