- 2016-5-1
オリジナル・キャラクターと独自の切り口で大ヒットを飛ばした舞台『曇天に笑う』がアンコールの声に応え、最強キャストで再演決定！
2014 年にTVアニメ放映された大人気コミック「曇天に笑う」を原作とする本舞台は、昨年2月の初演・全15回公演のチケットが即日完売し、1万人を超える動員を記録！
この度、熱いアンコールの声と原作の盛り上がりを受け、一部新キャストを迎えバージョンアップした作品として再演されることになりました。
時は明治――。
大津の街を脅かす”呪い大蛇(おろち)”の器となる人物は誰かという犯人探しのサスペンスを主軸に、琵琶湖湖畔にある曇(くもう)神社の三兄弟の愛情と絆、人間愛を描く、笑いと戦いと愛の物語。
今回の再演では長男・天火(てんか)役を玉城裕規さん、三男・宙太郎(ちゅうたろう)役を百瀬 朔さんが初演に引き続き演じ、次男・空丸(そらまる)役は舞台『弱虫ペダル』真波山岳役や舞台『ノラガミ』雪音役でも人気を博した植田圭輔さんが演じます。
ほかにも、安倍蒼世役の細貝 圭さん、風魔小太郎役の小澤亮太さんが初演に続き出演。
曇家の居候・金城白子に舞台『パラノイア★サーカス』コバヤシ少年役の松田 凌さん、青木弥二郎役に『黒子のバスケ』伊月 俊役の秋元龍太朗さん、右大臣直属の舞台”豺(やまいぬ)”の隊員・武田楽鳥役には今回が初舞台となる蒼山真人さんが初参戦！
人気と実力を兼ね備えた若手俳優陣が魅せる新たな”曇天ワールド”について、主演の玉城裕規さん、植田圭輔さん、百瀬 朔さんにじっくり語っていただきました！
(写真左より)曇宙太郎役の百瀬朔さん、曇天火役の玉城裕規さん、曇空丸役の植田圭輔さん
Part②は――
【比べられるのは覚悟の上。パワーアップしたと言われたいし、そうじゃないと意味がない】
――再演ですから、ストーリーなどのベーシックな部分は変わらないと思いますが、植田圭輔さん(曇 空丸役)や松田 凌さん(金城白子役)という新キャストが加わることで、何か期待していることはありますか？
玉城 期待は全部ですね！ 演出の菜月チョビさんも前回を踏まえたうえで演出を変えて来ると思うから、その変化がすごく楽しみです。ワクワクしています。
百瀬 空丸と金城白洲は、曇家の中で話を展開させる役周りなので、その2人が新しく変わるとなると、必然的に自分の芝居も新たな部分が引き出されるんじゃないかなって期待が膨らんでいます。なので作品として面白いものになるはずです！
植田 僕も単純に初演を追うようなことはしたくないし、きっと松田 凌くんもそうだと思うんです。「再演になってパワーアップした」って言われたいし、そう言わせなきゃ意味がない。まぁ僕も負けず嫌いなタイプではあるので、初演を観た方には「植田圭輔の空丸も”あり”だな」って思ってもらいたいですね。
――とはいえ、初演で空丸を演じた佐野 岳さんがものすごい運動神経の持ち主だったがゆえに、空丸はアクションの見せ場もけっこうあったように記憶しています。その点、不安はないですか？
植田 ハッキリ言ってしまうと、身体能力的には僕の方が全然ダメです！(キッパリ) でもデビューして約10年キャリアを積んできたからこその表現方法もありますし、佐野くんとは違うところでの戦い方、アプロ－チのやり方があると思っています。今まで自分のやってきたことを信じて演じたいですね！
――頼もしい次男坊が来たって感じですが、お二人から何かアドバイスはありますか？
玉城 全くないですね！
植田 え～！ ないの!?
玉城 ないよ(笑)。しいてアドバイスするなら……まぁ体力はあった方がいいかな？ 稽古場での演出家の(菜月)チョビさんの”熱”を受け止められる体力や人間力は必要かなと思います。
――チョビさんの演出は、そんなに熱いんですか？
玉城 スゴイですよ、あの人。見た目小さくてカワイイ女性なのに、中身は男。
(一同、爆笑！)
玉城 すごく熱い人だから、ちゃんうえも最初は「……おぉぅ！」って圧倒されると思うよ。見た目に騙されちゃいけない！
――今、いいアドバイスいただきましたね。「見た目に騙されちゃいけない」ですって。
植田 そうですね。それが一番欲しかったアドバイスかもしれない(笑)。
――百瀬さんから植田さんにアドバイスは？ 例えば舞台に筋トレはつきものですけど、『曇天に笑う』の稽古場ではどんなトレーニングメニューとか？
植田 あー、それ知りたい！
百瀬 まず腕立て50回から始まって、腹筋、全員でやるワークショップ的なものと、劇団鹿殺しさんがやっている”声出し”をやるんです。その後は全員で円になってチョビさんのお手本をマネして声を出すんですけど、それが毎回辛いんですけど、そういうやり方を丁寧に教えてもらえる機会ってあまりないから面白いです。
植田 チョビさん自らやるんだ。
――筋トレで一番最初にバテる人って……もしかして細貝 圭さん？
百瀬 え？ 何で分かるんですか？
(一同、爆笑)
――やっぱりそうか！ あの人は”笑いの神”に愛されているなと常々思っています(笑)。
百瀬 圭くんは、すごくいいところでコケたりするんですよ。そんなところが演じている安倍蒼世というカッコイイ役とは違っていて、みんなにいじられているけれど、いつもニコニコしていてすごく優しいんです。
植田 細貝さん、戦隊シリーズにも出演されているし、蜷川幸雄さん演出の舞台や、つかこうへいさんの作品とか、けっこうスゴイところでやっている人のはずなのに、なぜか”いじられキャラ”ですよね(苦笑)。実は、細貝さんには新人の頃にさんざんご飯を食べさせてもらって、お世話になっているんですよ。
百瀬 そうなんですか？
植田 当時、住んでいた所が近かったので一緒にランニングに行ったり、お金がない時にご飯を食べさせてくれたり……やっと共演することが出来て本当に嬉しいです！ 先日のビジュアル撮影で久しぶりに会って泣きそうになりました。「久しぶりに同じ舞台に立てる！」ってウルッと来ちゃいました。人間、苦しい時に助けてもらったりご飯を食べさせてもらった恩って、絶対に忘れないですよね(笑)！
――「食べさせてもらった恩は忘れない」って、なにその子犬キャラ！
(一同、笑)
～Part③に続く～
舞台『曇天に笑う』、東京公演が5月27日から6月5日まで天王洲 銀河劇場にて、大阪公演が6月10日から6月11日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演されます。
また舞台「曇天に笑う」製作発表ご招待＆公演アフターイベントが決定！ 詳細は下記Infomationよりご確認ください。
(c)唐々煙／マッグガーデン
(取材・文／近藤明子)
☆Information
舞台『曇天に笑う』
【東京公演】
日程:5月27日～6月5日
場所:天王洲 銀河劇場
【大阪公演】
日程:6月10日～6月11日
場所:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
原作:唐々煙(マッグガーデン刊)
脚本:高橋悠也
演出:菜月チョビ
《公式サイト》
http://www.vap.co.jp/dontenniwarau/theater/
《公式Twitter》
@donten_theater
■舞台「曇天に笑う」製作発表ご招待
「曇天に笑う」公演に先駆け、製作発表の開催が決定しました。
対象期間内に東京公演チケットをご購入いただいた方から、このイベントに最大250名様をご招待いたします。キャスト、スタッフの公演にかける意気込みや、本作の見どころにいち早く触れることのできるビッグチャンスです！この機会に是非ご応募ください！
日時:5月15日(日)14:00～15:00＜約1時間を予定＞
場所:都内・新橋、品川エリア予定 ご当選者様にのみご案内いたします。
登壇者:玉城裕規(曇天火)、植田圭輔(曇空丸)、百瀬 朔(曇宙太郎)、細貝 圭(安倍蒼世)、松田 凌(金城白子)
高橋悠也(脚本)、菜月チョビ(演出)
内容:製作発表記者会見、及び殺陣披露
※キャストは本番同様の衣裳着用になり、殺陣シーンの披露を予定しています。
※登壇者のフォトセッションでは、観覧の皆様にも撮影タイムがございます。ぜひ皆様のSNSで舞台「曇天」情報を拡散してください！
※観覧記念品として非売品缶バッジ(登壇キャストデザインからランダムにおひとつ)をプレゼント！
※登壇者及び内容は変更になる可能性がございます。予めご了承下さい。
▼イベント詳細や観覧ご応募方法はこちらをご確認ください
http://www.gingeki.jp/archives/2587
観覧申込期間:4月30日(土)14:00～5月10日(火)11:00
■公演アフターイベント決定！
お客様への感謝を込めまして、キャストによるアフターイベント＆非売品特製ステッカー全員プレゼントが決定しました！公演とともに、ぜひお楽しみください。
【5/30(月)13:30】
玉城裕規、植田圭輔、百瀬朔、細貝圭、松田凌によるアフタートーク
【6/1(水)13:30／18:30、6/2(木)18:30、6/3(金)13:30／18:30】
出演者一同によるプレゼント抽選会を交えたスペシャルカーテンコール。
日替わりのキャストから豪華プレゼントが当たるかも？
※イベントに登場するキャストは変更になる場合があります。予めご了承ください。
※該当回の公演チケットをお持ちのお客様は全員ご参加いただけます。
【特製ステッカー全員プレゼント】
入場時にご来場のお客様全員に配布いたします。回ごとのステッカーデザインはこちら！
5/30(月)13:30 原作描き下ろしイラスト
6/1(水)13:30百瀬朔／18:30植田圭輔
6/2(木)18:30松田凌
6/3(金)13:30細貝圭／18:30玉城裕規
▼アフターイベント＆非売品特製ステッカー全員プレゼント詳細はこちら
http://www.gingeki.jp/archives/1502
