鈴木勝吾&五十嵐麻朝が田村亮をバックアップ!?舞台『懲悪バスターズ』会見&公演画像UP

  • 2016-5-21

5月19日から5月22日に、東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される佐野瑞樹さん(ジャニーズ事務所所属)と佐野大樹さん(ラ・セッテ所属/*pnish*リーダー)による兄弟演劇ユニットWBB(ダブリュビービー)の第10回公演、WBB vol.10『懲悪バスターズ』の初日公演に先駆け、公開ゲネプロが行なわれ、その後フォトセッションと囲み取材が行なわれました。

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(前列左から)佐野大樹[オーメン役]・OH-SE[モイモン役]・田村亮[レイヴン役]・鈴木勝吾[アミット役]・五十嵐麻朝[ススス・ムシュフシュ役] (後列左から)土屋佑壱[恋塚役]・政岡泰志[鬼教官役]・原 金太郎[所長役]・有澤樟太郎[高坂役]

公開ゲネプロ後に、佐野兄弟のほか、記念すべき第10回公演のゲスト出演者であるロンドンブーツ1号2号の田村亮さん、鈴木勝吾さん、五十嵐麻朝さんら出演キャスト10名が舞台衣装で登壇してフォトセッションが行なわれ、その後、佐野瑞樹さん、佐野大樹さん、田村亮さんの囲み取材が行なわれました。

WBBはジャニーズ事務所で役者としてだけでなく舞台演出も手がける佐野瑞樹さんと、演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダーをつとめる佐野大樹さんの兄弟が、日本演劇界のワーナーブラザーズを目指し、これまで培ってきたお互いのノウハウを駆使してプロデューする兄弟演劇ユニット。

奇数回は兄・佐野瑞樹さんが企画するSide-Wの”ワンシチュエーションコメディ”、偶数回は弟・佐野大樹さんが企画するSide-Bの”アクション・活劇要素を含んだコメディ”を特徴とし、毎回好評を博しています。

『懲悪バスターズ』は、WBBの10作目となる記念公演で、劇場も内容もスケールアップ! 田村亮一座の座長もつとめているロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが初の客演、また鈴木勝吾さん(「侍戦隊シンケンジャー」「ミュージカル薄桜鬼~風間千景篇~」など)、OH-SEさん(電撃チョモランマ隊)、五十嵐麻朝さん(「私のホストちゃん」シリーズ、「美男高校地球防衛軍LOVE!活劇!」)、そして土屋佑壱さん(*pnish*メンバー)、有澤樟太郎さん(演劇「ハイキュー!!」)が集結し、偶数回担当の佐野大樹さんが演出、脚本を手がける”サイエンス×ホラー×アクション活劇”です。

《あらすじ》
思わずクスッと笑っちゃう悪霊たちの騒動記――。
間もなく真夏を迎える大都会の片隅で、今日も今日とて悲鳴が響く。
毎夜毎夜続く悲鳴の正体は、悪霊たちによるイタズラのせいだった……!?
そんな中、悪霊退治に立ち上がったのは、ある一人の天才科学者!
―人間(天才)vs悪霊(落ちこぼれ)―
悪霊(落ちこぼれ)たちが巻き起こす、なんちゃってポルターガイストに人間達の背筋が凍る・・・のか!?
悪霊も天才も踊り狂う!サイエンス×ホラー×アクション活劇!!

囲み取材では佐野瑞樹さん、佐野大樹さん、田村亮さんが登壇、意気込みや見どころを語りました。

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ダンスでは田村亮さんをセンターに脇を固める鈴木勝吾さんと五十嵐麻朝さん

MC:いよいよ初日ですけれども、どうでしょうか?

佐野瑞樹(以下、瑞樹):実は僕、事務所に入って25年めなんです。ちょうど25周年ということで、今回こういう規模で主役をやらせていただいて、これだけ多くのみなさんに集まっていただき、すごく注目していただいて、うれしくて、感謝の気持ちでいっぱいですし、なんとかゲネプロを終えて、これから初日に向けてもう最大限のパフォーマンスをしていきたいなと、ワクワクとドキドキでいっぱいです。

MC:田村亮さんは今回参加されて、どうですか?

田村亮(以下、田村):雰囲気はとてもやりやすいですね。原(金太郎)さんとか年上のかたもいらっしゃるんですが、自分もかなり上のほうで。でもさきほどゲネが終わって、ちょこちょことしたミスが僕にあったのを、26(歳)の鈴木勝吾に、”ゲネで出してるほうがいいっすよ”と(笑)。今はもう膿みを出したので、本番に向かって大丈夫です

MC:ずいぶんかわいらしい役ですよね?

田村:そうなんです。ポップな感じはありますよね。年も年なんですけど(笑)。

MC:大樹さんは、今回はイケメンをずいぶん隠してましたね。

佐野大樹(以下、大樹):そうですね。これをつけるとちょっと隠れてる感じで緊張を防げるんですよね。実際にライトが当たると反射して前がまったく見えなかったりするんですが(笑)。今回は、ゲストの亮さんををはじめとして、素敵なみなさまに囲まれて演出をできて、本当にうれしく思っています。あとはこれを観に来てくださるお客様に楽しい時間を与えたいなと思っています。がんばっていきます!

MC:瑞樹さんは25周年とおっしゃっていましたが、ひさしぶりのダンスですね?

瑞樹:そうなんです(笑)。20年ぶりに踊るので、25年いて5年しか踊っていなかったんだな、と(笑)、ちょっと自分でも驚いたんですけど。今回は記念の公演なので、ダンスはがんばろうと覚悟を決めてきました。さっきの回(ゲネプロ)でみなさんに観ていただいたのは、緊張感が半端なくて、ドッキドキの中で踊ってたので、初日に向けてはすごくいいリハーサルになったんじゃないかなと思ってます(笑)。

MC:踊りの手の伸ばし方なんかはジャニーズJrを思い出させるような…。

瑞樹:そのくせは残ってるかもしれないです(笑)。

MC:以前はどなたのバックを務めていたんですか?

瑞樹:一番最初は光GENJIで、そのあとはSMAPとかKinKi Kidsとか。それ以来なんです。振付をされているときに、だんだん思い出しましたね。初めは、振りをOH-SEさんに渡されたときに、ああもうぜんぜんできない!と思って、ちょっと自分の中でお先真っ暗になったんですけど、やっていくうちにだんだん、そういえばこんな感じで振りをやってたな、と昔のメンバーを思い出したりしながら、すっごく楽しくなりましたね。そういえば振りをよく間違えていたので、みんなの振りを見れるように俺は必ず後ろにされてたな、とか(笑)。

MC:井ノ原(快彦)さんからお花が届いていましたね?

瑞樹:井ノ原くんはいつもお花を出してくれていて、いい仲間で、よく飲んだりもしますし、今回もがんばってねというエールを送ってくれて、ありがたいです。

MC:一緒に踊った経験は?

瑞樹:あります。もう大変でした(笑)。いろいろいたずらされちゃうんで。踊ってるときも平気で話しかけてきますからね(笑)。”佐野くん、大丈夫?”って。”いや大丈夫だからこっち見ないで”っていう(笑)。”振り間違えてないよね? 位置大丈夫?”みたいなことを。すごく余裕があるんです。僕が入ったときには、井ノ原くんはもうだいぶバックで踊っていたので。

MC:よく観劇にはいらっしゃるんですか?

瑞樹:それはなかなか、忙しいのでね。でも今回は、来れたらぜひ、と言ってくれていたので、タイミングが会えば来てくれるかもしれないですね。客席から”そこ違うよー!”て言われたりして(笑)。
田村:先に言っておいたほうがいいです。絶対言わないでって。イノッチでも邪魔ですって(笑)。

MC:亮さんもずいぶんかわいい踊りでしたね。

田村:OH-SEさんがすごい考えてくれて、悪霊っぽいダンスで、シンプルで踊ってるような感じがちゃんとでるやつを考えてくれたので(笑)。それでも間違うこともあるけど、それもゲネで出したんでもう大丈夫です(笑)。

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コミカルなダンスは他では観られない絶妙なテイスト!!

MC:人のやさしい役ですね?

田村:そうですね。人のいい役だから、自由な部分のときに素が出そうになって、あ、ちょっとつっこむのはやめな、とか(笑)。客席に行くところって、自分の素が出そうになっちゃうんですけど、あれは役を崩したらあかんなと思いながら、うまいこと勝吾(鈴木)と麻朝(五十嵐)が回してくれたらいいのになって、思いながら、ツッコミできないんで、役としては。上手いこと俺をいじってくれと思いながらやってます(笑)。

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勝吾さんと麻朝さん、様々なジャンルの舞台を経ての再共演は味わい深いものが

MC:客演ということで何かありますか?

田村:客演だから、少し自由な部分とかもらったりする場所もあるんで。
本番前には、前やったコレとアレにしてって言われるかもしれないですけど、稽古までは自由にさせてもらってるんで。今んところは・・って、もう本番前なんですけど(笑)、注意されるまでは、やり易くやってます。

MC:今、注意することはありますか?

大樹:えー、特にないですけどね。なんか役を降りずに3人が楽しんでる絵をお客さんが近くで観られるっていうのが、今回は一番の醍醐味だと思います。普段はあまり客席芝居ってしないんで。今回はそれを楽しみにしてくださいって言いたいです。

MC:お兄さんに対するダメ出しはないですか?

大樹:ナイですネ!!はい!大丈夫です!

瑞樹:へんな圧迫感がありますからね(笑)裏で”言うなよ”って。(笑)

MC:やり易いですか、お兄さんとは。今回は記念の作品ですけど。

大樹:制作発表でも言ってた通り、あまり口出ししないんだけど、”いざとなったらいるからな”という立ち居振る舞いでいてくれるので、やっぱ、心強かったですね。これから本番を迎えるにあたって、きっと、もっと踏ん張ってくれると思うので。

瑞樹:今、踏ん張ってないみたいな言い方するんじゃないよ(笑)

MC:記念の作品ということで、意気込みも新たにされていると思いますが。

瑞樹:そうですね。とにかく今回はすべて出そうと。踊りもありますし、踊りだけじゃなく、アクションも、笑もあります。今回なんと言っても、スタッフの皆さんが、非常にいいセット、いい明かり、いい音楽で、すごく世界観を盛り上げてくれていて、僕らも劇場に入って、実際場当たりした時に、ぐっと気持ちが上がる、そんなスタッフさんの力が見えて、これはもう絶対に、お客さんが来たら、色んな面で楽しめると思います。大樹が最初に目指していた”テーマパーク”そのもので。視覚効果とか、色んなモノで楽しめる作品となってると思います。役者も全力を出して楽しませますので、ぜひ観に来てもらいたいです!

MC:実際観てると本当に楽しいんですけど、皆さんが楽しんでるっていう感じがすごく伝わってきます。でも、結構バタバタしてませんか?(笑)

瑞樹:裏では結構バタバタはしてますよ(笑)。

田村:今回10回目の記念で大きな会場でWBBもやるっていう気迫がどんどん伝わってくるんで、どんどん、僕の中ではプレッシャーが・・・。なんでそんな回に呼ぶんねんと(笑)。普通の回でも全然良かったのに(笑)と思ったりしながら、でも、劇場入ったらセットも凄いし、こりゃ、やるしかどんどんなくなっていくなという感じでやってるんですけど、空気は本当にいいんで、楽しんでる感じはありますね。

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演劇「ハイキュー!!」国見英役でブレイクした有澤樟太郎さんも熱演

最後に田村亮さんがMCに成功のパワーを出して欲しいと促され、落ちこぼれ役なんでと一旦は断わったものの、”いい人役なんで”と言いながら、猫手を前に押し出し”ニャーポーズ”を決めてくれました。そして3人が成功を祈念して”ニャーポーズ”を披露してくれ、囲み取材は笑に包まれながら終了しました。

東京公演は5月22日まで。東京公演後、5月28~29日に新神戸オリエンタル劇場でも上演されます。

(c)WBB事務局/撮影:宮坂浩見

☆Information

WBB vol.10『懲悪バスターズ』
【東京公演】東京芸術劇場 プレイハウス
2016年5月19日(木)~22日(日)
【神戸公演】新神戸オリエンタル劇場
2016年5月28日(土)~29日(日)
作・演出 佐野大樹
振付 OH-SE(電撃チョモランマ隊)
CAST
佐野瑞樹 佐野大樹/
田村 亮(ロンドンブーツ1号2号)/
鈴木勝吾 OH-SE(電撃チョモランマ隊)五十嵐麻朝 有澤樟太郎 政岡泰志(動物電気)/
小野友広 平井浩基 磯村洋介 花塚廉太郎/
土屋佑壱(*pnish*) 原 金太郎
■アフタートーク出演者
【神戸】
5月28日(土)
13時◆有澤樟太郎 土屋佑壱 原 金太郎 佐野瑞樹 佐野大樹
17時◆田村 亮 鈴木勝吾 OH-SE 五十嵐麻朝 佐野瑞樹 佐野大樹
※5月29日(日)14時はアフタートークがございません
■チケット
各プレイガイドにて、当日引換券取扱中!
チケット料金:6,800円 (前売・当日共/全席指定・税込)
チケットに関するお問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (全日10:00~18:00)
公演に関するお問い合わせ:WBB事務局 info@w-b-bros.jp
企画・制作:WBB
《懲悪バスターズ公式サイト》
http://www.w-b-bros.jp

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