2016-8-29

映画『U-31』初日舞台挨拶が8月27日東京・シネマート新宿にて行われ、主演の馬場良馬さん、共演の中村優一さん、根本正勝さん、末永みゆさん、監督の谷健二さんが登壇しました。

(左より)末永みゆさん、根本正勝さん、馬場良馬さん、中村優一さん、谷健二監督

講談社「モーニング」にて連載されたサッカー漫画を実写映画化した作品で、今年25周年を迎えたJリーグ「ジェフユナイテッド市原・千葉」が全面協力。強豪チームにクビを言い渡され、弱小チーム「ジェム千葉」に復帰した31歳の元日本代表・河野敦彦が再起をかけ奮闘するストーリー。

馬場さんは気合い(？)のハイウエストで登場。「サッカーはチームワークが大切ですけど、この映画を撮影するときも、顔馴染みのキャストや勝村政信さん、大杉漣さんといったサッカーを愛している先輩、そしてジェフさんの全面的なサポートもあって、チームワークが良かった」と仲の良さをアピール。
役については「河野は元サッカー日本代表の選手。もともと僕が野球少年だったので、そこの説得力をどうしようかと悩みましたが、『壁にぶつかった時の足掻きといった人間の心を大事にしたいから、そこまで気にしないで』と監督に言われて、心が救われました」とコメント。

河野敦彦役の馬場良馬さん

ジェム市原の若きエース・戸澤敏行を演じた中村さんは、サッカー初心者。「流通経済大学サッカー部の練習に参加していただきましたが、ボールを持つ前に、体幹トレーニングで結構疲れました(笑)。また練習試合のシーンでは1時間ぐらい俯瞰で撮影していましたが、僕の影が薄かったのか、『ヘイヘイ！』って声をかけてもボールがなかなか来なかったのが悲しかった」と撮影エピソードを告白。

戸澤敏行役の中村優一さん

同じくサッカー初心者の馬場さんも「監督から『ここが一番のキーとなるから、2人にボールを回してください』と(見せ場の演出に)お気遣いをいただきました」とトホホ話をするも、ジェム千葉のキャプテンを演じた根本さんが「きっとカメラにも映らないほどの“シャドウストライカー”ってことなんだろうね」と、ナイスフォロー。会場から大きな拍手が送られていました。

根本さんは大のサッカー好きで、「サッカー選手の役を演じるなんて、これこそ俳優冥利につきます。ユニフォームを着る時もテンションが上がりました」と笑顔で語ると、キャプテン役を演じる上で気を付けたことについて「今日まで言っていませんでしたが、撮影していないときに、2人と個人的にいろいろ話をしたことを大事にしていました」と初告白。馬場さんが「分析した結果、根本さんから見た僕たちの印象は？」と質問しますが、「それこそ、正直全くなかった」とバッサリ。その瞬間「まさか」の表情になった2人に、会場は大爆笑でした。

笠原隆輔役の根本正勝さん

まるでパリコレモデルのようなウォーキングで登壇した“ハイウエスト”な馬場さん

根本さんの「印象は全くなかった」発言にややふてくされ気味の馬場さん＆中村さん

最後に馬場さんから「この映画を見て、ジェフユナイテッド市原・千葉の試合を見に行こうかなと思っていただけるとうれしいです。新宿からだと総武線で千葉までいってそこから乗り換えて蘇我駅で降りたらすぐのところにあります。ちょうど今ジェフはJ1復帰に向けて、戦っていますので、フクアリ(ジェフのホームグラウンド)でお会いしましょう！」とアピールして、初日舞台挨拶は盛況のうち終了しました。

「U-31」は東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほかで上映中。
また8月29日(シネマート心斎橋)と9月4日(シネマート新宿)にも舞台挨拶が行われることが決定しており、8月29日は馬場さん、9月4日は中村誠治郎さんと高崎翔太さんがそれぞれ登壇する予定です。

詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

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