2016-11-14

大人気バスケットボール漫画「黒子のバスケ」を原作に、今年4月に上演された舞台『黒子のバスケ』が来年6月より第2弾公演を東京・大阪で上演決定！　このニュースは11月13日に開催された舞台『黒子のバスケ』ファンミーティング内で発表され、同日に開催された会見では小野賢章さん、安里勇哉さんらキャスト6名と、脚本・演出を務める中屋敷法仁さんが次作への意気込みを語りました。

舞台『黒子のバスケ』第2弾が上演決定！　会見コメントをUP
(左から) 小沼将太さん、鍛治本大樹さん、小野賢章さん、和合真一さん、安里勇哉さん、中屋敷法仁さん、畠山遼さん

「黒子のバスケ」とは、週刊少年ジャンプで2009年から連載され、圧倒的な人気を集めた藤巻忠俊さん原作のバスケットボール漫画。アニメ、ゲーム、小説と様々なコンテンツを生み出し続け、2016年4月にはいま最も注目を集める新進気鋭の劇作家・演出家である中屋敷法仁さんを脚本・演出に迎え、舞台『黒子のバスケ』THE ENCOUNTERとして初舞台化がされました。

この初演では、演劇ならではの立体的な表現、かつ熱量のあるエンターテイメント性豊かなステージングで、物語の主軸である「影」の黒子テツヤ(演・小野賢章さん)と、黒子の「光」となる火神大我(演・安里勇哉さん)の運命の出会いから、ライバルとなる「キセキの世代」、海常高校・黄瀬涼太(演・黒羽麻璃央さん)、秀徳高校・緑間真太郎(演・畠山遼さん)、桐皇学園高校・青峰大輝(演・小沼将太さん)らとの戦いを描き、チケット完売の話題作に。

そんな舞台『黒子のバスケ』が、2017年に第2弾となる新作を上演決定！　東京、そして初の大阪公演も決定し、ますます過熱するステージで、打倒「キセキの世代」を掲げた「影」と「光」を擁する新生・誠凛高校がいよいよ再始動します。

このニュースが発表された、舞台『黒子のバスケ』ファンミーティング昼夜公演の合間には、イベント登壇キャストである小野賢章さん、安里勇哉さんらキャスト6名、そして引き続き第2弾公演でも脚本・演出を務める中屋敷法仁さんが揃って会見へと登場。またイベントでは、残念ながらこの日は欠席となった海常高校黄瀬涼太役・黒羽麻璃央さんからのビデオメッセージが上映され、それぞれ第2弾への意気込みを語りました。

【会見登壇者コメント】
■誠凛高校キャスト
・黒子テツヤ役小野賢章さん
「原作がある作品なので、初演の時から続編があることは期待していたんですが、改めて決定したときはとても嬉しかったです。第1弾では初めてのことが多くて稽古も大変だったんですが、その経験を生かしてよりよいものが作れることが楽しみです」

誠凛高校・黒子テツヤ役の小野賢章さん

・火神大我役安里勇哉さん
「まず第2弾が決まって嬉しさがありましたが、走って飛んで、とにかくハードな舞台なので“次は原作のどのあたりだろう、あのシーンもやるのかな？”とか“あれできるのかな？”と心構えをしています。舞台でも話が進んでいくのが嬉しいです」

誠凛高校・火神大我役の安里勇哉さん

・土田聡史役鍛治本大樹さん
「前回のキャスト内では最年長で、30代ながら高校生役というチャレンジでもあったんですが、また高校生になれるのかな？と思っています(笑)。初演では、稽古場からみんなで試行錯誤して良い形の千秋楽を迎えられたので、第2弾ではさらに上がったハードルを越えられるように、新たな表現を探していきます」

誠凛高校・土田聡史役の鍛治本大樹さん

■海常高校キャスト
・森山由孝役和合真一さん
「第1弾の公演当時、その反響の大きさから絶対に第2弾もあると思っていたので、実現してまた参加できることがすごく嬉しいです。海常高校を代表しては、第1弾では練習試合だけだったので、第2弾では正式な試合シーンで海常高校の勇姿をお見せできたらいいな、と思っています。第1弾よりさらに仲睦まじい、海常高校をお見せします！」

海常高校・森山由孝役の和合真一さん

■秀徳高校キャスト
・緑間真太郎役畠山遼さん
「第2弾決定と聞いて、嬉しさと同時に、前作でのお客様からの評判の高さや、僕たち自身もすごく楽しめた公演だったので、そんな初演を2作目ではさらに越えなければと意気込んでいます。各学校を超えて、みんなで力をあわせて頑張っていきたいと思います！」

秀徳高校・緑間真太郎役の畠山遼さん

■桐皇学園高校キャスト
・青峰大輝役小沼将太さん
「僕が演じる青峰はとても強く、誰にも負けないという気持ちを持ったキャラクターなので、その強さを次の作品でも発揮したいと思います。あと人一倍肌が黒いので、その黒さも次の公演までに磨いていきたいと思います(笑)。まだどのあたりのストーリーが描かれるかはわかりませんが、青峰としてやりたいことがたくさんあるのでワクワクしています」

桐皇学園高校・青峰大輝役の小沼将太さん

■脚本・演出　中屋敷法仁さん
「第1弾が終わった時、原作を追えばもちろん第2弾はあるんですが、こんなに大変な舞台にはもう誰も出てくれないんじゃないかと思いました(笑)。それぐらいハードな作品ですが、キャストたちの話を聞いていてもモチベーションが高くて、そんな彼らの作品を愛する心が第2弾に繋がったと思うと、脚本・演出家としてもキャストの想いに応えなければと感じました」

【映像コメント】
■海常高校キャスト
・黄瀬涼太役黒羽麻璃央さん
「第2弾、意気込みだらけですよ！　初演では悔しい思いをした僕ですが、第2弾ではあの全米が泣いた！？と言われる(笑)、僕が原作でも大好きなシーンである、黄瀬が憧れているあの人との試合があるかも…しれませんよ？　そこはあえて言いませんが、本番が今から楽しみです！　だから今からバスケしてきます、負けないよ！」

「キセキの世代」キャストの撮影では、黄瀬涼太役の黒羽麻璃央さんもパネルで参加！

また意気込みのほか、アニメでも声優として黒子テツヤ役を演じている小野さんは、今作初演でのプレッシャーにを「すでにアニメでもキャラクターに声がついた状態で親しまれて、観る方の中で役の印象がしっかりある作品を舞台にするのは、ビジュアルを含めて受け入れられるのかな、と不安に思う部分がありました。でも稽古を通じて、原作が持っている情熱をキャスト同士でも感じて、初日の前にはその不安はなくなっていました」と語り、「舞台『黒子のバスケ』として、一つの作品に成立させることができたと自信を持って言えるので、今度はその初演という山を越えます」と、新たな目標を掲げます。

さらに初の大阪公演の開催には、小野さんが「何よりも“食”が楽しみです(笑)」と語ると、安里さんも「初演でも公演後には一緒にお風呂や食事に行っていたので、大阪公演でもみんなでの食事とお風呂が楽しみです！」と笑顔でコメント。そこへ鍜治本さんが「24時間みんなで一緒にいられるなんて、合宿みたいだよね」と話すと、小沼さんが「さすがに24時間は一緒にいないよ！　変な関係になっちゃう(笑)」と慌ててツッコミ。はしゃぐ姿に、キャスト同士の仲の良さがうかがえます。

会見の最後には、小野さんが「初演では実現しなかった、キャスト同士でのバスケ合宿をやりたいです！　軽井沢とかで山登りしたり、みんなでお風呂入ったりして、ちょっとだけバスケもしましょう(笑)」と話し、キャストからは一斉に「軽井沢に行きたいだけでしょ？」とツッコミが。キャスト全員からの「合宿したい！」というおねだりに、中屋敷さんは「僕はキャストたちの味方なので賛成しますよ、スタッフの皆さん次第です」と苦笑い、果たして小野さん熱望のバスケ合宿は実現するのでしょうか。

舞台『黒子のバスケ』第2弾は、東京公演が2017年 6月22日(木)～7月9日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて、続いて大阪公演が7月13日(木)～7月17日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演です。キャスト続報など、公演詳細＆最新情報はInformationから公式サイトをチェックしてください。ファン待望の第2弾、再びの“キセキの舞台”最情報を今後も要チェックです！

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※黒羽麻璃央さん×矢田悠祐さん×桑野晃輔さんが三兄弟を演じる『バンビのアリス』DVDがスマボSHOPにて発売中！2017年1月29日にDVD発売記念イベント開催！

☆Information

舞台『黒子のバスケ』第2弾
【日程】
東京：2017年6月22日(木)～7月9日(日)東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪：2017年7月13日(木)～7月17日(月)大阪・森ノ宮ピロティホール
【出演】小野賢章、安里勇哉、黒羽麻璃央、畠山遼、小沼将太　ほか
【原作】藤巻忠俊『黒子のバスケ』(集英社ジャンプコミックス刊)
【演出】中屋敷法仁
《公式サイト》
http://www.kurobas-stage.com/