2016-7-10

コーヒーショップでアルバイトするワケあり男子3人組が繰り広げるDVDドラマ『ランチタイム終わりました。』が、現在好評発売中。
特にこだわっているコーヒーでもなく自慢のメニューもない喫茶店「COFFEE JUNGLE」を舞台に繰り広げられる“コント以上ドラマ未満”のワンシチュエーションコメディが11本収録されています。

スマートボーイズでは、6月19日に行われたDVD発売記念イベントを取材。そのイベント前に3人組役の木村達成さん(佐々木勇太役)、せとたけおさん(山下歩役)、山崎大輝さん(金子涼介役)、そして店長役の宮川智司さんへ直撃インタビュー！

(左より)木村達成さん、せとたけおさん、山崎大輝さん、宮川智司さん

インタビュー後編では、11本あるショートストーリーの中からそれぞれのおススメの回を伺いました。

――全11話あるということで、それぞれ個人的におススメの回を挙げていただけませんか。

せと　どれも面白いですけどね。

山崎　好みですよね。

せと　あとは自分がしゃべるセリフの数が少ないとか(笑)。自分が長セリフをうまく言えた回とか、個人的な思いが関わっているんですけど。基本僕セリフの数が多くて、だいたい難しいことは全部僕が説明するんです。

――では、せとさんがストーリーテラー的な立ち位置なんですね？

せと　そうなんです。佐々木は長いセリフってあったっけ？

木村　一回、長回しのところがありましたね。

せと　あぁ、あれね。「メランコリックなあれこれ」という回だね。

山崎　僕は「鼻毛」と「疑心暗鬼」の回が好きですね。「鼻毛」は単純に山下と話していて、『山下、面白っ！』ってなっています。急にiPadを取り出して鼻毛について力説していて、この人何なんだろうって(笑)。

せと　「鼻毛」の見どころとして、iPadを撮影当日に渡されて、台本上に「iPadを操作する」なんて書いていないんです。どこでぺージをめくればいいのかわからないし、リアルに戸惑って。でもそれを物ともせず、本番で自然にやっているところが見どころです。

宮川　本当にそうですよね。

せと　その割にはiPadにあまり寄ってなかったよね。

山崎　なぜなら「iPad mini」だから、ちっちゃいんですよ。

せと　結局あれ、意味なかったじゃん！

――かなり裏事情的な話ですね(笑)。

せと　メイキングの方がもっとiPadが映っているので、そちらの方でチェックして欲しいです(笑)。それと、「お前が悪いよ」という、散々僕(が演じる山下)が佐々木の彼女を知らずに口説こうとする回があって、彼女だとわかった後で佐々木に「口説いていた彼女が、自分の彼女だというアピールをしきれていなかったお前が悪いよ」という、僕の無茶な考えに改めさせるんですよね。その最後の瞬間、金子が冷めた表情をするんです。初めて完成したものを見たとき、こんな冷めている表情をしていたんだって(笑)。

――その表情にも注目ですね。

せと　毎回毎回、意外なオチで終わるんです。

――へぇ～、それは楽しみですね。

木村　僕は女子プロレスラーの神取忍さんがゲストで登場した「忍ちゃん」という回で、2人が技をかけられるシーンがあるんですが、僕は技をかけられずに「すみません……」と謝るんです。

せと　僕もその回が一番好きで、コントとして一番成立しています。あと神取さんに対してホントに怖くて、そのリアルな緊張感が作品に反映されているんです。リハではヘッドロックを演技でされていて、ものすごく優しかったんです。で、神取さんから「じゃ、ちょっと本気を出してみましょうか」と言われたのでお願いしてやってもらったら、ホントに痛くて！！あれは殺されると思いましたよ。たぶん1％ぐらいしか力を出していないはずです。

山崎　あれはホント、やばかったです。

宮川　神取さん、フカフカなダウンを着ていたんですけどね。

せと　関係ない！ちゃんと痛いところをピンポイントで押さえられていたんです。

宮川　僕は、「謎の女現る」で、自分の顔があんなに寄られているとは思っていなかった。

山崎　あれは「唖然回」でしたね。

宮川　こんなにも歯茎を他人に見せていいのだろうか、不愉快に思われるんじゃないかという怖さが今もあります。

せと　いや、大丈夫だよ！

(一同笑)

～了～

本編の他にも、メイキングを収めた『ランチタイム終わりました。THEメイキング』も現在好評発売中。
詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

※木村達成さんのファースト写真集が幻冬舎コミックスより今冬発売決定！最新情報は特設サイトで随時更新されますので、要チェック！