【Part.1】廣瀬智紀主演・染谷俊之&赤澤燈共演 映画『天秤をゆらす。』12/23公開直前インタビュー

  • 2016-12-21

染谷俊之さん&赤澤燈さんが演じるダメンズ“田宮・青島”を主役に描いた、映画『カニを喰べる。』、『羊をかぞえる。』に続く待望のシリーズ第3弾、映画『天秤をゆらす。』が12月23日(金・祝)より公開! 廣瀬智紀さん演じるキャラクター・丸井を主演に迎えたスピンオフの今作について、スマボでは主演の廣瀬さん、そして染谷さん、赤澤さんの3人を直撃。公開直前インタビュー特集を、3回連続更新でお届けします。

人気シリーズ第3弾、映画『天秤をゆらす。』ついに劇場公開!

人気シリーズ第3弾、映画『天秤をゆらす。』ついに劇場公開!

第1弾『カニを喰べる。』、第2弾『羊をかぞえる。』と続く“田宮・青島シリーズ”とは、田宮治(染谷俊之さん)と青島豪志(赤澤燈さん)のアラサー男子2人が定職にもつかず、自堕落な生活を送りながらも、少しずつ成長していく様子を描いた人気作。その第3弾となる今作『天秤をゆらす。』は、前作で2人を思いもよらぬ騒動に巻き込んだ、超がつくほどのお人好し・丸井裕之(廣瀬智紀さん)にスポットを当てたスピンオフ作品です。

過去2作でも珍道中を繰り広げた田宮・青島の2人が、今作でも物語のメインとなる丸井とともに騒動の渦へ! 深い森を舞台に、森の中の秘湯を訪れた丸井、田宮、青島の3人が、森の中を彷徨ううちに、突然死体を発見したり、クマに襲われそうになったり、2人の少年に出会ったり…。今作でも、前2作から引き続きメガホンをとる毛利安孝監督のもと、前作以上に先が読めないファンタジーな物語が展開していきます。

【映画『天秤をゆらす。』ストーリー】
超がつくほどのお人好しである丸井裕之(廣瀬智紀さん)に温泉旅行に誘われ、緑豊かな山奥まできた田宮治(染谷俊之さん)と青島豪志(赤澤燈さん)の3人。案の定、秘湯と呼ばれる温泉に向かう途中に迷子になり、責任をなすりつけ合う田宮と青島、そして仲裁に入る丸井。そんな3人が森を彷徨っているうちに突然死体を発見してしまう。慌てふためく中で、田宮・青島とはぐれてしまった丸井は、“ガイコツの滝”を探しているという2人の少年に出会い、行動を共にする。一方、田宮と青島ははぐれてしまった丸井の心配をしながらも、事あるごとに口論となる。お互いに愛想をつかした2人の関係はギクシャクし、険悪な雰囲気に。
そんな中、秘湯への道中に3人が立ち寄った蕎麦屋で出会った佃(加藤啓さん)と名乗る男が、執拗に3人の行方を追っており…。
果たして、丸井ら3人は無事に再会できるのか!?
また、謎の2人の少年の正体、佃の目的とは一体!?

いよいよ12月23日(金・祝)からの劇場公開が控える中、スマボでは、映画『天秤をゆらす。』主演の廣瀬智紀さん、そして田宮・青島シリーズのメインキャラクター2人を演じる染谷俊之さん&赤澤燈さんの3人にインタビュー。賑やかなトーク模様を、3回に渡ってお届けいたします。まずは各キャラクターについて語ってくれた、インタビューPart.1をどうぞ。

(左から)染谷俊之さん、廣瀬智紀さん、赤澤燈さん

(左から)染谷俊之さん、廣瀬智紀さん、赤澤燈さん

【インタビューPart.1】
■田宮&青島、丸井を自己紹介!

――今回はまず、シリーズ3作目の今作『天秤をゆらす。』から初めてご覧になる方にも向けて、各キャラクターについて自己紹介形式でお話していただきたいと思います!

廣瀬智紀 それなら、シリーズ第1弾から出ている田宮・青島から。

染谷俊之 じゃあ僕から。僕が演じる田宮治という役は、シリーズ第1弾の『カニを喰べる。』ではアルバイトしながらのその日暮らしで、夢や希望もなく生きている青年だったんですが、その後は小説家を目指して、小説を書いてみようと。でも、そんな目標が出来ても“ラクして小説家デビューしたい”って思っているような、ちょっとダメなやつなんです。

赤澤燈 田宮と青島から、“ダメ”ってのはもう切り離せないよね(笑)。

染谷 それでも、誰かを助けるために動いてみようかなって思ったり、そういう優しい面もあるんですけど、自分に対してはつい甘くなっちゃう。僕が俳優をやっていなかったら、田宮みたいな感じだったかも、って思える部分もあるような等身大のキャラクターですね。

赤澤 そんな田宮と腐れ縁で一緒にいるのが、僕が演じる青島豪志です。田宮とは幼馴染みで、2人して夢もなくフラフラしていて。一言でいうと“その辺にいそう”な人たちなんです。だけどこのシリーズのメインキャラクターたちって、根本的にはお人好しだし、人と接することが好きだよね。

廣瀬 やることはないけど、家に引きこもってはいないんだよね。

赤澤 そう、引きこもりにはならない。あとは…どんなキャラクターかなぁ。

染谷 貯金もない!

赤澤 あ、そう! 貯金もない(笑)。でも染ちゃんが言うとおり、僕らが俳優じゃなかったら似たような感じで暮らしていたかもしれない。そういう親近感のある若者ですね。

――そして、そんな田宮と青島がシリーズ第2弾の『羊をかぞえる。』で出会ったのが…。

廣瀬 僕が演じる丸井裕之です。丸井くんは、まずは超お人好しで。自分のことよりも目の前にいる人のために体が動くけど、それを本人は自覚していなくて、天然でやってしまっているんです。そして丸井くんには元銀行員という経歴があって、僕はそこをヒントに最初の役作りを始めました。

染谷 丸井が元銀行員ってこと、最近思い出したって言ってなかったっけ!?(笑)

廣瀬 2作目のときは話に出てくるから(笑)。あと、今回の『天秤をゆらす。』では、夜空を見ながら子どもたちに星座について教えるシーンがあるんですけど、そういう面でも丸井くんは意外と色んなことを知っている人なのかな、と。

染谷 確かに、田宮と青島より色んなことを知っていそう。

廣瀬 お人好しでおとぼけキャラなんですけど、実は意外な知識を持っていたり、大人な部分もあって。そういう丸井くんってなんかいいなぁ、って思える一面です。

――そんな劇中でのキャラクターと自分自身に、どこか似ている部分はありますか?

赤澤 なにかするときに、基本的に一人ではやろうとは思わないところかな。このシリーズの始まりでもある、“カニ食べに行こうぜ”っていう青島の誘いには、実は誰かがいないと行く気にならないって面があると思うんですよ。それは僕も同じかも。

――赤澤さん、一人ではあんまり行動しないタイプですか?

赤澤 一人だとダメですね~、一人旅とかもできない。できて散歩ぐらい(笑)。寂しがり屋なんじゃないかなと思います、僕も青島も。

――そんな青島と、なんだかんだ一緒にいる田宮もやっぱり…?

染谷 寂しがり屋だと思います(笑)。田宮は基本的に誘われる側なんですけど、なにかに誘われたら“なんだようるせーな”とか言いながらも、実はちょっと嬉しいみたいな。そういう素直じゃないところが、僕と似ているかもしれないですね。

廣瀬 僕と丸井くんの似ているところは…。第1弾での田宮・青島がすごく等身大なキャラクターだったので、僕も丸井くんは自分にとっての等身大な役にしたいと思っていて。

――映画を観た方は、丸井のおとぼけ感と、廣瀬さんのフワフワ感が似ていると思う方が多いんじゃないでしょうか。

廣瀬 そうですね、僕フワフワしているってよく言われるんですけど(笑)、その空気が丸井くんにも役を通して出ればいいなぁって思っていました。やっぱりその部分かな。

――そして今作で、各キャラクターについてまた新たに明らかになる面も?

染谷 今作では、丸井くんと僕たち田宮・青島コンビとの新たなつながりが明かされる部分があります。ちょっと運命的なものを感じるような、見えない繋がりが新たに描かれたことで、前作までのシリーズを見返したときに、また関係が違って見える部分もあるんじゃないかなと思います。

赤澤 丸井くんの活躍によって、田宮と青島の過去の思い出が明らかになったりね。2人とも、誰かのためにしていることでも結果的に周りに迷惑をかけちゃっていたり、中身は子どもの頃と変わらないまま大人になっていて。そんな根本的な部分の変わらなさも描かれています。

廣瀬 丸井くんは、懐の広さかな。とりあえず一回受け入れるんです。今作でも、森で出会った子どもたちにいきなり「捕虜を発見!」って言われても、無抵抗に縛られて連れて行かれてみたり(笑)。だけど丸井くんは子どもたちに“付き合ってあげている”っていうよりも、無自覚に“この子たちを守ってあげたい”と思うから行動を共にしてるのかな、と。そんな部分を新しく感じました。

――そんな3人が、それぞれなんとなくモラトリアムな日々を過ごしつつも、外に出てはハプニングも含めて色んな人と関わっていくと。

赤澤 やらなきゃいけないことはなんにもしてないけど、面倒くさがりなようで、人と関わるのは嫌いにならないんだよね。

染谷 あと、人の道に外れたことはしない。

一同 アハハ!

染谷 でも今回、ちょっと外れそうになるんですけど(笑)。それはぜひ映画の中で!

――以上、3回連続更新のインタビュー特集 Part.1をお届けいたしました! 続くPart.2では、過酷な森での撮影の思い出を語ってくれた3人、更新をお楽しみに。

映画『天秤をゆらす。』は、2016年12月23日(金・祝)より池袋HUMAXシネマズほか順次公開! そのほかの上映劇場、映画に関する詳細はInformationより映画公式サイト、Twitterをご確認ください。

ⓒ2016「天秤」製作委員会

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※廣瀬智紀さんが太田基裕さん、廣瀬大介さん、北村諒さん、松田凌さん、そして村田充さんと共演するスマボMovie『雪月花スクランブル』は、スマボアプリで好評配信中!DVDがスマボSHOPで発売中!

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☆Information

映画『天秤をゆらす。』
2016年12月23日(金・祝)より池袋HUMAXシネマズほか順次公開!!
出演:廣瀬智紀 / 染谷俊之 赤澤燈
三谷麟太郎 石野湘太 平野常次郎 加藤啓 塩川渉
監督・脚本:毛利安孝
《映画公式サイト》
http://tenbin.united-ent.com
《公式Twitter》
@tenbin_movie

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