2016-4-26

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“頂の景色”の東京公演が、4月25日より東京・渋谷のAiiA 2.5 Theater Tokyoにてスタートしました。

本作は、昨年11月に上演され、連日完売と好評を博したハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」の再演。初演でも好評を博したハイテクとアナログが高次元で融合した漫画×演劇×映像によるハイブリッドパフォーマンスでは、新たにライブカメラを導入するなど、演出面でパワーアップ。

公演初日直前に行われた囲み会見では、主演の須賀健太さん(日向翔陽役)をはじめ、木村達成さん(影山飛雄役)、小坂涼太郎さん(月島蛍役)、三浦海里さん(山口忠役)、塩田康平さん(田中龍之介役)、橋本祥平さん(西谷夕役)、川原一馬さん(縁下力役)、秋沢健太朗さん(澤村大地役)、猪野広樹さん(菅原孝支役)、冨森ジャスティンさん(東峰旭役)といった烏野高校バレーボール部メンバーが総登場。意気込みや見どころを語ってくれました。

(前列左より)三浦海里さん、木村達成さん、須賀健太さん、小坂涼太郎さん
(後列左より)猪野広樹さん、秋沢健太朗さん、冨森ジャスティンさん、橋本祥平さん、塩田康平さん、川原一馬さん

須賀　大阪で12公演やらせていただきましたが、毎公演たくさん感じることがあって、「ハイキュー!!」の世界を演じていて、僕たちの流れがしっかりあるので、気持ちを作ればあとは体が勝手に動いてくれるような魅力ある作品だと改めて感じています。東京公演ではさらに魅力を見つけて、キャラクターを掘り下げたいです。役者としての見どころは、演劇への挑戦だと思います。原作が持つ力はもちろん、三次元の僕たちが生で演じることが一番の魅力でありスタッフさんもそれに合わせて作ってくださっているので、そこに負けない熱量のお芝居を見て下さい。

木村　この再演は、初演よりもより深く、個々のドラマ性が深く表現されている舞台です。そういう部分をお客様にもっともっと感じてもらえたらと思います。注目ポイントは影山のダークなところで、王様と呼ばれたきたことの深さや、そこからどうやって烏野に馴染んでいくかというところを見て欲しいです。

小阪　今回、再演という形にはなりますが、全く新しいものを作っている気持ちで、楽しく演じさせていただいています。残りの公演も全力で楽しんで演じたいです。相方の山口との関係性はもちろん深めていこうという感じですが、それぞれ個々に対しての矢印を強くしようかと思っていて、特に田中先輩との関係性は是非注目してください。

三浦　前回の初演よりもチームワークが深まっているので、キャストを含め、スタッフさんや関係者の皆さんの一体感が生で感じていただけると思います。烏野のキャラクターはみんなバラバラで、統率が取れていないように見えますが、好きなものは一緒というところの熱量や一体感を見てください。

塩田　二次元の田中龍之介、そして烏野高校の日常や試合を三次元でリアルに体感してください。見どころは“月島との関係性”で、初演とは違った関係性をとことん深めて演じています。

橋本　大阪公演からいい形で東京公演へバトンをつなぐことができました。初日から全員でバレーボールと同じように、つないで楽しんでお芝居をしたいです。それと、フライングにも注目してください。体を張っています！

川原　縁下力というポジションが、演劇「ハイキュー!!」では、この作品のバランスをとるいうポジションなので、精一杯全うして、さらにパワーアップした演劇「ハイキュー!!」を見せられたらと思います。

秋沢　再演からの参加になります。このメンバーやスタッフさんも新作の気持ちで挑んでいる熱量の熱い舞台です。とても緊張していますが、これを本番で力強いエネルギーに変えて皆様にお届けできたらなと思います。

猪野　大阪公演でたくさんの力をもらったので、残りの公演をお客様に力を返せるように頑張っていきたいです。烏野のメンバーが全員集まって復活する流れに注目してください。

冨森　この作品は部活のような、みんなでディスカッションして作ってきて、原作の魅力もさることながら、この舞台も最新技術と役者の力と合わさって、とてもいいものになっていると思います。

会見には演出のウィーリー木下さんも参加し、「見どころの多いところが見どころ」と語りつつ、キャストの面々のコメントにツッコミを入れたりと、和気あいあいとした雰囲気。そんな中にも、全員から大作を作り上げてきた誇りと気概を感じました。