- 2016-3-27
1974年に放送され、そのビジュアルとワイルドなアクションからシリーズ最大の異色作とも呼ばれている仮面ライダーのシリーズ第4作「仮面ライダーアマゾン」の世界観を踏襲した完全新作『仮面ライダーアマゾンズ』の制作発表が3月18日、東京・水道橋のシアターGロッソにて行われ、藤田富さん、谷口賢志さん、武田玲奈さん、東亜優さん、白倉伸一郎プロデューサーが登壇しました。
今年、仮面ライダー生誕45周年を迎え、3月公開の映画「仮面ライダー1号」に続く新プロジェクトとなる今作は、野座間製薬の研究で生まれた実験体“アマゾン”の2人、水澤悠と鷹山仁が、アマゾンズベルトを装着して“仮面ライダーアマゾン”に変身。
仮面ライダーアマゾンオメガ/水澤悠役をを演じる藤田さんは、「水澤は引きこもりで親に管理されて生活してきたんですが、『何か違う』と心の中の野生が目覚めてます。そしてライダーになっても、『ライダーになった自分が何なのか』というのを不安に思いながら自分探しをしています」と自らの役どころを説明。
また「思い出の仮面ライダーは?」との問に「仮面ライダーアギト」を選び、「小学生の頃によく見ていて、先日も『劇場版仮面ライダーアギト PROJECT G4』を見て、「氷川誠として戦いなさい!」というセリフが響いていて、今回の役も水澤悠として戦いました」とコメント。
仮面ライダーアマゾンアルファ/鷹山仁役をを演じる谷口さんは、「撮影前の本読みの時に監督から『今回演じるキャラクターは、人殺しで、ヒモで、アル中です』と言われたんです。僕は即座に「こんなライダーはいないと思います」と言い返しましたが(笑)。その前に顔合わせ段階で『仮面ライダーだとは思わないで下さい。スタッフ全員が命がけで作っていきますので、俳優は自分の役を命がけで演じて下さい』とありがたい言葉をくださったので、人殺しで、ヒモで、アル中ですが命がけで演じています」とスタッフとのやりとりを披露。
谷口さんは1999年放送のスーパー戦隊シリーズ「救急戦隊ゴーゴーファイブ」が役者デビュー作で、この翌年に「仮面ライダークウガ」がスタートしたことに関連して、当時のエピソードを告白。
「僕たちが最終話を撮影している頃に、撮影所の空気が変わって、1人カッコいい男が現われたと思っていたら、セットが事故のように燃えて、ホントに火事だと思っていたら、クウガの撮影で。仮面ライダーがああいう撮影が出来るのに、僕たちはやらせてもらえなかったんだと悔しい思いをしました。僕たち毎日火を消しに行っていたのに、あんなに燃やしてくれたことがなくて、『ライダー復活なら、あんなに燃やすんですか!』って」と半ば文句を言いつつも、「でもライダーになれたのでありがとうございます!」と白倉プロデューサーに感謝していました。
今作は、Amazonの動画配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」で4月から配信されることもあって、Amazonを利用しているか聞いたところ、藤田さんがヘビーユーザーだったことが判明。「プライム会員で、Amazonプライム・ビデオも見ていて仮面ライダーシリーズもあってよく利用しています。日用品も生鮮食品以外は全てAmazonで購入するくらいの勢いで使っています。Amazonは本当にすごくて、夜頼んだら朝には届きますから! しかも宅配BOXに入れてくれるんです!」と藤田さんが熱弁をふるうと、「Amazonの宣伝で来たの?」と突っ込んでいた谷口さんも、藤田さんの熱烈プレゼンに押され「わかった。会員になるよ」と宣言。このやりとりには報道陣も大笑いでした。
『仮面ライダーアマゾンズ』では、藤田さん、谷口さん以外にも、「ウルトラマンネクサス」の俊藤光利さん、NHKEテレ「ビットワールド」の小林亮太さん、「特命戦隊ゴーバスターズ」の馬場良馬さんなどといったメンズキャストが出演します。
『仮面ライダーアマゾンズ』第1話は4月1日よりAmazonプライム・ビデオで配信開始。毎週1話更新で全13話予定されています。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
©2016「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 ©石森プロ・東映
☆Information
『仮面ライダーアマゾンズ』
4月1日よりAmazonプライム・ビデオで第1話配信開始
毎週1話更新(全13話予定)
《公式サイト》
http://www.superhero-year.com/amazons/