- 2017-1-18
男子高校水泳部を舞台にした人気マンガを実写にて連続ドラマ化した『男水!』が1月21日にスタートします!
『男水!』は、白泉社・花とゆめ「花LaLaONLINE」にて連載中の男子高校生による競泳マンガ漫画。部員不足で同好会落ちのピンチに陥った都立東ヶ丘高校とインターハイ常連校で全国制覇を目指して日夜練習に励む桜下大付属附属龍峰高校の各競泳部に所属する個性豊かな男子部員たちによる青春体育会系ストーリー。
松田凌さん、宮崎秋人さん、安西慎太郎さん、赤澤燈さん、佐藤永典さん、小澤廉さん、黒羽麻璃央さん、池岡亮介さん、神永圭佑さん、廣瀬智紀さんなどといった、主に「2.5次元舞台」で活躍している若手俳優たちが勢揃いしており、5月には舞台化も決定している連動企画でも話題となっています。
スマートボーイズでは、メインキャストの中から4人に直撃インタビュー! 3回に渡りお届けするそのPART①は、本作の主役・榊秀平役の松田凌さんです。
――今回、ものすごいプロジェクトに携わることになって、しかも主演。まず最初に話を聞いた時の感想はいかがでしたか?
松田 このお話をいただいた時、一つ目に思ったのは「光栄」でしたね。自分がこういう立ち位置で作品の役柄を任せていただけることは、とても嬉しかったです。
――キャスト陣も本当に豪華ですね。最初にキャストがわかった時って、ものすごく驚いたのではないでしょうか。
松田 最初に話をもらった時は、自分が出ることしか聞いていなくて。その後「舞台を中心に活動している役者を集めたい」ということをお聞きしたので、どんな人が仲間になるんだろうなと思っていたら、舞台の中でも代表選抜というか、主役級のキャストが集まったんじゃないかと思いますね。その分頼もしいですし、心強いですね。
――何度も共演されている方も多いですから、緊張は当然あるとは思いますが、気心知れた人たちがいるということで、安心でもありますね。
松田 もちろんです。一緒に作品を作った人もいれば、プライベートで会ったことしかない人もいますが、そういった枠を超えて、この「男水!」という作品で一つになって、もっと踏み込んでいきたいですし、それに応えてくれる人たちなので。先日の壮行会イベントでも、胸が熱くなりました。
――私もあの場にいて、松田さんが「舞台を中心に活躍している役者から選抜されたメンバーが揃って、これから飛び出していきたい!」と熱のこもった意気込みにジーンと来ました。
松田 ありがとうございます! いろんな方々から言っていただくんですが、その時何を言ったのかあまり覚えていないんです(笑)。
――それは素ですから、いいのではないでしょうか?(笑)
松田 思いの丈を話そうと思っていたら、ああいった言葉が出たんですが、でも本当に思っていて、愚直でも、ひたむきでもいいので、このメンバーならやっていけると思った人たちが揃ったと思います。
――昨年1月の「ニーチェ先生」以来となる連続ドラマになりますが、舞台と連続ドラマをそれぞれ演じていく上での違いとかはありますか。
松田 舞台は稽古期間を重ねた上で熟成させてから本番を一気に迎えるのに対して、連続ドラマや映画ではその時その時を切り取っていきますが、作り方が違うだけで、お芝居することに関しては、舞台だからとかこうするとか、ドラマだからこうするという使い分けはしていませんね。
――今回の作品は「競泳」を題材としていますが、水泳の方は得意でしたか?
松田 昔、スイミングスクールに通った経験はあって、しかも自分は得意だと思っていたんですが、出鼻から挫かれました。競泳選手としての泳ぎ方がなっていなくて、コーチから溺れているのと同じと言われてしまって……。
――えぇっ!? 全然違うんですか?
松田 「僕は水泳が苦手なんだ」という意識を持って撮影が始まったので、マイナスからのスタートでした。でも今はコーチの方々のおかげで、成果も少しずつ出てきて、撮影に行っても大丈夫だよと言ってくださるぐらいまでのレベルになりました。まだまだ欲は尽きないので、時間があったら泳ぎの練習をしたいです。
――これまで描いていた水泳のイメージと、「男水!」という作品に携わってからの水泳と考え方も変わったのではないでしょうか。
松田 全然違いますね。水泳というものが私生活の中でも目に付くようになって。
――松田さん演じる榊秀平は背泳ぎの選手ですが、普段使わない筋肉を使ったりして、筋肉の付き方も少しずつ変わったのではないでしょうか。
松田 今回の見どころというわけではないですけど、それぞれの肉体が結構変わってきています。水泳は負荷がかかるスポーツなので、泳げば泳ぐほど、見た目に現れてくるんですよ。
おそらく筋肉フェチの方は多いと思うので、そこも見ていただきたいですね。
――そうしたら、初回放送の松田さんと最終回の松田さんは、まるで別人のような筋肉の付き方になっているんじゃないですか?
松田 そうかもしれませんね(笑)。ただ、自分から筋トレで肩周辺の筋肉を付けてしまうと、肩の可動域が狭くなるので、あまり筋肉はつけたくないんです。そのあたりが苦労しました。
――共演する宮崎秋人さんはバタフライなので、肩周辺の筋肉はものすごいことになるんじゃないでしょうか。
松田 たぶん今回のキャストの中で一番肉体が素晴らしいのは秋人です。僕、推薦します!
――ちょっと作品から離れますが、松田さんは学生時代、バスケットボール部だったそうですが、どういう部活生活を過ごされていましたか?
松田 部活にはのめり込んでいましたね。ただバスケだけじゃなく学生生活を謳歌したかったので、例えば「学業」「遊び」「部活動」と枠組みがあるとして、僕は全てにおいて「100%」でした! 体力もありましたし、バスケットも必死でした。
――作品同様、泥臭い部活生活でしたか?
松田 そうだったと思います。サボったりもしなかったですし、僕は、天才じゃないので、しっかりと努力で何かを勝ち取っていきたいタイプでした。もともと仲の良い友達が多かったので、バスケットをやり始めたんです。
――よく「スラムダンク」を読んでバスケを始めたという方は多いと聞きますが。
松田 「スラムダンク」は、バスケをやり始めてからに読み始めました。それまで知らなかったんですけど、友達にマンガを借りたら、こんな面白いマンガがあるのかと思って。
――バスケ部当時は、楽しい思い出の方が多かったですか?
松田 いや、苦い思い出の方が多くて、試合に負けて悔しい思い出のイメージが強いです。あまり強いチームではなかったので。
――では、今回の東ヶ丘高校と似ている部分も多そうですね。
松田 そうですね。中学は近畿大会に出場するくらいの強豪でしたが、高校は普通の共学だったので、負けることの方が多かったです。
――また、作品の話に戻ります。撮影前に合同練習会が行われたそうですが、何か印象に残ったエピソードなどはありますか。
松田 合同練習会が終わった後に、みんなでシャワーを浴びるんですが、そこに一個だけ湯船があって、その湯船の中にキャスト11~12人ぐらいが一斉に入ったことは印象に残っています。湯船もそんなに広くないので、みんな重なり合いながら詰め詰めになって入るのは、面白かったと同時に気持ち悪かったですね(笑)。
――肌と肌のぶつかり合いだったんですね。
松田 はい。合同練習では必死にやっていたので、自分たちの中では緩急をつけてやっていました。
――学生時代の合宿などを思い出すこともあったのではないでしょうか。
松田 重なる部分はあったかもしれませんね。出来ないことに必死に向かっていくこととか、今回の作品のように“支え合っていく”とか“刺激し合っている”という環境は、昔を思い出させますね。
――では最後にファンの方へのメッセージをお願いします。
松田 舞台界の主演級の精鋭たちが揃いました。「自分たちが集まってこれだけの役者が揃ったら、こんなに良い作品が作れるんだ」というぐらいの作品を、監督とスタッフの皆さんと作っていきたいです。多分オンエアを見ていただける時には、自分たちが必死にやってきたものを存分に楽しんでいただける作品になっていると思うので、是非自分たちの青春を見逃さないで、最後まで見届けてください!
PART②では宮崎秋人さんが登場します。お楽しみに!!
ドラマ『男水!』は1月21日より毎週土曜24時55分より日本テレビほかにて放送スタート。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
©男水!製作委員会
☆Information
ドラマ『男水!』
放送:日本テレビ…1/21より毎週土曜24:55~ 読売テレビ…1/24より毎週火曜 25:29~
原作:男水!(木内たつや/白泉社『花とゆめ』)
脚本:吉田恵里香
監督:松永洋一
制作プロダクション:ポリゴンマジック、日テレアックスオン
企画制作:日本テレビ
製作著作:男水!製作委員会
≪出演≫
松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎
赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、黒羽麻璃央、池岡亮介
神永圭佑、齊藤教兵、奈須田雄大、津嘉山寿穂、櫻井圭佑、上村海成
大浦龍宇一、モロ師岡 / 廣瀬智紀
≪公式サイト≫
http://www.ntv.co.jp/dansui/
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