- 2016-7-3
映画『全員、片想い』の初日舞台挨拶が7月2日、東京・の丸の内TOEIにて行われ、伊藤沙莉さん、中川大志さん、森絵梨佳さん、桜田通さん、広瀬アリスさん、斎藤工さん、知英さん、TAKUYAさん(CROSS GENE)、新川優愛さん、志尊淳さん、千葉雄大さん、橋本マナミさん、横浜流星さん、加藤雅也さん、主題歌を歌う黒木渚さんが登壇。夏らしく、キャスト陣は“浴衣姿”で登場しました。
FMヨコハマにて現在放送中「BANG BANG BANG」のパーソナリティを務める加藤さん発信により、番組と日本最大級の小説投稿サイト「E★エブリスタ」と共同企画して“片想い”にまつわる小説を募集。選出された4本と映画オリジナルストーリーの4本の計8作品による片想いの物語で、番組で紹介される7つの恋とパーソナリティもまた誰かに恋をするという物語がリンクしながら進んでいく、切ないラブストーリー・アンソロジー。
超満員に膨れ上がった大勢のファンに向けて、それぞれ見どころや撮影の秘話などを語りました。
伊藤 とうとう初日を迎えることが出来ました。全部で8つの話が詰まっていて本当に面白い作品になっていると思うので、作品のどこかに自分を見つけたり、懐かしい気持ちになったりして楽しんでください。
中川 キャストも監督も異なった8つのエピソードが一つになった映画で、豪華だなと思っているその中に、一緒に立たせていただけて幸せです。ラストシーンがめちゃくちゃ自信があって、絵も綺麗ですし、僕らが死に物狂いで体張って走り続けるので、そこを注目して欲しいです。
森 この話は先輩と後輩の恋愛を描いています。その他にもたくさんの片想いが描かれていますが、皆さん何か共感できるものがあればいいなと思っています。
桜田 僕は年上の先輩の女性に恋をする役ですが、今日は女性の方が多いので、いつか皆さんの前にも現れるかもしれない年下の男の子は、こういう気持ちでいつも悶々したり悩んでいたりするということをこのストーリーを通して知っていただければ嬉しいです。最後のシーンで僕がひとつあることをするんですが、そのシーンも映像が綺麗に写ってしまっていて、僕が試写を見た時に「これはモザイクをかけたほうがいいんじゃないかな」って。謎のシーンですが、楽しみにしていてください。
広瀬 この作品は全てまっすぐ純粋に恋愛をしている人たちのお話です。セリフのないお芝居でしたが、意外と大変ではありませんでした。見終わった後、「恋愛っていいなぁ」と思って欲しいです。
斎藤 作品に関しては広瀬さんが言ってくださったので、今日の立ち位置(前列センター)ですが、これは政治的な問題ではなくて、たまたまここになってしまっただけで、本来なら(端にある)笹より外にいるべきだなと、笹より役に立たないと思っています。撮影中では僕が映画のDVDを、広瀬さんが漫画を読んでいて、それぞれ自分の世界に入っていました。決してギクシャクしているわけではなく、ピースフルな空間でした。言えることが少ないので、見て感じてくださいと言いようがないんです。
知英 今日の衣装ですが、体が女性で心が男性の性同一性障害の役立ったので、男性の浴衣で出ました。座り方や歩き方、それに声など細かい部分をどうやったら男性っぽく見せられるかを頑張ってやりました。TAKUYAさんも助けてくださいまして、楽しい撮影でした。
TAKUYA 知英さんは本当に日本語が上手で、僕が日本語を教えてもらいくらいでした。しかもイケメンすぎて、僕もこんな顔に生まれたかったです(笑)。日本語と韓国語の掛け合いが面白い部分だと思うので、是非注目してください。
新川 やっと見てもらえるのが、すごく嬉しいです。どのエピソードも切なくなったり悲しくなったりしますが、人を好きになるっていいなと必ず思ってもらえる作品だと思います。
志尊 僕が演じたマコトという役は、すごくまっすぐな男で、僕自身感じることのない感情をこの役を通して、経験させていただきました。作品自体はまっすぐで純粋な、だけどそこにあるもどかしさとかあって、皆さんの恋愛感はそれぞれ違うと思いますが、自分の恋愛感と照らし合わせてみて、感じるものがあるといいなと願っています。
千葉 (共演の清水富美加さんが舞台挨拶に参加できず)こんなに清水富美加を恋しいと思ったことがありませんでした……。「あさはんのゆげ」は、ひと夏を通して、いとこ同士のちょっとした変化を楽しんでいただける映画だと思います。撮影の合間はお互い日本酒が好きという話から「お酌ごっこ」みたいなことをしたりとか、花火をして夏を感じたりして、和気藹々これからの季節にピッタリだと思うので、是非ご覧下さい。
橋本 私はいつもセクシーのキャラで出ているので、今回も愛人や不倫の役が来るかと思っていましたが、一途に想い続ける介護士の役をいただきました。濡れ場は一切ありませんので、お子様といらっしゃっている方とか未成年の方は安心してご覧下さい。
横浜 本当に素敵な作品を素敵な方々たちとともに作ることが出来て、こうしてたくさんの方々に見ていただけて幸せです。橋本さんとは初めて共演しましたが、優しくて頼れるようなお姉さんの印象を持っていたので、安心して演じることが出来ました。皆様の心に共感して感じて帰っていただけたら嬉しいです。
加藤 私がMCを務めるラジオ番組のプロデューサーに「何か映画をやりたいですね」というところからスタートして、本当に出来上がった映画です。簡単に言ったことが、このような盛大な初日を迎えることが出来て、非常に驚いております。切ないエピソードが8つ詰まった素敵な映画です。
もうすぐ七夕ということで、MCから「今年、短冊に何かお願いごとを書くとしたら?」という質問が飛び出した直後、広瀬さんから「さっき斎藤さんがあるって言っていましたよ」と無茶ぶり攻撃。「本当に言っていないです!」と慌てた斎藤さんは、「伊藤沙莉さんが言うみたいです」とバトンタッチ。
伊藤さんは、大喜利じゃないと前置きしつつ「七夕に素敵な人と過ごしたいともいます」と告白。しかし大きな反応がなかった伊藤さんは「全部加藤さんのせいです! 加藤さんがフォローしてくれるっていうから!」と責任転嫁しますが、加藤さんが「そういう時は『映画がヒットすることを祈願する』とか言えばいいんだよ」との模範解答に、返す言葉がない伊藤さんは、「『全員、片想い』じゃなくて、『全員、敵!』です」とタイトルに引っ掛けて悔やんでいました。
続けて斎藤さんは「長年育てていたサボテンが今年3月に朽ち果ててしまって。そのままにしていたら、根元のほうから新たな芽が生えてきて、何者かまだわかりませんが、とりあえずそいつを育てていくという志を書きたいと思います」と披露するも、その後発表する人が誰も現れず、思わず「嘘でしょ! 僕ら生け贄だよね」と伊藤さんと意気投合する場面も。
映画『全員、片想い』は全国東映系にてロードショー。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
映画『全員、片想い』
全国東映系にてロードショー
【出演】
「MY NICKNAME is BUTATCHI」…伊藤沙莉 中川大志
「僕のサボテン」…森絵梨佳 桜田通
「サムシングブルー」…広瀬アリス 斎藤工
「片想いスパイラル」…知英
「嘘つきの恋」…新川優愛 志尊淳
「あさはんのゆげ」…清水富美加 千葉雄大
「イブの贈り物」…橋本マナミ 横浜流星
「ラジオパーソナリティ」…加藤雅也
《公式サイト》
http://zenin-kataomoi.com/
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