- 2017-2-3
1986年の結成以来、“歌”“ダンス”“笑いと感動のストーリー”など、あらゆる要素がギュっと詰まったスーパーエンターテインメントショウを全国で繰り広げ、のべ10万人以上の観客を動員したエンターテインメント集団・THE CONVOY。
結成30周年を迎えた2016年、プロ・アマ問わず広く門戸を開き、新キャストオーディションを開催しました!
500名を超える応募者の中から、ミュージカル「ミス・サイゴン」に現在出演中の荒田至法(あらた・しほう)さん。
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」夜久衛輔役、舞台「Club SLAZY」グラフ役のほか、多くの作品で振付を担当する後藤健流(ごとう・たける)さん。
地球ゴージャスVol.14「The Love Bugs」、ミュージカル「コンチェルト」主演・つよし役での熱演も記憶に新しい佐久間雄生(さくま・ゆうせい)さん。
ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン 青学(せいがく)・菊丸英二役、Live Performance Stage「チア男子」主演・坂東晴希役の本田礼生(ほんだ・れお)さんが選ばれました。
2017年2月のTHE CONVOY SHOW vol.32『asiapan(アジァパン)』がTHE CONVOY SHOW に出演する初めてのステージとなる彼らに、オーディション時のエピソードやビジュアル撮影の裏話、公演に向けての意気込みなど、3回に渡ってたっぷり語っていただきました。
そのPart②は――
【荒田至法は年齢不詳? 同い年か30歳過ぎだと思っていたら……】
――メインビジュアルの撮影時が、皆さんの初顔合わせだったんですか?
佐久間 まぁ、オーディションの時にも会ってはいましたけど……。
後藤 オーディションがほぼ1日がかりだったから、顔を覚えてた人もいましたけど、正式にはビジュアル撮影の時が初顔合わせでしたね。
本田 「あ~。え~っと……。改めてよろしくお願いします」って感じだった(笑)。
荒田 僕は、皆さん歌えるし踊れるしっていうのをオーディションで痛いほど感じていたので「頑張らないと」「肩を並べるレベルまでいかないと」ってすごく緊張してました。でもオーディションの何時間か一緒に踊っただけであれだけ楽しかったんだったら、これから先どれだけ楽しい時間を共有できるんだろうってワクワクもしていました。
――例えば、メンバーに決まった後、話をしているうちに「初対面からちょっと印象が変わったな」っていう人はいますか?
荒田 だってもうオーディションの段階で“おっぴろげ”だったから……。
本田 確かに(笑)。初対面の時にダメな部分も全部さらけ出しちゃっていたから、次に会った時は隠すようなことは何もなかったですね。
――メンバーの中では、荒田さんが一番年下ですよね?
荒田 そうなんですけど、僕は年下に見られてなかったようで、(後藤)健流さんに自己紹介して年齢を言ったら「クソガキやん!」って(笑)。その声がけっこうなボリュームで控室に響いてましたね。
(一同、大爆笑!)
後藤 いくつやったっけ?
荒田 21歳です。
後藤 クソガキやん!(笑)
荒田 こんな感じでした(笑)。
(一同、爆笑!)
佐久間 確かに21歳には見えないなぁ(笑)。
――とはいえ「クソガキ」は……せめて「年齢の割に落ち着きがあるね」とか(苦笑)。
後藤 年齢を言われる前は「同じ年くらいかな? 下手したら30歳とかいってるのかな?」と思ってたんですよ。
荒田 なんかサラッとヒドイこと言われてる!(笑)
――逆に、荒田さんから後藤さんを見て「この人、年の割に落ち着きないな」とかは?
荒田 いやいや! 全然思ってないですよ!(笑)
後藤 あはは! 言うなら今だぞ(笑)。
荒田 健流さんは、めちゃめちゃ踊れる人なので。年が近かったら逆に「俺、自信なくなるわ~」って思ってしまうぐらいスゴイ人なんですよ。
本田 僕、オーディションで健流さんのタップを見て、レッスンに通い始めました。
後藤 そうなの?
本田 オーディションでタップ経験者の方が踊ったんですが、その時の健流さんがすごくカッコ良くて強烈に印象に残ったんです。オーディション前は「踊れる人だけって言ってたし、まぁいいか」なんて思っていたんですけれど、「これは、やらなきゃヤバイ!」と思い、すぐにタップ教室を調べて通い始めました。
――刺激をビンビン受けまくっていますね。
本田 さっき「いい経験になるかなと思ってオーディションを受けました」なんて話をしましたけど、とんでもなかった! 「俺、来る場所間違えたかな?」って思うくらい、すごくレベルの高い人たちが集まるオーディションだったんです。危機感を感じましたね。
――話を戻しますが、THE CONVOYの先輩方とのご対面もビジュアル撮影の時ですか?
本田 はい。会った瞬間、もう頭が真っ白になりました!
佐久間 あれはヤバかったよね。
本田 目線はカメラを見ているけれど、僕の意識は完全に隣の黒須洋壬さんに向いていました。
後藤 写真のポーズが「わー!」みたいな弾けた感じだったんですよ。合成とかじゃなく、全員で「せーの!」で撮ったんですね。何ポーズも撮影するうちに、隣にいる人の肩に手を置いたりすることもあって、心の中では「先輩、馴れ馴れしくてすみません!」って思いながら触ってました(笑)。
佐久間 先輩方とは初対面なのに、同じ出演者として一緒に撮影するのが嬉しいやら申し訳ないやら……複雑な心境だったよね。
~Part③に続く~
THE CONVOY SHOW vol.32『asiapan(アジァパン)』は、2月25日・赤坂ACT シアターを皮切りに全国5か所で上演されます。
常にエンターテインメント界の第一線を走り続けてきた6人の男たちと、彼らに魅了された4人の新キャストが、果たしてどのような“化学反応”を起こすのか……。
新生THE CONVOY SHOWに期待が高まります!
(取材・文/近藤明子)
☆Information
THE CONVOY SHOW vol.32『asiapan(アジァパン)』
【東京公演】
日程:2月25日~3月1日
場所:TBS 赤坂ACT シアター
【札幌公演】
日程:3月5日
場所:札幌市教育文化会館 大ホール
【愛知公演】
日程:3月8日~3月9日
場所:東海市芸術劇場
【大阪公演】
日程:3月11日~3月12日
場所:森ノ宮ピロティホール
【福岡公演】
日程:3月14日
場所:ももちパレス
作・構成・演出:今村ねずみ
出演:瀬下尚人 石坂 勇 舘形比呂一 黒須洋壬 トクナガクニハル / 荒田至法 後藤健流 佐久間雄生 本田礼生 / 今村ねずみ
《公式サイト》
http://www.theconvoyshow.com/
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