2016-5-27

ミュージカルを中心に活躍する俳優・大山真志さんが主演を務め、世界中の様々な“英雄”の知られざる生涯を描く舞台“英雄”シリーズから、3作目となる最新作『英雄の運命』が今年9月に上演決定！　林剛史さん、小林且弥さん、鎌苅健太さんとシリーズ初演からのレギュラーキャストも勢ぞろいで、音楽家・ベートーベンを描く今作の最新情報を大山さんのコメントとともにご紹介します。

大山真志さんが“英雄”に挑むシリーズ最新作、今作の英雄はベートーベン！

毎回、世界の様々な“英雄”にターゲットを当て、その英雄の知られざる生涯を描くこのシリーズ。東映の特撮ヒーロー作品の脚本や、ミュージカル『薄桜鬼』、『黒執事』、舞台『Messiah メサイア』等を手掛ける、少年社中の毛利亘宏さんが脚本・演出を担当。そして主演として、ミュージカルを中心に活躍中の若手実力派の俳優・大山真志さんが物語ごとに“英雄”役を演じています。

大山さんが放つ独特な空気感、年齢よりも大人にみえる落ち着いた芝居と年相応のはしゃいだ芝居のどちらも演じわけられる演技力や、舞台上で魅せる“鋭利”と“妖しさ”が観る人を引き付ける“英雄”シリーズでは、共演キャストにも実力派メンバーが集結。シリーズ第1作目からレギュラーとして出演している林剛史さん、小林且弥さん、鎌苅健太さんが、全く違う魅力的な個性で主演の大山さんを支え、この４人の相性が素晴らしい形で物語を紡いでいきます。

2013 年5 月、青山円形劇場で始まった“英雄シリーズ”。第一弾『英雄のうた』は、英雄ナポレオンの生涯をセントヘレナ島で幽閉された日々を軸に、英雄が迎える最期を優しく描き、続く2014 年の『英雄のうそ』では、明治30 年フランス公使館を舞台に、華やかな万国博覧会の裏で各国の謀報員たちが暗躍する中、エリート外交官・栗野慎一郎がフランス公使となり、日本を大戦の戦火に巻き込まない為に奔走。フランス大使館に滞在中の夏目漱石、川上音二郎らも巻き込んで、果たして誰が本当の話をしていて、そして誰が偽物なのか、というそれぞれの思惑が入り乱れてのスリリングな物語が上演されました。

そして、待望の第3弾は、耳が聞こえないにも関わらず、数ある名曲を世に送り出し、喝采を浴びてきた伝説の作曲家ベートーベンの生涯にスポットを当てた作品に。ハンディキャップをもろともせず、ピアノに顔を近づけて振動で曲を作り続けたまさに伝説の男。しかし、記録されているプライベートのベートーベンの話は奇行ばかり。私服がヤバ過ぎて浮浪者と間違えられて逮捕された！？　部屋が散らかる度に引っ越し！？　好きになり過ぎるとその情熱ゆえにストーカーに！？　スーパー自己中と噂されるベートーベンの実態と、けれどその才能にほれ込んだ周囲の人間たちとの物語となっています。

英雄と呼ばれる人物の愛すべき“人間臭さ”や、それを取り巻く人々とのドタバタハートフルコメディ、チームワーク抜群の4名が挑む最新ステージに期待が高まります。そんな今作に向けて、主演を務める大山さんからの意気込みコメントも届いています。

【大山真志コメント】
英雄シリーズ3 作目、英雄の運命出演が決まりました。
主演として毎回立たせて頂いている英雄シリーズも今回で遂に3 作目だと思うと高揚する気持ちを抑えきれないほど楽しみです。
今回はベートーベンのお話。音楽家として耳が聴こえなくなっていく葛藤や人々の関係性をキャストさん、スタッフさんとのチームワークで創り上げていきたいと思います。
今までの円形ステージに変わって、今回はどの様な形で魅せるのかも楽しみにして頂けると嬉しいです。劇場でお待ちしております！！

以上、大山さんからのコメントをご紹介しました。
第3弾を迎えてますます結束力を高める仲間とともに、大山さんがおくる英雄シリーズ最新作、舞台『英雄の運命』は2016 年9 月17 日～9 月19 日から東京・よみうり大手町ホールにて上演です。チケットの発売など、公演詳細はInformationから大山さんの公式ブログなどのお知らせをご確認ください。

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