- 2016-4-3
映画『ドクムシ』の完成披露上映会が3月22日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、W主演の村井良大さん、武田梨奈さん、共演の秋山真太郎さん、朝倉加葉子監督が登壇しました。
八頭道尾氏のインターネット小説「コドク~蠱毒~」にオリジナル要素を加えた合田蛍冬氏のコミック「ドクムシ」が原作で、電子コミックが350万ダウンロードを記録し、2014年には大手電子書店で年間1位を獲得した漫画が完全実写化。
閉ざされた学校らしき建物に集められた男女7人が、生き残りをかけ、“蠱毒”と呼ばれるデスゲームを繰り広げるホラー映画。
「昨年の夏前に撮影してようやく皆様にお届けできるので、嬉しい気持ちと見た後に皆様がどういう感情を抱くか楽しみです」と語った村井さん。
「(演じたレイジは)その辺にいそうな大学生で、いろんな人間に気持ちを揺さぶられる弱いキャラクターです」と役柄を説明。撮影現場ではかなり過酷だったようで、「撮影中は太陽の光が入らない場所で、ホントに真っ暗ででした。昼と夜がわからなくなって、体調が崩しやすくなりますし、気持ちも落ちるんですが、こういうメリハリはちょっと面白いなと思いながら撮影しました」と、それでも撮影自体は楽しんだと、役者としての気概を感じさせてくれました。
また朝倉監督からは「いろんな方に話しかけたりと、すごい気を使ってくださって、現場のムードを良くしていただいて、村井さんにやっていただいて本当によかったと思えるような役をなってくれたので、私は幸せです」と最大級の賛辞を贈られていました。
自称“新聞記者”・ユキトシを演じる秋山さんは、閉じ込められ水しかないという設定につき、撮影中は役づくりのため武田さんが心配するほどの食事制限を実行。
「なるべく水分だけにして、倒れて迷惑をかけないようにチューブとかで補給しました」とストイックぶりを披露。村井さんも「自分で体調管理をきちんとやっていたので、素晴らしいなと思います」と絶賛していました。
舞台挨拶はホラー作品にもかかわらず終始なごやかに進み、キャストの皆さんの仲の良さが感じられました。フォトセッションでは、客席だけでなく、女優陣も笑いをこらえきれない場面も。
映画『ドクムシ』は、4月9日から新宿ピカデリーほかで2週間限定で特別公開。また「niconicoネットシネマ」でも、同日から上映されます。さらに4月9日と10日には、全国5都市の劇場で舞台挨拶が行われ、チケットが3月30日の18時より一斉に発売されます。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
映画『ドクムシ』
2016年4月9日~22日、新宿ピカデリー他2週間限定特別上映
&「niconicoネットシネマ」にて同時公開
《公式サイト》
http://dokumushi.jp/
©2016「ドクムシ」製作委員会
©合田蛍冬 八頭道尾/双葉社・E★エブリスタ