高崎翔太「少年社中さんのビジュアルは、今回も良いです!」舞台『アマテラス』SPインタビュー②

  • 2016-12-10

来年で結成20周年を迎える劇団少年社中の第33回本公演『アマテラス』が、2017年2月3日より東京・新宿の紀伊國屋ホールにて開幕します。

舞台「アマテラス」メインビジュアル

舞台「アマテラス」メインビジュアル

少年社中は、「ミュージカル黒執事」「ミュージカル薄桜鬼」など2.5次元ミュージカルの人気シリーズを多く手がける毛利亘宏さんが主宰を務め、これまで 「ネバーランド」「機械城奇譚」「モマの火星探検記」など様々なファンタジー作品を送り出している人気劇団。
今作のモチーフは「日本神話」で、高度にコンピューターが発達した時代、自堕落に暮らしていたとある青年が、ひょんなきっかけから『日本神話』の世界にタイムスリップ。神々の世界を救うため、青年は『ヤマトタケル』を名乗り、お供のウサギ・タヌキ・スズメ・カメと共に、光の神々の頂点にいる存在『アマテラス』を救う旅に出る物語。

スマートボーイズでは、今作にゲスト出演する中村優一さん、高崎翔太さん、橋本祥平の3人に直撃インタビュー!

PART②では、ツクヨミ役の高崎翔太さんが登場。「ミュージカル薄桜鬼」でも共演した橋本さんとのエピソードや、少年社中の魅力などを語ってくれました。

ツクヨミ役の高崎翔太さん

ツクヨミ役の高崎翔太さん

――まずは『アマテラス』の出演オファーが来た時に感想をお聞かせ願います。

高崎 ミュージカル「薄桜鬼」という作品で、毛利さんとご一緒させていただいていますが、その打ち上げで、毛利さんが「今度は(少年)社中で会おうな!」と言ってくださいました。僕は少年社中さんの「ネバーランド」(2010年)を何十回も見るくらい大好きで、「よっしゃ!」って思った次の公演に呼ばれなくて……(苦笑)。
「あれ?あの時毛利さん酔っぱらってたのかな?」と思っていたんですが、今回呼んでもらって、とても嬉しかったです。

――少年社中の本公演には、これまで「ハムレットォ!!」「ラジオスターの悲劇」と出演されていますが、少年社中という劇団をどういったイメージを持たれていますか。

高崎 まっすぐでパワーのある作品をやる劇団だと思っていて、すごく笑えて泣けるし、ファンタジーがあって、ハッピーになれるイメージはあります。好きな劇団員さんがたくさんいるのも特徴がありますね。

――例えばどなたですか?

高崎 (長谷川)太郎くんは、うちの事務所(トキエンタテインメント)に所属していますし、「ハムレットォ!!」で親子役で共演した岩田有民さんや、今回久々に出演される大竹えりさんも大好きです。それと、僕が病気明け一発目の舞台「LAST SMILE」で共演した同じ年の竹内尚文くんは、最近上演した「LAST SMILE」で僕がやった役を演じて、そして今回の『アマテラス』では、お互いライバルの役を演じることができるので嬉しいですね。

――今回、劇団員12名が初めて全員出演されるんですよね。

高崎 メンバーが全員揃うので嬉しいですね。ゲストさんもザンヨウコさんやシュンリー(高木俊)さんや(三上)俊くんが出演されますし、田上(真里奈)さんと(橋本)祥平くんは「薄桜鬼」で一緒でしたし、すごく楽しみなメンバーですね。

――今回、橋本さんにもインタビューに登場していただくんですが、高崎さんから見て、橋本さんはどういう役者さんですか。

高崎 弟みたいで、すごくカワイイ奴なんですが、会わなくなるとすごく薄情で、連絡一つよこさないんですよ!

――(笑)

高崎 会うと「翔太くん、今度飲みましょうよ!!」って毎回言うんですが、連絡来たためしがないんです。

――『アマテラス』では、薄情な部分を正さないといけませんね。

高崎 そうなんですよ。かわいい後輩だと思ったんですけど、今やすごく売れちゃって、嫌ですね(笑)。

――それ、ただの嫉妬ですね(笑)。

高崎 だけどすごく真面目で、「薄桜鬼」で会うたびに貪欲になっていると感じます。

初の悪役を演じる高崎さんの演技に注目!

初の悪役を演じる高崎さんの演技に注目!

――中村優一さんにもお話を伺いましたが、高崎さんとは映画「U-31」で共演はされているいるものの、同じシーンには出ていらっしゃらないんですよね。

高崎 映画の完成披露試写会での共演はありますが、今回が実質初共演ですね。普段は優しくていい人で、今回芝居で共演できるのは嬉しいです。

――今回のキャストは共演したことのある方々が多いので、気分的にも楽ではないですか?

高崎 いやー、楽じゃないですよ(苦笑)。好きな劇団の公演に出るのはプレッシャーに感じますね。

――毛利さんが演出をされる舞台に何度も出演されていますが、毛利さんの演出は、どんな特徴がありますか。

高崎 音合わせが凄くて、見ていても演じていても気持ち良いです。それと、ダメなところは言ってくれますが、あまり細かいところは言わない方なので、ずっと追及を休められないです。他の演出家さんにはあまり緊張しないんですが、毛利さんだと緊張します。きっと毛利さんのことが好きだからだと思います(笑)。

――毛利さんに言われたことで、今でも心に残っている言葉はありますか。

高崎 「ラジオスターの悲劇」では、日替わり主演だったんですが、稽古も2日ぐらいしか出来なくて、今までで一番緊張したんです。毛利さんから「大丈夫だから、自信持っていけ!」と言われたんですけど、ここままだと雰囲気に飲まれると思って、台本のプランを無視してぶつけたんです(笑)。でも井俣(太良)さんがきちんと拾ってくださって、毛利さんからも「間違っているプランだってわかっていて、あんな思い切りぶつけられるのは凄いなぁ」って言われたのは印象に残っていますね。

――高崎さんの暴走(?)にもきちんと対応した井俣さんも、すごい役者さんですね。

高崎 ホント、頼りになる役者さんで大好きです。「翔太、〇〇なんだよな」ってボソって言うことがあるんですけど、的を射すぎていて辛いときがあります(笑)。で、努力して改善したのに、全然見てくれないんです……。

――今回、高崎さんの役どころが「ツクヨミ」という、闇をつかさどる神様です。

高崎 僕が率いる四天王が豪華で、大好きな岩田さんや大谷さんを仕切るんですけど、出来ればしゃべらないで座っている役がいいと思っているんです(笑)。今回は台本に忠実にまっすぐいこうと思っています。

――「ラジオスターの悲劇」と真逆ですね(笑)。ところで「ツクヨミ」という役は、いわば「悪役」に当たりますが、高崎さんが悪役を演じるのは今までなかったような気がしますけど……。

高崎 悪役は今までないですね。

――高崎さんのファンからすれば、新鮮かもしれませんね。そういえば、ビジュアルも先ごろ解禁になりましたが、衣装を着てみての感想は?

高崎 少年社中さんのビジュアルは、毎回カッコいいですけど、今回も良いですね! ただ着るのが大変でしたが(笑)。

先日公開された「ツクヨミ」イメージビジュアル

先日公開された「ツクヨミ」イメージビジュアル

――最後にファンの方々へメッセージをお願いします。

高崎 少年社中の公演は素敵な作品を作っています。少年社中を知らないで舞台を見ている人は損だなと感じるし、アニメ原作の舞台をよく見ている人も、新しい舞台の面白さに気づかされると思うので、ぜひとも劇場へ足を運んで、泣いて笑っていただけたらと思っています。

※SPインタビューPART③では、橋本祥平さんが登場します。お楽しみに!

舞台『アマテラス』2月13日まで上演。現在一般チケットは好評発売中です。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
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☆Information

少年社中 第33回公演『アマテラス』
日程:2017年2月3日~2月13日
会場:紀伊國屋ホール
脚本・演出:毛利亘宏
出演 井俣太良・大竹えり・岩田有民・堀池直毅・加藤良子・廿浦裕介・長谷川太郎・杉山未央・山川ありそ・内山智絵・竹内尚文・川本裕之
中村優一・三上俊・高崎翔太・田上真里奈・橋本祥平・ザンヨウコ・高木俊・ラブオ
≪チケット(全席指定)≫
前売:5,500円
U-19:2,000円(19歳以下枚数限定/劇団販売のみ)
※当日:6,000円(開演1時間前より受付にて販売)
≪公式サイト≫
http://www.shachu.com/amt/

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