青木玄徳主演映画『闇金ドッグス3』公開直前SP①「脇役だった須藤が主演と聞きビックリ!」

  • 2016-5-14

青木玄徳さんが主演する映画『闇金ドッグス3』が、5月21日より新宿バルト9一週間限定他、全国公開!

 『闇金ドッグス2』で安藤忠臣(山田裕貴)の部下となった須藤

『闇金ドッグス2』で安藤忠臣(右)の部下となった須藤司が主人公に

■STORY
元ホストの須藤司(青木玄徳)は、ラストファイナンスの社長・安藤忠臣(山田裕貴)に雇われている。
女の扱いには絶大な自信を持つ須藤は、ウィーメンダイヤルという女性専用の金融システムを作り、男の武器を駆使しながら、次々に女の債務者を増やしている。
債務者の中には、アイドルの夢を諦めきれず路上ライブでひっそりと活動を続けるえりな(冨手麻妙)や、子供をプロダクションに所属させ、成功を収めるまで負債を続けながら生活をしているステージママの聖子(MEGUMI)がいた。
ある日、聖子の子供が大きなCMに出演が決まるも、ギャラが上がるどころか逆にレッスン料を事務所に請求されてしまう。プロダクションの社長・沢村(津田寛治)は、以前えりなを陥れた極悪人だという事が分かり……。

主役の須藤司を演じるのは、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン 青学vs氷帝の跡部景吾役で俳優デビュー。その後『仮面ライダー鎧武/ガイム』戦極凌馬役、『牙狼<GARO>~闇を照らす者~』楠神哀空吏役などで注目を集め、今秋上演の舞台・もののふシリーズ第二弾『瞑るおおかみ黒き鴨』に斎藤一役で主演する青木玄徳さん。
須藤役への想いや、共演者とのエピソード、撮影裏話など、2回に渡って語っていただきました。

そのPart①は――

『闇金ドッグス3』主演・須藤司役の青木玄徳(つねのり)さん

『闇金ドッグス3』主演・須藤司役の青木玄徳(つねのり)さん

【山田くんと打ち解けた感じが、須藤と忠臣の関係性にも反映されていると思います】

――5月21日公開の『闇金ドッグス3』では、なんと青木さんが演じる須藤司が主役! 失礼ながら、昨年公開された『闇金ドッグス』の1作目を観た時には「この回だけですぐ消えてしまうキャラクターだろうな」と思っていたので、まさか『2』『3』に登場するとはビックリです!

青木 僕もそう思っていたのでビックリしました!(笑)

――『闇金ドッグス2』『闇金ドッグス3』に続投が決まった時は、正直どんな気持ちだったのでしょう?

青木 『1』では借りたお金を返せなくて忠臣にボッコボコにされた須藤が、『2』『3』で果たしてストーリーにどう絡んでくるんだろうというのは興味がありました。このシリーズは山田裕貴くんが演じる安藤忠臣”ありき”の作品だと思っていたので、まさか『3』で須藤司が主役を張るなんて……でも観ていただいたら分かりますけど、須藤司に主役感はないと思うんですよね(笑)。観てどう思いました?

――『2』では『1』のハードな流れを残していましたけれど、『3』になったら須藤の”チャラい”キャラクターもあって急にポップで観やすくなったように感じました。

青木 確かに”裏(社会)”感は薄まって、女性にも観やすい雰囲気になったと思います。『1』のような暗くてどす黒い裏社会の話を期待していた人には、もしかしたら物足りなく感じるかもしれません。
ですが、それとは別に登場人物たちの人間のドラマとして、一人前の闇金業者として腹をくくる須藤の成長や、自分とは真逆なタイプの須藤と組むことで、今まで見せなかった表情をする忠臣の変化みたいなところを、楽しんでいただけたらと思います。

女性専用の金融システムを作り、男の武器を使って顧客を増やしていく

女性専用の金融システムを作り、男の武器を使って顧客を増やしていく

――元・ヤクザの組長だった忠臣は、須藤とのやり取りの中でだんだんと”柔らかい”雰囲気に変化してきていますね。
切れ者の忠臣を慕って……なのかは分かりませんが、押しかけ社員として仕事を手伝うようになった須藤と、お調子者で女たらしの須藤を「なんだ、こいつ?」的な感じに思いながらも、面白がって見守る忠臣というふたりの関係が、だんだん微笑ましく感じるようになりました。

青木 それが、このシリーズに引き続き須藤を登場させた意味だったりするのかなって思いますね。とにかく忠臣と須藤の二人ですごく”踏ん張った感”はあります! 一匹狼だった忠臣が「使えるかな」と思っていた程度だった須藤に次第に心を許すようになって、いい相棒になりつつあるんじゃないか? というところから『3』が始まるんですけれども、そこで須藤は調子にのって「ラストファイナンスをデカくする」とか言い始めるんですね。
でも目の付け所が浅いから、最後の最後で詰めが甘くて上手くいかずにひっくり返されちゃう。そこでしっかりケツを拭いてくれたのが忠臣だった。今までの須藤だったら、そこで「あ~、助かった」って終わらせていたと思うんですけど、最後に”筋”を通すために塩田のところに殴られに行く……それが須藤の人間として大きく変わったところだなって思います。

――今までだったら真っ先に逃げていたところに、自分から向かって行ったんですからね。

青木 そうなんですよ。”中途半端なイケメン面が担保”だったやつが、自ら殴られに行ったっていうのは、けっこうデカイ!

――商売道具の顔を血だらけにして笑顔の須藤には、ある種の清々しささえ感じました。

青木 ですよね! 僕、台本を読み終わった後に「あれ? なんか知らないけど、俺ちょっとジンワリ感動してるかも」って泣きそうになりましたもん(笑)。「俺、須藤キライじゃないな」って改めて思いました。須藤は観客100人が観たら100人全員を感動させたり旋風を巻き起こすようなヤツではないけれど、何人かには「なんか憎めないよね」「悪くねぇな」っていう気分を与えられるヤツだなと思うんですよね。

――現場では、山田裕貴さんとのコンビネーションはどうだったんですか?

青木 『1』の時は、あまりコミュニケーションをとる余裕もなくあっという間に出番が終わってしまったけど、今回は撮影前に稽古が2日ほどあったので、そこでいろいろ話すことが出来ました。
まだキチンとした台本になる前の準備稿を基に、エチュード(=即興劇)の時間を設けていただけたんですが、その時にそれぞれが演じる役について濃い話が出来たし、撮影現場でも空き時間には台本の読み合わせをしたり、いい感じで距離が近くなれた気がしました。その打ち解けた感が、映像の中で須藤と忠臣の関係性にもいい具合いに反映されていると思います。

客の元アイドル・えりな(冨手麻妙)、ステージママの聖子(MEGUMI)の相談にのる須藤は――

客の元アイドル・えりな(冨手麻妙)、ステージママの聖子(MEGUMI)の相談にのる須藤は――

~Part②に続く~

映画『闇金ドッグス3』は、5月21日より新宿バルト9一週間限定他、順次全国公開される予定です。

(c)2016「闇金ドッグス2&3」製作委員会

(取材・文/近藤明子)

☆Information

映画『闇金ドッグス3』
5月21日より新宿バルト9一週間限定公開他、順次公開
監督:土屋哲彦
脚本:池谷雅夫
出演: 青木玄徳
MEGUMI・冨手麻妙 松林慎司 内田滋 山崎直樹
山田裕貴
波岡一喜/津田寛治
《公式サイト》
http://yamikin-dogs.com/

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