オリジナル・キャラクターと独自の切り口で大ヒットを飛ばした舞台『曇天に笑う』がアンコールの声に応え、最強キャストで再演決定！
2014 年にTVアニメ放映された大人気コミック「曇天に笑う」を原作とする本舞台は、昨年2月の初演・全15回公演のチケットが即日完売し、1万人を超える動員を記録！
この度、熱いアンコールの声と原作の盛り上がりを受け、一部新キャストを迎えバージョンアップした作品として再演されることになりました。

時は明治――。
大津の街を脅かす”呪い大蛇(おろち)”の器となる人物は誰かという犯人探しのサスペンスを主軸に、琵琶湖湖畔にある曇(くもう)神社の三兄弟の愛情と絆、人間愛を描く、笑いと戦いと愛の物語。

今回の再演では長男・天火(てんか)役を玉城裕規さん、三男・宙太郎(ちゅうたろう)役を百瀬 朔さんが初演に引き続き演じ、次男・空丸(そらまる)役は舞台『弱虫ペダル』真波山岳役や舞台『ノラガミ』雪音役でも人気を博した植田圭輔さんが演じます。

ほかにも、安倍蒼世役の細貝 圭さん、風魔小太郎役の小澤亮太さんが初演に続き出演。
曇家の居候・金城白子に舞台『パラノイア★サーカス』コバヤシ少年役の松田 凌さん、青木弥二郎役に『黒子のバスケ』伊月 俊役の秋元龍太朗さん、右大臣直属の舞台”豺(やまいぬ)”の隊員・武田楽鳥役には今回が初舞台となる蒼山真人さんが初参戦！

人気と実力を兼ね備えた若手俳優陣が魅せる新たな”曇天ワールド”について、主演の玉城裕規さん、植田圭輔さん、百瀬 朔さんにじっくり語っていただきました！

Part③は――

【時間が経って改めて原作漫画を読んだら、気付いたことがたくさんありました】

――玉城さんと百瀬さんは、昨年の公演を振り返って、何が一番大変でしたか？

玉城　僕の場合は天火という男が完璧すぎるがゆえに苦労しましたね。時々垣間見える弱さや感情の揺らぎで、どこまで人間味を出せるかとか……。

――普段の玉城さんも、完璧な人ですか？

玉城　まぁ、そうかもしれないですね！　嘘です、ゴメンなさい、盛りました(苦笑)。

百瀬　いや、本当にそうだと思います！　稽古中も「シンドイ」とか言わないし、そんなそぶりも全く見せないし。僕はいつも近くで見てたから「多分、体力的にキツイところもいっぱいあるんだろうな」って伝わって来るものはありましたけど……でも全然顔に出さないんですよ。稽古も終盤になると、もう完璧な天兄(＝天火)にしか見えませんでした。

玉城　天火は完璧だし、強いし、自分とは似ているところが一切ない理想の人間像。だからこそ弱い部分が見えた時に、すごくうれしかったし、そのギャップが魅力なのだと思いましたね。

――なるほど。そして百瀬さんの大変だったことは？

百瀬　僕、漫画が原作の舞台に出演するのは前回の『曇天に笑う』が初めてで、宙太郎を演じるにあたっては、ただひたすらに”可愛く”演じることを考えていたんですね。でも今日の取材を前に、いろいろ思い出そうと昨夜『曇天に笑う』を全巻読んだんです。そうしたら新たに気づいたことがたくさんあったので、再演では可愛さを大事にしながらも、宙太郎のいろんな面を見せたいなって改めて思いました。

――その点、植田さんはある意味”2.5次元のベテラン”というか……。

植田　そんなことないですよ。

――普通のストレートの舞台と2.5次元舞台とでは、演じ方も変わって来るものですか？

植田　僕自身はあまり意識していないんですよね。役者である以上、与えられた役をどう生きるか、感情を表現するかが一番大事だと思うので、そこには2.5次元であろうとなかろうと差は感じてないです。とはいえ、2.5次元の舞台に出演していて思うのは、原作ファンの期待は大きいですし、原作への敬意も込めて最低限ビジュアルを近づける努力をするのは大事だなってこと。そのうえで、どこかに”自分らしさ”がなきゃ自分が演じる意味がないというのも常に考えています。

――最後に、上演を楽しみにしている皆様にメッセージをお願いします。

百瀬　再演ということで、また曇 宙太郎を演じる機会をいただき感謝しています。作品としてもさらにパワーアップしたものを観せられるようにキャスト＆スタッフ一同、力を合わせて頑張るので、その熱量を感じにぜひ劇場に来ていただきたいです。この作品の見どころは、やっぱり”兄弟愛”だと思うし、三兄弟の”つながり””仲の良さ”は稽古場での僕らの雰囲気がそのまま芝居にも出ると信じているので、本番前に天兄(＝天火)に焼き肉に連れて行ってもらいたいっス(と、宙太郎の口調で玉城さんをチラ見)。

玉城　そうだね。みんなで細貝 圭に連れて行ってもらおう(笑)。

――続いて植田さん。初参加らしくフレッシュなコメントを期待しています(笑)。

植田　初演を観て再演にも来られるという方には、三兄弟、豺(やまいぬ)、風魔……登場人物それぞれに過去と今や『曇天～』という混沌とした世界観、人々の生き様みたいなものがより深く描かれていると感じていただけるよう、そして植田圭輔、松田 凌、秋元龍太朗が吹かせる”新しい風”を感じていただきたいです。今回初めて『曇天に笑う』をご観劇いただくという方には、「これが舞台『曇天に笑う』だ！」としっかり提示できるよう頑張ります。非常に泥臭くて演劇っぽいものが出来上がるような気がします。好評だった前回をさらに超え、『曇天に笑う』という作品をより多くの人に知っていただくためにも、魂を込めて精一杯演じさせていただくので、楽しみにしていてください！

玉城　この作品はエンターテインメントの中に人の心の揺れ動きをしっかり描いているヒューマンドラマです。そういう部分にも注目して観ていただけたらなと思います。登場人物それぞれがすごく個性的で、舞台上で精一杯魂を削って生きています。確実に楽しませますので、観に来ないっていう選択肢はないです！　損はさせません！　そういう作品作りをしていますので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらなと思います。

～了～

舞台『曇天に笑う』、東京公演が5月27日から6月5日まで天王洲 銀河劇場にて、大阪公演が6月10日から6月11日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演されます。
また舞台「曇天に笑う」製作発表ご招待＆公演アフターイベントが決定！　詳細は下記Infomationよりご確認ください。

(c)唐々煙／マッグガーデン

(取材・文／近藤明子)

☆Information

舞台『曇天に笑う』
【東京公演】
日程:5月27日～6月5日
場所:天王洲 銀河劇場
【大阪公演】
日程:6月10日～6月11日
場所:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
原作:唐々煙(マッグガーデン刊)
脚本:高橋悠也
演出:菜月チョビ
《公式サイト》
http://www.vap.co.jp/dontenniwarau/theater/
《公式Twitter》
@donten_theater
■舞台「曇天に笑う」製作発表ご招待
「曇天に笑う」公演に先駆け、製作発表の開催が決定しました。
対象期間内に東京公演チケットをご購入いただいた方から、このイベントに最大250名様をご招待いたします。キャスト、スタッフの公演にかける意気込みや、本作の見どころにいち早く触れることのできるビッグチャンスです！この機会に是非ご応募ください！
日時:5月15日(日)14:00～15:00＜約1時間を予定＞
場所:都内・新橋、品川エリア予定　ご当選者様にのみご案内いたします。
登壇者:玉城裕規(曇天火)、植田圭輔(曇空丸)、百瀬 朔(曇宙太郎)、細貝 圭(安倍蒼世)、松田 凌(金城白子)
高橋悠也(脚本)、菜月チョビ(演出)

内容:製作発表記者会見、及び殺陣披露
※キャストは本番同様の衣裳着用になり、殺陣シーンの披露を予定しています。
※登壇者のフォトセッションでは、観覧の皆様にも撮影タイムがございます。ぜひ皆様のSNSで舞台「曇天」情報を拡散してください！
※観覧記念品として非売品缶バッジ(登壇キャストデザインからランダムにおひとつ)をプレゼント！
※登壇者及び内容は変更になる可能性がございます。予めご了承下さい。
▼イベント詳細や観覧ご応募方法はこちらをご確認ください
http://www.gingeki.jp/archives/2587
観覧申込期間:4月30日(土)14:00～5月10日(火)11:00
■公演アフターイベント決定！
お客様への感謝を込めまして、キャストによるアフターイベント＆非売品特製ステッカー全員プレゼントが決定しました！公演とともに、ぜひお楽しみください。
【5/30(月)13:30】
玉城裕規、植田圭輔、百瀬朔、細貝圭、松田凌によるアフタートーク
【6/1(水)13:30／18:30、6/2(木)18:30、6/3(金)13:30／18:30】
出演者一同によるプレゼント抽選会を交えたスペシャルカーテンコール。
日替わりのキャストから豪華プレゼントが当たるかも？
※イベントに登場するキャストは変更になる場合があります。予めご了承ください。
※該当回の公演チケットをお持ちのお客様は全員ご参加いただけます。
【特製ステッカー全員プレゼント】
入場時にご来場のお客様全員に配布いたします。回ごとのステッカーデザインはこちら！
5/30(月)13:30　原作描き下ろしイラスト
6/1(水)13:30百瀬朔／18:30植田圭輔
6/2(木)18:30松田凌
6/3(金)13:30細貝圭／18:30玉城裕規
▼アフターイベント＆非売品特製ステッカー全員プレゼント詳細はこちら
http://www.gingeki.jp/archives/1502

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